Car Sensor |
中古車トップ > 日刊カーセンサー > 旬ネタ > クルマ > 新型N-BOX JOXとスペーシアギアがついに登場? 混戦極める軽自動車×SUVバトル、2024年を大予想!
新型N-BOX JOXとスペーシアギアがついに登場? 混戦極める軽自動車×SUVバトル、2024年を大予想!
2024/01/24
開拓車に挑む、最後発の軽自動車SUV風モデル
ライバル車を寄せ付けないN-BOXに待望のSUV風モデルが加わる。これによって、国産車トップセラーの座は盤石なものになるだろう。
対するスペーシアには派生モデルのギアが復活し、フォーメーションを強化。2024年は戦いがますますヒートアップしそうだ。
2023年を振り返ると、軽自動車界のトップランナーであるホンダ N-BOXとダイハツ タントがファンクロス効果で息を吹き返すまで、第2位の座を死守していたスズキ スペーシアが一新された。
じつは、N-BOXとスペーシアの戦いは場外乱闘ならぬ延長戦を迎える。スペーシアはパイオニアであってタイトル保持者、N-BOXはそれに対するチャレンジャーと言えばわかりやすいかもしれない。
ズバリ、SUVテイストをもち合わせた派生車が両方に準備されている、ということだ。
スペーシアギア、新型登場で開拓車としての地位を守れるか?
このジャンル(SUVテイスト)を切り開いたのはスペーシアで、先代モデルが発表された1年後の2018年末に派生車としてギアが現れた。
外板パネルを標準車と共有しつつ、ヘッドランプやバンパーを変えることでSUVライクな雰囲気が作り出され、ポップなボディカラーとの相乗効果もあって注目を集めた。
現在、スペーシアギアは商品ラインナップに存在していないが、これは一般的な措置で、追加デビューをもくろんで開発されていることは公然の秘密だろう。
先代と同じくエクステリアに専用パーツが与えられ、内装には撥水シートや水拭き可能なラゲージスペースが採用され、アクティブな印象が醸し出されるはずだ。
また、検知機能が広がった新しい衝突被害軽減ブレーキ、ステアリングヒーターといった新装備も盛り込まれて商品力は向上する。
最後発SUV風モデル、新型N-BOX JOYが登場?
最後発で「大空間ワゴン×SUVテイスト」のジャンルに挑むのは、ホンダだ。途中チョップドルーフの派生車も販売されたが、2011年の初代デビュー以来、N-BOXは基本的に標準車とカスタムの2本立て展開で十分な競争力を誇ってきた。
だが、前述したようにスペーシアに加えてダイハツ タントにもSUV風モデルが設定され、三菱 eKクロススペースがデリカミニに進化したことも受けて、N-BOXにも同類の派生モデルが追加される。
「ベース車と派生車の差異は、スペーシアやタントの事例と同程度ではないか?」と予想される。すなわち外板パネルは共有されて樹脂パーツやボディカラー、シート表皮に専用品が用いられそう。
ちなみに、ネーミングの有力候補は「N-BOX JOY」とのこと。
新生スペーシアギアは2024年冬にデビューする可能性が高い。対するN-BOX JOYも早ければ2024年下半期に登場するだろう。アウトドア志向のユーザーに向けた軽自動車バトルは、混戦を極めそうだ。
※2024年1月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
写真/マガジンX編集部、スズキ、三菱自動車、ダイハツ
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 元スポーツカー乗りが発見した、スズキ ジムニーならではの楽しさ
- ランドクルーザー70の「新車がない!」「中古車は高い!」に絶望したあなたに贈る「代わりにコレどうですか?」5選
- 新型パジェロの発表は2026年? トライトンをベースに開発? 三菱の経営計画にヒントか
- 「ジムニーは燃費悪い」って本当? 実燃費検証から新型&旧型、シエラ、ライバル比較まで解説!
- ランドクルーザーSe、開発は好調? 電気自動車のランクルをはじめ4つの派生車が同時開発中なトヨタのBEV戦略
- スズキ フロンクス、国内導入なるか? インドで公開されたSUVを詳しく解説!
- 【試乗】新型 三菱トライトン|「今までの三菱車で最良」と言っても罰は当たるまい
- 新型N-BOX、SUVテイスト「N-BOX JOY」が投入され、カスタムは大型マイナーチェンジに?
- 新型トール/ルーミーの発表は2025年3月? 次期型はアルファード似のフロントマスクで、パワートレインやプラットフォームを刷新か
- 【試乗】新型 三菱 トライトン|乗り心地のよさは想像以上! ライフスタイルの幅を広げてくれるピックアップトラック!