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トヨタ 新型カムリを発売。燃費は33.4km/Lを達成、大胆デザインにも注目
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸 1
トヨタは7月10日、今年1月のデトロイトモーターショーで世界初披露したミッドサイズセダンの新型「カムリ」を日本で発売した。カムリは1982年の発売以来、世界各国での累計販売台数が1,800万台を超える最重要モデルの一つで、特に米国では15年連続で乗用車セグメントのベストセラーとなっている。価格は329万4000~419万5800(全てFF、ハイブリッド)、月販目標台数は2400台。
大胆に口を開けた迫力あるフロント
新プラットフォーム「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の導入に基づき「全ての部品をゼロから開発」したという新型カムリ。注目のデザインでは、独自のキーンルックを採り入れたスリムなアッパーグリルと、大胆に口を開けたロアグリルの対比で迫力ある表情を構成。サイドでは低めのベルトラインやコンパクトなウインドウ、ルーフ後端からリアへと流れるラインなどによりスポーティ感を付与したという。ボディサイズは全長4885(先代比+35)×全幅1840(同+15)×全高1445mm(同-25mm)と先代よりもワイド&ローなスタイルとなっている。
インテリアは曲線に囲まれたディスプレイを中心に、段差が少ないすっきりとした印象に。継ぎ目のない金属調加飾や、複数の色・素材をうまく調和させて上質な空間に仕上げた。
燃費は33.4km/Lを達成
高圧縮比やロングストローク化、新開発の直噴インジェクターなどによる高速燃焼技術の採用によって、最大熱効率41%を実現させた2.5L直4ガソリンエンジン(最高出力178ps/最大トルク221Nm)と、ハイブリッドシステム(THSII)を組み合わせることで33.4km/L(Xグレード、JC08モード)の低燃費を達成。またTNGA導入による重量バランスの最適化や安定性の向上により上質な乗り味を実現しているという。
トヨタ セーフティセンスPを全車に標準装備
ミリ波レーダーと単眼カメラを用いた歩行者検知機能付「プリクラッシュセーフティシステム」、ステアリング制御機能付「レーンディパーチャーアラート」、全車速追従機能付「レーダークルーズコントロール」などがパッケージとなったトヨタ セーフティセンスPを全車に標準装備。また、後退時の死角に左右から接近してくる車両を検知して自動でブレーキ制御を行う「リヤクロストラフィックアラート」や、「ブラインドスポットモニター」をオプションで設定した。
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