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いすゞ ピアッツァ 「デザインの優れた車の代表格」のユーザーレビュー
まるたんやんまさん
いすゞ ピアッツァ
グレード:イルムシャー(AT_2.0) 1984年式
乗車形式:過去所有
- 評価
-
3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 燃費
- 2
- デザイン
- 5
- 積載性
- 3
- 価格
- 1
デザインの優れた車の代表格
2017.1.4
- 総評
- デザインは現在でも十分通用する美しいものです。
そのかわり当時の最先端技術を無理矢理押し込んだ感があり、そのための修理や整備が必ず必要な車なので、ある程度の整備力量がある人向けです。
きちんと整備されたピアッツァを走らせる事はその美しさも相まって、「至福の時」になると思います。ピアッツァに興味のある人は、時間がかかると思いますが、良い状態の個体を探して下さい。 - 満足している点
- この車のオーナーはデザインに惚れて購入した方が多いと思います。私もその一人です。ジウジアーロのオリジナルデザインをほぼ忠実に市販化した開発陣はすごいと思います。
サテライトスイッチは慣れると馴染みます。
イルムシャー仕様は、オリジナルデザインから離れて行く方向なので、好き嫌いが分かれますが、ヒトデホイールやエアロの使い方は私自身は大好きです。
レカロシートやモモステの4本スポークが標準装備だったこともいすゞのセンスの良さに感心します。 - 不満な点
- エンジンは「ディーゼルエンジン?」と質問されるほどうるさいです。
ゴム部品の劣化でリアクォーターガラスから水漏れすることがあり、自分で交換は必至です。
ヘッドライトは暗い(ネロ最終型のミニクアッドはさらに暗い)ので、リレー増設で4灯とも点灯化+HIDかLEDした方がいいです。
- デザイン
-
5
- 走行中よりも、停まっている姿がなぜか美しい。
斜め後ろ、斜め前から見た時の造形ラインはさすがジウジアーロ!思わず眺めてしまいます。
運転席に座った瞬間になじんでくるサテライトスイッチのポジションが素晴らしい。内装全体の質感やリクライニングできる後部座席など現代の車より凝っています。
また、乗るとわかりますが後方視界が非常に良く、車庫入れも簡単。 - 走行性能
-
3
- 2000ccのインタークーラーターボなので、当時としては加速性能は速い部類だと思いますが、よく言われるように、リアが3リンクリジットなので、荒れた路面での後ろ側のばたつき加減は閉口します。
ゆったりとクルージングを楽しむなら現代の小型車より風切り音も少なく、着座ポイントも低いので、サテライトスイッチを操作しながらの運転は楽しいと思います。 - 乗り心地
-
3
- 固いといわれるイルムシャーのサスですが、へたりも早いので、本来の走行性能は私もよくわからず仕舞です。レカロシートのL?が標準装備だったので、固いサス+固めの座面のレカロシートは好き嫌いが分かれますが、私は長距離ドライブでも腰痛防止に重宝しました。
- 積載性
-
3
- リアシートを倒せば長いものはかなり積めますが、底はあまり深くないので、ワゴンのような使い方は期待しないでください。
- 燃費
-
2
- 普通に走るなら市街地で9~11km/Lくらいでした。ハンドリングバイロータスより、少々燃費はいいです。
- 価格
-
1
- 長い間車庫保管された程度の良い個体は、なかなか出てきませんが、出れば狙い目です。専門店ではびっくりするような価格がつくようです。
- 故障経験
- ピアッツァの泣き所は電装系といわれますが、当時の基盤の材質に難があり、基盤のプリントされた銅線部分と半田の剥離が原因でトラブルが起きます。エンジンコンピュータや室内温度調整コントローラーのトラブルが良く報告されますが、いったん取り出して半田付けをやり直せば復活します。
サテライトスイッチの内部も接触不良を起こすこともあり、こうなると分解は大変です。予備を確保して、整備書を見ながら修理をするのが好きな人ならいいのですが・・・・。
エンジンルームもかなり熱がこもるので、オーバーヒート対策が必要です。ボンネット裏のスポンジは伊達ではありません。
いきなりサーモスタットが閉じた事があります。いったんサーモを取り出すだけでも整備性は悪く、大変です。エアーレギュレーターも早めに劣化します。これも交換はサージタンクの下なので厳しいです。
ステアリングラックマウントの樹脂パーツが寿命が短く、経年劣化でぼろぼろになります。対策として早めにチェックして交換した方がいいです。
配線の関係で左側のパワーウインドウも弱いです。いきなり棚落ちすることがあります。
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