CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/43cee3e388de52fa4d95197847b8ced388a7c348/
SHAREレクサスUXのベース車が生産終了!売れ線モデル「LBX」登場で価格破壊が進行中
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 218
レクサスの敷居が引き下げられた
レクサスのコンパクトSUV「UX」のガソリンモデル「UX200」が、2023年12月をもって生産終了となることがレクサスの公式サイトでアナウンスされた。エントリーSUVのガソリンモデルはなぜ姿を消すことになったのか? ラインアップ見直しの奥に見えるレクサスの戦略を探ってみたい。
<写真:レクサス UX200>
2018年にデビューしたUXは、レクサスのエントリーレベルを担うクロスオーバーSUV。現在のラインナップは…
・UX200|2.0L直4ガソリンエンジン
・UX250h|チューンの異なる2.0L直4ガソリンエンジン+モーターのHV
・UX300e|バッテリー電気自動車
…の3種類。このうち、生産終了が告知されたのはUX200のみで、HVとBEV版は継続生産されるようだ。
>>UXってどんなクルマ? 価格やスペックはこちら
>>UXのユーザーの評価はこちら
>>UXの専門家の評価はこちら
>>UXの中古車情報はこちら
では、なぜ今回、内燃機関車(ICE)だけが生産終了となるのか。その背景には先日ワールドプレミアされたレクサスの新たなコンパクトSUV「LBX」の存在があると考えられる。
既報のように「ヤリスクロス」をベースとしながら、プラットフォームを始めとする各部をレクサス専用にチューンナップしたLBXは、全長4190mm(4495mm)×全幅1825mm(1840mm)×全高1560mm(1540mm)と、括弧内に示したUXのディメンションより全高以外がコンパクトになっている。これは、UXのベースがBセグメントのヤリスクロスよりワンクラス上のCセグメントモデル「C-HR」であるためで、言うなればレクサスのエントリーレベルがさらに下方遷移することを意味する。
<写真:レクサス LBX>
>>Q2やUXよりも魅力的!? 「レクサスLBX」の予想価格と唯一の死角とは?
>>LBXってどんなクルマ? 価格やスペックはこちら
LBXのスタート価格は300台後半か
となると、当然メーカーとして気を配るのは価格設定だ。UXはUX200が400万3000から、UX250hが435万9000からという価格設定となっている。一方、LBXについてはまだ国内価格が発表されていないものの、先行予約が開始されているフランスでは3万4500ユーロ(約543)というスタート価格が発表済だ。
そして、現地でのUX250hの価格を調べると4万1990ユーロ(約661)からとなっており(フランスではUX200は販売されていない)、日本の方が約34%割安。これをLBXへ機械的にあてはめると、おおよそ360がスタート価格という予想が立つ。
このことから、見方を変えると現状のままではLBXの中級グレードとUX200は価格が被る。しかも、LBXはHVのみの設定なので、純ガソリン車のUX200は売れ行きの低迷が予測される。その前にラインアップの整理統合を図ろうという計画がUX200生産終了の背景にあるのではないだろうか。
>>UXのグレード情報はこちら
>>UX(ハイブリッド)のグレード情報はこちら
LBXは輸入ライバル車を圧倒しそう
なお、BEVのUX300eは別として、HVのUX250hが継続販売されるのは、価格の重複が少ないこともさることながら、UXが一般的なタワーパーキングの高さ制限(1550mm)に収まる日本市場にマッチしたSUVであるという点も見逃せない。ちなみに、LBXは海外仕様では1560mmだが、日本仕様では1550mmに抑えてくるだろう。そうなると、LBXの導入後はタワーパーキングに入庫できるレクサスSUVは2モデルになる。
こうしてレクサスのエントリーレベルSUVを深掘りすると、LBXの競争力の高さに改めて驚かされる。当面ライバルとして想定されるのは、プレミアムコンパクトSUVの「MINI クロスオーバー」や「アウディ Q2」などだろうが、スタート価格は前者がディーゼルICEで436、後者がガソリンICEで417となっている。よって、LBXがHVで300台半ばから後半に設定されるとなれば、販売台数で圧勝する可能性は高いだろう。
>>MINIクロスオーバーってどんなクルマ? 価格やスペックはこちら
>>Q2ってどんなクルマ? 価格やスペックはこちら
購入検討に当たって唯一の懸念は納車の長期化。これだけはどうしても避けられそうにないから、LBXを早く手に入れたい向きは今からディーラー詣でに勤しんだ方がいいかもしれない。
>>Q2やUXよりも魅力的!? 「レクサスLBX」の予想価格と唯一の死角とは?
