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- 美しく実用的な4ドアクーペ
メルセデス・ベンツ CLSクラス (クーペ) 「美しく実用的な4ドアクーペ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
美しく実用的な4ドアクーペ
2021.10.29
- 年式
- 2018年6月〜モデル
- 総評
- デザインが好みならば、全てにおいて高い満足度が得られる1台だと思います。先代までのモデルより後席の居住性や乗降性も向上している印象で、ファミリーでも十分に活用できるラグジュアリーセダンです。
- 満足している点
- AMGに標準装備で、450にオプション設定されているリラクゼーション機能は、座面と背もたれに内蔵されたマッサージボールが体のツボを心地よく刺激してほぐしてくれます。シートヒーターと連動したホットリラクゼーション機能もあり。
- 不満な点
- グローブボックスの中に標準装備されている、パフュームアトマイザーは室内に香りを拡散させることができますが、香りの系統が欧州人好みな印象。自然なアロマ系の香りが好きな人は、ちょっと苦手かもしれません。
- デザイン
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5
- 以前よりリヤフェンダーの膨らみなどが控えめになり、抑揚を強調するようなボディラインからスッキリとしつつ豊かな面が続く上質感とエレガントさが特徴のデザインに。スリーポインテッドスターを散りばめたグリルも素敵。
- 走行性能
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5
- 2.0Lディーゼルターボ+9ATは、どこまでも気持ちよくパワフル。低重心でコーナリングの安定感もしっかり。AMG53は市街地では穏やかな走りをそつなくこなしながら、ひとたびスポーツモードになれば激変。獰猛な一面が出てきます。
- 乗り心地
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4
- ソフトなコンフォートモードと引き締まったスポーツモードの差が大きく、走行シーンが高速道路ならコンフォート、山坂道ならスポーツが同乗者にも快適。後席の乗り心地も落ち着いていますが、やや天井がタイトです。
- 積載性
-
5
- 通常モデルのトランクは520Lあるので、高さはないものの容量はたっぷり。4:2:4で分割して後席が倒せるのも便利です。開口部がほぼスクエアでリッドも大きく垂直近くまで開き、積み込みもしやすいと思います。
- 燃費
-
4
- ディーゼルはWLTCモードで16.5km/Lで、このクラスのセダンとしては優秀です。燃料代も安く抑えられるのが嬉しいところ。AMGもWLTCモード10.1km/Lですが、スポーツモードを多用するとかなり悪化します。
- 価格
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4
- 2021年のマイナーチェンジで外観が一新し、装備も充実して価格がアップしましたが、ライバルと比較しても順当な印象です。400ほどアップのAMGもスライディングルーフなど標準装備が増えています。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
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1017.0
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- 中古車本体価格
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38.0 〜 2598.0
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