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【名車への道】’99 マセラティ ギブリ
2023/09/13
これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!
自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
記憶に残る、独創的スタイルの美しいクーペ
——少し前は街の中古車屋さんに変わった車とか、面白い車が結構ありましたけど、最近は少ないですよね。松本さん、最近目に留まった車ってありましたか。
——ギブリって紹介しませんでしたっけ?
——コレツィオーネさんならすぐに車見せてもらえますしね。先に車のこと教えてくださいよ。
——もちろん。よく似てますよね? あ、ちょうど見やすいところに車止まってますね。ちょっと見せてもらいましょうか。
——あ、ビトゥルボの話でしたね。続きをどうぞ。
——ギブリってクーペだからって以上に、クアトロポルテみたいなサルーンよりも引き締まった印象がありますよね。
——そうか。現行モデルは4ドアですもんね。
——名前は聞いたことがあります! 詳しくは存じ上げませんが……。
——ほんと、変なところまで知ってますね……。ちなみにギブリⅡの型式はどうなんですか?
——確かに、この頃のモデルにはデリケートなイメージがありますね。
——確かにそうですね。
——最近はこういう美しいクーペが少ないですもんね。それだけでもかなり希少ですよ。
——一般的に言われるような美しさとは違いますよね?
——僕はデザイナーの意見の方がピンときますね(笑)。
——うーん。やっぱり、イタリア車のデザインは難しいですねぇ。
マセラティ ギブリ
ビトゥルボの後継モデルとして1992年に登場した、2代目となる2ドア4シータークーペ。スタイリングはマルチェロ・ガンディーニが手がけた。2.8L V6ツインターボには、4ATとゲトラグ製6速MT(前期はZF 製5速MT)が組み合わされている。
▼検索条件
マセラティ ギブリ(先代)× 全国※カーセンサーEDGE 2023年10月号(2023年8月25日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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