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レクサス HS|最優先ターゲットは前期型250hバージョンI【予算100万円ならコレが買い】
カテゴリー: 特選車
タグ: レクサス / セダン / クルマを選び始めた人向け / HS / 総額100万円で狙おう / 中野剛
2020/03/21
前期型と後期型でフロントマスクの見た目が大きく違う
レクサスブランド初のハイブリッド専用モデルとして2009年7月に登場したHS。
プラットフォームやボディの骨格、パワートレインなど多くのパーツをトヨタ SAIと共有するモデルだ。
しかし、グローバルモデルのプレミアムセダンらしく、各部の仕様や安全基準などは高いレベルに仕上げられている。
グレード体系は、標準的な仕様の250hから最上級グレードの250hバージョンLまで4タイプ。
いずれも、エンジンはアトキンソンサイクルを採用した2.4Lで、これにTHS-Ⅱのハイブリッドシステムが組み合わされる。
前期型の燃費は19.8km/L(JC08モード燃費)で、2013年1月以降の後期型では、JC08モード燃費で20.6km/Lを達成している。
なお、この後期型から、フロントマスクにレクサスのデザインアイコンであるスピンドルグリルが採用され、見た目が大きく変更されている。
予算100万円なら前期型がターゲット
直近3ヵ月の中古車市場の動きを見ると、流通量が減少傾向にあり400台を割り込んだ。
相場は多少の変動はあるものの、平均価格127万~140万円の範囲で推移している。
最安値帯は総額80万円前後まで下がってきており、予算100万円で狙える物件の充実度が上がってきた。
ただし、後期型の最安値帯は総額150万円前後の水準にとどまっているため、予算100万円のターゲットはおのずと前期型に絞られる。
また、予算100万円圏内には走行距離10万km超の物件が多く、低走行車にこだわりすぎると物件選びが難航する可能性が高いことは覚えておこう。
そんな中で、ターゲットとして注目なのが250hバージョンI。予算100万円圏内の選択肢では標準グレードの250hに次いで多い。
また、セミアニリン本革シートや本木目パネルなどを採用し上質な内装に仕上げたグレードで、新車時価格は標準グレードの250hより50万円以上高い450万円超だったこともあり、予算100万円で買えれば高い満足感が味わえるはず。
本革シートを採用した特別仕様車にも要注目
タイミングが良ければ走行距離5万km以下の物件がヒットするが、かなりのレアケース。
選択肢を確保するためにも、走行距離8万km程度まで条件を緩めておくと安心だ。
それでもなかなかの狭き門ゆえ、標準グレードの250hと両にらみでチェックすることをオススメしたい。
もし100万円+αの予算を組めるなら、2011年10月の一部改良によりサスペンションの仕様が変更され、操縦性や走行安定性が向上したモデルも視界に入れてみよう。
この改良と同タイミングに設定された特別仕様車のハーモニアスレザーインテリアは、本革シート採用でしかも激レアのため、ハイバリュー物件としても注目だ。
▼検索条件
レクサス HS(初代)×総額100万円以下×全国【関連リンク】
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