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マツダ MAZDA3 ファストバック 「日本車史上で最も美しいHB」のユーザーレビュー
国立自動車総研さん
マツダ MAZDA3 ファストバック
グレード:-
乗車形式:その他
- 評価
-
3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 燃費
- 3
- デザイン
- 5
- 積載性
- 4
- 価格
- 3
日本車史上で最も美しいHB
2023.7.30
- 総評
- 所有車MAZDA2の代車でのレンタルです
一度乗ってみたいと思っていたので渡りに船でしたが
実際自らハンドル握ってみたら…
これがGood & Badが見事なまで共存し過ぎていた(笑)
要はBadな部分に
どれだけ目を瞑れるか?
↑に尽きる個性的なクルマだと感じました
ダメダメな部分も含めて愛すべき1台ならば
それはそれでOKなMAZDAらしいクルマ
いい意味での解釈というか褒め言葉として要約すると
変態による変態のためにある
マイノリティなスペシャルHB
正直乗り手を選ぶクルマだと改めて感じました
スキな人にはど真ん中ストレートだけど
チョットでもダメダメを感じてしまうと後悔してしまう両極端
評価真っ二つなクルマですが
当社的には結構ツボな1台です
↑なのでおすすめ度は★★★☆☆の3つにしておきます(笑)
惚れ込んだらトコトンだという感じです - 満足している点
- ※エクステリアの美しい造形
※下級グレードでも上質感あるインテリア
※ハンドリング
※左右独立コントロールエアコン - 不満な点
- ※わかっちゃいるけど後方視界
※意外と伸びない燃費
※賛否わかれるサスセッティング
※マツコネの操作性が悪すぎる上に難解
- デザイン
-
5
- 文句なしに大絶賛は↓のエクステリア
これだけで所有したくなりますからね
特にリヤハッチ上部だけ車体色と異なる素材で
黒一色に統一してルーフスポイラーチックに
見せるという小技はニクイですね
MAZDAらしいといえばわかりやすいんですが
いい意味でラテンっぽいつーかイタ車的テイストも◎
ただしこのスタイルとトレードオフになるのが
太すぎるCピラーと開口部の小さいリヤウインドで
後方視界が現代のクルマであまりにも悪すぎる件(笑)
納得していれば全然許せるモノなんですけどね
それと…
当社的には↑のブラックアウト化されたシグネチャーウィング
これが秀逸つーか一番イイという感じで
このDNAを2021年モデルまでのMAZDA2にどう移植するか?
ますます悩ませてくれました(笑)
インテリアに関してはこれまたMAZDAらしさ炸裂
MAZDA2同様に上質感の演出という点では
三河や横浜のメーカーより上手い感じで
ワンクラス上の安定感ですかね
ただ…そろそろブラッシュアップが必要かな?
時期的にはそんな気がします
まあイマドキにタッチパネルではない上に
コマンド呼出が複雑なマツコネの操作性
手探りが難しいスイッチ類も含めて
そろそろ再考慮が必要な時期だということです - 走行性能
-
4
- P5-VPS型1.5Lガソリンエンジン搭載車ですが…
4,460x1,795x1,440(㎜)の3ナンバーボディ
そして1.3tを超える車重には少々役不足
平坦路ではそれなりの加速をしてくれますが
高速や登坂ではやっぱり1.5Lだなあ
力不足を補うためなのかATのセッティングも
それなりに引っ張るスケジュールです
やはりこのクルマを優雅かつスポーティに
走らせるには2Lガソリンもしくは怒涛の中低速トルクがウリ
MAZDAお家芸のクリーンディーゼルを
セレクトする方がいいと思います
ただ…
このP5-VPS型ですが冷間始動時がイイんです
結構勇ましい音を奏でてくれますよ(笑) - 乗り心地
-
3
- MAZDAらしい硬めのサスペンションチューン
欧州を見据えたセッティングは当社も好きです
だけど…
フラットかつハイペースで走れる高速では
ベストセッティングだと思いますが
中低速でギャップを超えた時に伝えてくる衝撃が
チョイとばかりキツメというか角が尖った感じで
これが嫌だと異口同音に数人から言われました
その一端を担っているのが↓かと予想
215/45-18 TOYO製OEMタイヤ
純正18インチアルミホイール
バネ下重量が重すぎるというのを感じます
ルックスからいえば18インチ最強だとは思いますが
これが16インチ55扁平に落とすだけで結構改善されるかと?
一方でハンドリングはGVCの恩恵もあるのでしょう
ひとクラス上の安定感
元はファミリアに辿り着くB系プラットフォームですが
よくぞここまで熟成させたという感じです - 積載性
-
4
- ラゲッジスペースは↓なモノ
このクラスとしては可もなく不可もなくかと?
キャビンも通常は2人までエマージェンシーで4シーター
↑考えると必要最低限のキャパは確保されてます
常時4人乗車とか積載量が…というならば
そもそもMAZDA3は選択肢に入らない
ミニバンとかをセレクトするのでしょうから
今や絶滅危惧種になりつつある普通のクルマで
SUVもミニバンもチョットというユーザーならこれで充分だと思います - 燃費
-
3
- 関東地方をはじめ40℃クラスの酷暑日が連続
↑な日に連続して使用していることもあって
多分最悪に近い状態であることが前提ですが
それでも普段使いで11 - 12㎞/Lです
なにしろ始動してから日中はエアコン最強でないと
どうにもならないような環境ですから
本来よりも10 - 20%程悪いとは考えられます - 価格
-
3
- 買ったつーか自分で所有したわけではないのですが…
チョット調べてみると…
MAZDA2 SPORT+新車とMAZDA3 3年目初回車検終了で
XD L Packageの比較的走行が少なく評価点高なタマで
ほぼ同額というか似たようなプライスになる感じ
新車だとMAZDA2が300万前後 MAZDA3が400万弱
この差をスペシャリティ感とかアッパークラスの充実と
考えると充分に納得できるレベルだと思いますた - 故障経験
- 故障というわけではないのですが…
連日の猛暑日にクルマも音を上げましたw
炎天下での始動直後で外気温計は42℃
暑さで一時的な熱暴走でも起こしたんでしょう
リアル暴走じゃなくてよかったと思うしモノの5分で復帰ですが
一瞬でもキモを冷やしました
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