Car Sensor |
中古車トップ > 日刊カーセンサー > 旬ネタ > クルマ > 現代自動車が日本市場に復活
現代自動車が日本市場に復活
カテゴリー: クルマ
タグ: ヒョンデ / ニューモデルスクープ!
2021/05/31
ゼロエミッションブランドとして再登場か
2009年に国内販売から撤退した、韓国の現代が約13年ぶりに再び日本で乗用車を売り出すようだ。不足しているブランド力を補うため、ラインナップを環境対応車に絞り込んで事業を展開することが検討されている。
日本再上陸に際して現代は、EV(電気自動車)とFCV(燃料電池車)を投入する方向で検討している模様で、エンジン車はラインナップしない見通しであることがわかった。
FCVのネッソは2018年に海外で発売され、すでに国内でも試験的に使われている。163ps/395N・mの駆動用モーターと156.6L分の水素タンク(52.2L×3本)が搭載されている。
EV専用シャシーのSUVも投入
一方のEVは、2021年2月にワールドプレミアされたイオニック5が本命に据えられている。3mに及ぶ長いホイールベースが自慢のEV専用シャシーを使って開発されたCセグメント級のSUVモデルだ。
カジュアルな印象が漂う内装にワイドな液晶ディスプレイが配されて、ホンダeに似た雰囲気が醸し出されている。
脱ヒュンダイ
ここまでカタカナではなく、あえて漢字で「現代」と表記してきたのには理由がある。どのように発音するか日本法人で議論が続いていたからだ。
これまで日本では、アルファベット表記と同じ「ヒュンダイ」と発音されてきたがこの名称にネガティブな印象が残っているのも事実だ。
ならば本国と同じ「ヒョンデ」に発音を変えてイメージ一新を図るのも手ではないか?との案が浮上。検討を重ねた結果、ヒョンデと発音する方向に決まったようだ。
ここまで記してきた内容について事実確認も兼ねて現代自動車ジャパンに問い合わせたところ、「日本市場への投入など具体的に決まっていることはない」との回答が返ってきた。
ヒョンデの表記に関しては、本国の発音に近づける狙いで「グローバルで統一するわけではない」とのこと。グローバルメーカーとなった現代にとって日本市場も外せないはず。
その一端として公式ツイッターとウェブサイトで、日本のユーザーに向けてアピールを始めたのだろう。今後の展開も含めて目が離せない。
※2021年5月28日現在における予測記事です。発表を保証するものではありません
photo/現代自動車
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- キューブ、再来の予感? 日産イメージ映像に登場した「四角いボディのMPV」を考察!
- 日産 NV200バネット、2024年内に改良? アウトドアな「MYROOM」を追加、商品力向上か
- N-ONEベースのBEVは2025年に、翌年にはホットハッチが? ホンダの小型BEV戦略に迫る
- トヨタ、GRヤリスの弟分を画策中? 発表は2026年以降か
- 新型CX-5は2025年に登場しHEV化? 次期型はマツダ独自のハイブリッド機構を採用か
- 電気自動車(EV)オススメ30選|人気ランキング一覧からお安い車種、中古車価格も紹介【2024年】
- 新型レクサス ISは「LBX顔」に進化? 次期型として2025年にマイナーチェンジか
- 新型エルグランドは2025年登場? 新世代ユニットに刷新? 次期型を日産の中期経営計画から予想
- 新型パジェロの発表は2026年? トライトンをベースに開発? 三菱の経営計画にヒントか
- ランドクルーザーSe、開発は好調? 電気自動車のランクルをはじめ4つの派生車が同時開発中なトヨタのBEV戦略