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- デザインも使い勝手も個性的
マツダ MX-30 「デザインも使い勝手も個性的」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
デザインも使い勝手も個性的
2021.10.29
- 年式
- 2020年10月〜モデル
- 総評
- コンパクトSUVの中で最も特徴的で個性のあるモデルとして、ハマる人にはハマりますがその幅がピンポイント。後席は荷物置き場程度に考え、前席メインで2ドアクーペのように使う人にはぴったりです。
- 満足している点
- マツダが創業時にコルクの製造をしていたことから、100周年記念モデルであるMX-30のインテリアにコルクが使われ、それが他のモデルにはないアクセントとなっています。モダンで洗練されたインテリアが魅力的。
- 不満な点
- ウリの1つでもある観音開きのフリースタイルドアは、確かに後席のドア開口部が大きいのですが、ルーフが低いので長身の人は頭をぶつけやすく、前席を少し前の位置にしないと後席足元が狭いのも気になるところです。
- デザイン
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4
- 魂動デザインを新たな解釈で表現したというデザインは好き嫌いが大きく分かれますが、従来よりフレンドリーさが増して「嫌味がない」と肯定的な意見も。コルクやエコレザーによるインテリアはモダンで上質です。
- 走行性能
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4
- ハイブリッドとEVがあり、日本市場ではハイブリッドがメイン。ガソリンエンジンに近いリニアで小気味よく吹け上がる走行フィールが特徴。サウンドが大きめに入ってくるので静粛性を期待する人には不向き。
- 乗り心地
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4
- ハイブリッドの乗り心地は前席メインで後席は他のコンパクトSUVに勝るわけではないですが、EVは後席までしっとり上質な乗り心地。重厚な落ち着きがあって、車格までアップしたような違いがあります。
- 積載性
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4
- 開口部がほぼスクエアなので荷物の出し入れがしやすく、容量も400Lとしっかりあります。後席は6:4分割で前倒しできるタイプですが、クッションが厚いのでやや傾斜ができます。サブトランクは小物程度の容量です。
- 燃費
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3
- ハイブリッドと聞くと低燃費を期待しますが、24VのマイルドハイブリッドなのでWLTCモードは15.6km/L。実用燃費はもう少し低い数値になります。e:HEVなど最新ハイブリッドと比べるとガソリンモデルに近い感覚です。
- 価格
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5
- ボディサイズがほぼ同じCX-30の2.0Lガソリンモデルとほぼ同価格帯。フリースタイルドアやサステナブルな素材を使ったインテリアなど、個性的なモデルが欲しい人にはむしろ安く感じるモデルではないでしょうか。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
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264.0 〜 299.8
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- 中古車本体価格
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167.7 〜 273.0
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