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- ハイトワゴンならではの使い勝手のよさ
ダイハツ ムーヴ 「ハイトワゴンならではの使い勝手のよさ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
ハイトワゴンならではの使い勝手のよさ
2023.6.23
- 年式
- 2014年12月〜モデル
- 総評
- 背の高さを生かして広い室内空間を稼ぎ出すハイトワゴンの定番モデル。6代目となる現行モデルは2014年にフルモデルチェンジが行われており、すでに8年以上が経過している。さすがに新鮮味は失われつつあるが、パッケージングのよさでは最新モデルに引けをとらない。残念なのはモデル末期でアダプティブクルーズコントロールやステアリング支援などの先進運転支援装備が物足りないこと。実用性やコストパフォーマンスの高さを求めるのであれば悪い選択肢ではない。
- 満足している点
- 大人4人乗車でも狭さを感じさせない広い室内スペースが嬉しい。前後のドアは90度近くまで開くので、かさばる荷物の積載もしやすい。後席は左右別々でのスライド&リクライニングが可能で、ゆったりとくつろいだり、荷物の量に応じて前方に寄せたりと多彩な使い方ができる。
- 不満な点
- すでにモデル末期であり、最新モデルのような華やかさが感じられないこと。先進運転支援システムが装備されないことも気になるところだ。
- デザイン
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3
- シリーズはカジュアルなデザインの標準仕様とスポーティかつ上質な雰囲気で仕立てられているカスタムシリーズを設定。注目したいのはカスタムシリーズで、モデル末期にもかかわらずさほど古さを感じさせないこと。黒基調のシックなインテリアも尖ったカスタムシリーズにふさわしいもの。
- 走行性能
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3
- ターボエンジンを搭載するカスタムRSはコンパクトクラス並みの扱いやすさが得られ、回せばパワフルな走りが印象的。15インチタイヤ+スポーティサスペンションを採用する足まわりは、コーナーの続く山道でも安定感のある走りが確かめられる。
- 乗り心地
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3
- 標準仕様は街中での快適性を考慮したセッティングを受けているが、しっかりとした乗り味も確かめられる。カスタムターボRSは15インチの55タイヤとスポーティサスペンションを標準装備し、硬質で引き締まった乗り味だ。
- 積載性
-
3
- 先代まで設定されていた横開き式のテールゲートは狭い場所でも荷物の出し入れがしやすかったが、6代目は縦開き式に改められている。ラゲッジルームは後席左右のシートを前方にスライドさせることで奥行きを増やすことが可能。シートバックを折りたたむことで、かさばる荷物の積載が可能だ。
- 燃費
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4
- ターボエンジン搭載モデルでWLTCモード19.5km/L、NA(自然吸気)は20.7km/L。いずれも2WDのスペックとなるが、最新のムーヴキャンバスはターボ22.4km/L、NAで22.9km/Lとさらに良好な数値となっている。最大のライバルとなるワゴンRもムーヴを上まわる経済性を持ち合わせており、燃費性能ではライバルに差を付けられてしまった。
- 価格
-
4
- 売れ筋のXリミテッドⅡSAⅢ(特別仕様車)は127.6、カスタムX VS SAⅢ(特別仕様車)は141.9とリーズナブル。ホットなカスタムRS ハイパーリミテッドSAⅢ(特別仕様車)でも165.55だ。コストパフォーマンスの高さにおいては、タントをはじめとするスーパーハイトワゴンよりも買い得感はある。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 中古車本体価格
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0.1 〜 186.0
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- 新車価格(税込)
-
113.5 〜 150.2
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