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- まさに新時代のライフパートナー
ダイハツ タントカスタム 「まさに新時代のライフパートナー」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
まさに新時代のライフパートナー
2022.6.20
- 年式
- 2019年7月〜モデル
- 総評
- 子育て世代や子離れ世代が日常で使っても満足度の高い1台ですが、普通車と福祉車両の間を埋めるような、軽福祉車両をラインアップしたこともトピック。乗降用グリップやオートステップなどを装着することで、要介護者が自身で乗り降りできるようになるなどの効果が実証されたというのが素晴らしいです。まさに、新時代のライフパートナーですね。
- 満足している点
- 運転席が最大54cm、助手席が38cmと大きくスライドする世界初の運転席ロングスライド機構を採用した「ミラクルウォークスルーパッケージ」が目玉。ミラクルオープンドアと合わせて、車内動線の自由度が増し、雨の日や小さな子供のお世話など、いろんなシーンで飛躍的に便利になっています。
- 不満な点
- オプションですが全車速追従機能付きACCがスーパーハイトワゴンとしては初めて搭載され、「次世代スマートアシスト」と「スマートアシストプラス」を合わせると全15機能と安全性能が充実したのは素晴らしいところ。ACCのステアリング制御がやや気忙しいので、もう少し精度が高くなるとさらにいいと思います。
- デザイン
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5
- クルマを超えた、幅広い世代のライフパートナーとなるべく誕生した4代目タント。カスタムはより上質感をアップするエアロパーツが特徴的です。台形に踏ん張るようなフロントマスクで、先代までの背高ノッポ感が少し弱まっているデザインだと思います。
- 走行性能
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5
- ダイハツの新時代のクルマづくり「DNGA」第一弾として、アンダーボディ、足まわり、ユニット等のプラットフォーム部分を一新。そのおかげでボディ強度などが向上し、イメージ通りの車両の動きが実現していると感じます。パワーも十分で、カーブでもぐにゃりとした沈み込みがなくなって、安心して運転できます。
- 乗り心地
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5
- サスペンションアレンジを最優先で設計したという新プラットフォームの恩恵は大きく、足まわり部品の配置や角度などもゼロから再構築したというだけあって、揺れや突き上げの少ない乗り心地に感心。14インチと15インチのタイヤサイズの違いに関わらず、どのグレードでも同じように感じられたのも素晴らしいところです。
- 積載性
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5
- 荷室の使いやすさはもちろんのこと、2007年登場の2代目から採用している、助手席側のピラーをスライドドア内蔵とした「ミラクルオープンドア」が継承されていることで、サイドからも大きな荷物の積み込みが容易にできるのがタントの強み。
- 燃費
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5
- WLTCモードで21.0km/Lの自然吸気エンジンと、20.0km/Lのターボエンジンの差が小さく、世界初となるスプリットギヤを用いた新技術による新CVT、D-CVTの採用でアクセルを踏みすぎなくてもスムーズに走れるようにすることで、自然とエコドライブができるところがいいですね。
- 価格
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4
- スタイルセレクションを選ぶと、サイドガーニッシュがメッキになったり内外装がグレードアップしますが、専用デザインの15インチアルミが装備されるのはRSのスタイルセレクションのみ。快適装備の充実度で選ぶなら、RSがイチオシだと思います。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
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174.9 〜 199.1
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- 中古車本体価格
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1.0 〜 275.0
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