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ホンダ アクティバンに乗る達人はDIYを駆使して楽しく遊ぶ
2019/02/08
キャンプスタイルをSNSで発信して、一躍人気の的に!
「どこにでも行ける車」と聞いてまず思い浮かぶのが、路面状況を選ばない走破性だろう。
それは確かに重要だが、実はもっと大事なことがある。
それは車の大きさだ。
小さい方が込み入った場所にも入っていきやすく、荷物を満載しても総重量はほどほどで済む。
車は軽いほど経済的だから、より遠くへ遊びに行ける。
そのためアウトドア経験が豊富な達人のカーライフは、小さい車に行きつくことが多い。
宮崎さんのアクティバンは、その極みだ。
「商用だから荷物は隙間なく積めるし、燃費も最高。内装をはがしているので騒音はすごいですが、片道4時間くらいならなんとか乗っていられます」
内装をはがしたのは、保温性や防音性を高める断熱材を取り付けるため。
宮崎さんは総予算20万円で遊びグルマを作ることを目標にしているのだ。
「車は10万円で手に入ったので、残りの10万円は改造費です。インチアップしてスタッドレスタイヤに交換。フォグランプを装着し、前後バンパーの下をカットして黒のラッカースプレーで塗りました」
パーツはネットオークションで格安品を手に入れ、取り付けは自分でやる。内装業を仕事とする宮崎さんにとって、DIYはお手の物なのだろう。
「キャンプって、“普段と違う普段”なんです。子供の頃から一番好きな遊びだし、あらゆる制約から解放されて、誰にも文句をいわれないのがいいんですよね~」
1人で出かけても現地で知り合いと会えたり、興味をもってくれた人から話かけられることも多いという。
「キャンプを通じた横のつながりは多いです。最近はSNSで写真を発信することが多いのですが、趣味で始めた手作りテーブルも引き合いがたくさん来ていて、反響の大きさに自分でもびっくりしています」
車をできるだけ安く手に入れて、余ったお金は、自由を手に入れるためのカスタマイズに回す。
スポーツカー好きの間では昔から行われていることだが、外遊びでもまったく同じことがいえるのだ。
※本記事は、カーセンサー 2019年4月号(2019年2月20日発売予定)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
photo/見城 了
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