>>LBXってどんなクルマ? 価格やスペックはこちら
-
- 中古車本体価格
-
219.9 〜 559.8
-
- 新車価格(税込)
-
400.3 〜 491.2
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.06.15
ホンダ 新型「N-VAN e:」用純正アクセサリー発売 EVならではのアイテム充実
-
ニューモデル
2024.06.15
アバルト「F595」「695」の国内販売終了 特設サイトにてキャンペーンがスタート
-
業界ニュース
2024.06.15
デミオ改め[新型マツダ2]登場もうすぐ!? そもそもどうしたら生き残れるのか!?
-
業界ニュース
2024.06.15
ニュル24時間クラス優勝したSTIのガレージにレース翌日に訪問! STI辰己監督の勇退セレモニーが行われました【みどり独乙通信】
-
ニューモデル
2024.06.14
日産ノートオーラに「AUTECH」新設定!海をモチーフにしたスポーティなエクステリア
-
ニューモデル
2024.06.14
DSオートモビル 「DS 9」“心に響く旅”誘う特別仕様車 ナッパレザーで品ある空間演出
-
スポーツ
2024.06.14
「問題点が多すぎる!」とフェラーリF1代表。散々だったカナダGPの週末を嘆く
-
業界ニュース
2024.06.14
フェラーリ製V8をお手頃価格で! マセラティ・グランスポーツ UK中古車ガイド お安いだけの「理由」アリ?
-
スポーツ
2024.06.14
“らしさ“が現れるのは外⾒だけじゃない!? 『今世紀最多』の立役者、LMDhを臓物から探る
-
スポーツ
2024.06.14
「もう勝てないと思ってた」苦しみ続け、ついにSF初優勝を成し遂げた牧野任祐。第3戦SUGOこそ正念場
-
スポーツ
2024.06.14
ノリスの2位確保に貢献したピアストリ。フェルスタッペンを追うよりも、ラッセルとの戦いを優先/F1カナダGP
-
スポーツ
2024.06.14
ガスリー、ドライタイヤへの交換は1周早かったと認めるも「カートに乗っていたような気分で楽しかった」/F1カナダGP
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.6.14
コスパ王「ホンダ WR-V」の想像以上のスッピン感とその理由。最安Xグレードは誰におススメ?
-
コラム
2024.6.14
【408から】新型「ミニ クーパー 5ドア」発売 新デザイン&最新装備でまた人気となるか?
-
コラム
2024.6.13
【どうした日産!?】ノートオーラがデザイン一新。ギラギラ顔にモノグラム柄シートで大胆イメチェン
-
コラム
2024.6.13
【お値段据え置き】日産の軽「デイズ」と「ルークス」が一部改良。目立ち度抜群の新色も
-
コラム
2024.6.13
BMW 「1シリーズ」が第4世代に進化。スイッチ減らした未来感あふれるコックピットが斬新
-
コラム
2024.6.12
12チリンドリ日本初公開。伝統オマージュのレトロデザインにハイテク融合でV12 NAモデルの集大成に
-
コラム
2024.6.12
【決勝直前】トヨタ雪辱なるか!? ル・マン24時間レース、これだけは押さえておきたい見どころまとめ
-
コラム
2024.6.11
GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
-
コラム
2024.6.11
【267】売れてるミドルサイズミニバン「ノア」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!