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スピンドルグリル採用レクサス HSが総額100万円台後半!? 「初代後期型」なら十分狙えちゃうんです
2022/10/09
落ち着いた雰囲気が魅力のレクサスブランド初のハイブリッド専売車
日本を代表する高級車ブランドであるレクサス。その車両たちの多くはラグジュアリーでありながらスポーティさも兼ね備えたキャラクターとなっているのが特徴です。
しかし、中にはレクサスは欲しいけど、もう少し落ち着いた雰囲気のあるモデルがいいと考える人もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな人にオススメしたいのが、2009年に登場したレクサス初のハイブリッド専売車である「レクサス HS」です。
そんなレクサス HSですが、実は2013年1月にマイナーチェンジを実施し、一気に近代的なスピンドルグリルをもつ新世代のレクサス共通のデザインへ生まれ変わっています。
そのため、今でも全く古さを感じさせないルックスとなっているのですが、なんとこの後期HSも総額100万円台後半で狙える物件が多数となっているのです!
ミドルクラスセダンとはいえ高級ブランドのレクサス。新車時価格は410万~570万円と中々のお値段。つまり現在は新車の半額程度で狙えてしまうということです。
今回は、スピンドルグリルを採用した後期型レクサス HSのモデル概要を振り返りつつ、どんな物件が狙えるのかさっそく見ていきましょう。
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レクサス HS(初代・後期型)×全国モデル概要:そもそも初代レクサス HSの後期型ってどんな車?
車名のHSは「ハーモニアス・セダン」の略であり、ハーモニアスとは“調和のとれた”という意味をもっています。その車名のとおり、上質さだけではなく、人や地球との調和をコンセプトとして誕生したモデルとなっており、上質な内外装はもちろん、やや高めにとられたキャビンスペースや環境にも優しい燃費性能などを併せもったセダンである点が特徴と言えるでしょう。
先述のとおりマイナーチェンジで現代的なスピンドルグリルを採用したことで、前期型より古さを感じさせないルックスを手に入れたことが第一の特徴となります。加えて、車高を10mm下げることで低重心なスタイリングを実現しています。
搭載されるパワートレインは2.4Lの直列4気筒エンジンにトヨタ独自のハイブリッドシステムを組み合わせたもので、システム出力は190ps、燃費性能は当時のレクサス車の中で最良の23.0km/L(10・15モード)となっていました。加えて、後期型ではハイブリッドシステムの改良も施されています。
インテリアでは、内装色にエクリュ、ブラック&ガーネットなどを新採用しています。オーナメントパネルには、環境負荷を抑制する日本ならではの天然素材バンブーや、匠の手技によって創り出された縞杢(しまもく)を設定するなど、自然や人との調和を演出しながらも、さらに洗練されたデザインに変更されています。
吸・遮音材の追加や材質変更などにより、快適性の基礎となる静粛性を大幅に向上しています。さらに、スポット溶接打点の追加によりボディ剛性を強化するとともに、車体の前後にパフォーマンスダンパーを採用することで、操縦性・走行安定性を向上させたうえで、よりなめらかな乗り心地となりました。
加えて、ドライブモードセレクトに「SPORT MODE」を設定。従来型で実現した力強い加速性能に加え、電動パワーステアリングの特性変更により、機敏な走りを実現しています。
また、駆動方式も国内で販売されるレクサス車としては初のFF(前輪駆動)となっており、大きすぎないボディサイズでありながら余裕の室内空間を実現している点も魅力のひとつとなっています。
安全装備については今から10年以上前のデビューモデルでありながら、衝突被害軽減ブレーキやレーンキーピングアシスト、レーダークルーズコントロールなどをグレードごとに設定。また、エアバッグも前席のニーエアバッグや前後席カーテンシールドエアバッグを全グレードで標準装備するなど、充実したものとなっています。
それでは次項以降は100万円台後半でどんなものが狙えるのか詳しく見ていきましょう。
相場解説1:100万円台「後半」でベースグレードより上のバージョンIが狙える!
後期HSの新車時の価格は先述のとおり410万~570万円と、レクサスの中では買いやすい価格帯ではあったものの、決して安いとは言えないものとなっていました。それだけに、総額200万円以下で狙える物件なんてあまり期待できないとお思いではないでしょうか?
しかし、実際のところはベースグレードの「HS250h」だけでなく、装備充実の「バージョンI」の走行距離5万km未満・修復歴なしという物件でも十分に総額200万円以下で狙えてしまうのです。
さらに、中にはディーラー系中古車店で手厚い整備と保証が付いた状態で販売されている物件も存在しているため、購入後も安心して乗り続けることができる車両も十分射程圏内となっています。
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レクサス HS(初代・後期型)×総額150万円以上200万円未満×全国相場解説2:総額200万円超えだと最上級グレード&特別仕様車も狙える!
一方、もうちょっと予算をアップできるよ! という人であれば、どんなHSが狙えるのかというと、最上級グレードの「バージョンL」や、特別仕様車の「ハーモニアス レザーインテリア」系といった特別感のプラスされるものが多くなってきます。
また、走行距離も2万km台未満の物件も多くなり、低走行・高年式・上級グレードと、おおよその人が十分満足できる状態のよいものが十分狙うことができるようになりますが、ここまで条件が揃っていても支払総額は250万円前後とそこまでハネ上がるワケでもないので、より上質な物件を求めるのであれば、予算の増額を検討してみる価値はありそうです。
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レクサス HS(初代・後期型)×総額200万円以上×全国相場解説3:総額100万円台前半の物件は多走行なものも多く玄人向け
最も安い部類のHSとなると総額で120万円前後から存在していますが、このあたりの物件は走行距離が10万kmオーバーであったり、修復歴があったりと、ある程度車両の見極めができる人でないとオススメしにくい物件が中心となってきます。
ただ、総額150万円前後の物件の中にはディーラー系中古車店で販売されるものも存在しています。
これらの物件は恐らく下取り車として入庫したもので、仕入れコストがかかっていないため比較的安価で販売されているものと思われるので、こういった掘り出し物に出会うことができるのも中古車の醍醐味ですね。
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レクサス HS(初代・後期型)×総額150万円以下×全国今回は、レクサスのハイブリッドセダン、HSの後期型に焦点を当ててご紹介してみました。落ち着いた雰囲気をもつHSだけに、他のレクサスのセダンよりもヤンチャなカスタマイズのベースとされることも少ないようで、そこも買いやすい価格帯となっている要因のひとつと言えるかもしれません。
裏を返せば丁寧に扱われてきた物件が多いということも言えるので、たとえ走行距離が多めであってもしっかりとメンテナンスがなされてきた車両に巡り合うことができる可能性も高く、費用対効果の高いモデルということは間違いなさそうですね。
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レクサス HS(初代・後期型)×全国自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車のリーフを買ってしまう暴挙に出る。現在はリーフを手放し3代目インサイトをメインに、NA、NB2台のロードスターや初代パルサー、S660に17系クラウンなど雑多な車種を所有中。
この記事で紹介している物件
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