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- スポーティーになった「和の高級セダン」
トヨタ クラウン 「スポーティーになった「和の高級セダン」」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
スポーティーになった「和の高級セダン」
2021.2.23
- 年式
- 2018年6月〜モデル
- 総評
- 同クラスの欧州製セダンと比較した場合の具体的な優劣はさておき、「クラウンならではの世界観」と現代的な走行性能は確実に両立されています。クラウンの世界観がお好きであるならば「買い」でしょう。
- 満足している点
- あくまで快適・安楽な乗り心地でありながらも、全体的にはしっかりと引き締まった走行フィールを味わえます。「和製高級セダン」のひとつの理想形ではあるでしょう。
- 不満な点
- インテリアが豪華で快適なのはいいのですが、さまざまな機能が重複していて、無駄にごちゃついている点は少々いただけません。
- デザイン
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3
- 全長は長めな車だが、日本での使い勝手を考えて全幅を無理やり(?)1800mmに抑えたことで、妙に胴長に感じられるフォルムに。また内装も、各パーツの質感は高いが、全体の設計が整理されていないように思える。
- 走行性能
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4
- パワートレインは3.5L V6ハイブリッドと2.5L直4ハイブリッド、そして2L直4ガソリンターボの3種類。V6ハイブリッドは相当パワフルで、直4ハイブリッドは「静かに力強い」といった印象。2Lターボは8速ATと組み合わされ、軽快で活発なニュアンス。どれも悪くありません。
- 乗り心地
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4
- これまでのクラウンより格段にスポーティーな乗り味に変わってはいますが、ソフト傾向で快適な乗り心地であるのは変わらず。そのなかでも「RS」という文字が付くグレードは欧州車にある程度近い「やや硬めでタイトな乗り心地」となります。
- 積載性
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4
- トランクにはゴルフバッグ4つを収容でき、「積載性」というのとはちょっと違うかもしれませんが、後席の広さと快適性も大いに良好。さすがはクラウンだけあって、そのあたりに抜かりはありません。
- 燃費
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4
- 2.5Lハイブリッドはこのサイズとしてはなかなかの低燃費で、V6の3.5Lハイブリッドも燃費はまずまず良好。ただし2Lターボの燃費だけは正直今ひとつです。
- 価格
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4
- メルセデス・ベンツEクラスなどと類似するクラスの車ですが、2Lターボは509万9000〜575万9000で、2.5Lハイブリッドも489万9000〜597万9000。3.5Lハイブリッドはさすがに700台ですが、それにしても、クラウンのことがお好きであるなら「割安」といえます。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 中古車本体価格
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26.8 〜 879.0
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- 新車価格(税込)
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509.9 〜 575.9
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