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【マンガ】スバル BRZ(現行型)、トヨタ GR86(現行型)ってどんな車? 詳しく解説【人気車ゼミ】
2022/05/31
自動車テクノロジーライターの松本先生と、漫画家の田代先生が話題のモデルを深く分かりやすく掘り下げていく連載『人気車ゼミ』。今回紹介するのはトヨタ GR86とスバル BRZ(現行型)。
講師紹介
自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1987年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を5台乗り継ぎ、現在の愛車はエスクード。
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トヨタ GR86(現行型) × 全国重要ワード(マンガ内※)解説
ベース車両は同じだが、販売チャネルの違いなどにより外観その他を変えているモデルを兄弟車と呼ぶ。代表的なものはトヨタ ノアとヴォクシー、トヨタアルファードとヴェルファイアなど。ダイハツ トールとトヨタ ルーミーのようにメーカーを横断する兄弟車もある。
スバルの2.4L水平対向エンジンにトヨタのD-4S(筒内直接噴射・ポート噴射を状況に応じて最適に制御する技術)を組み合わせていて、高回転まで伸びやかに回るセッティングになっている。0→100㎞/h加速性能は従来型の7.4秒から6.3秒に向上した。
BRZはスバルのアイデンティティであるヘキサゴングリルを採用。ライト内のポジションランプはライト上部まで回り込むデザインに。一方、GR86はGRヤリスやC-HR GRスポーツなどと共通するGRブランド専用の「ファンクショナルマトリックスグリル」を採用。
AT車ならではの装備や機能も。例えば、スポーツモード中に車両がスポーツ走行をしていると判断すると、ドライバーの意思に応じて最適なシフト操作を自動で行う制御を搭載。また、ステレオカメラを使ったスバルの運転援システム「アイサイト」もAT車のみ標準装備。
プラットフォームは初代のものをベースに、インナーフレーム構造や構造接着剤の採用、高張力鋼版の拡大採用でボディを再構築している。
長距離の高速ツーリングを快適に行えるようセッティングされたモデルのこと。GR86やBRZのようなクーペモデルの他、セダンにもGT性能を高めたモデルが多い。日産 GT-Rやスバル レヴォーグGTのように、車名やグレード名にGTとつけられるケースも多い。
ショートストロークのMTは、シフトゲートやアーム形状の調整で、2速から3速など斜めにシフトチェンジする際の引っ掛かりを低減。クイックかつ滑らかにシフト操作できるようにしている。MT車はメーター表示をノーマルモードとトラックモードから選べる。
GR86のネーミングは、1983年5月に登場した4代目スプリンタートレノ/カローラレビンの型式であるAE86に由来する。AE86は非力ではあるが、FRならではの素直なハンドリングを楽しめるモデルとして大ヒット。今なおファンが多い。
※この記事は情報誌カーセンサー2022年6月号掲載の記事をWeb用に再編成したものです
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