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SHAREトーヨータイヤが“低電費”と耐摩耗性能を両立した小型EVトラック用リブタイヤ「ナノエナジー M151 EV」を発売
トーヨータイヤが小型EVトラック用リブタイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー) M151 EV」を発売。1サイズ展開で価格はオープン、販売開始は6月1日より。
「ナノエナジー M151 EV」は同社製トラック・バス用タイヤでは初めて「EV専用非対称パターン」を採用したほか、耐摩耗NCPコンパウンドによりトラクション性能と耐摩耗性能を高次元で両立させ、さらにEVにおける低電費性能を追求した小型EVトラック向けタイヤ。
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EVでは1回の充電で可能な航続距離が重視されることもあり、EV向けタイヤではいわゆる「低電費」性能が求められる傾向がある。バッテリー搭載などの車重によりタイヤ寿命が短くなりがちなEVだが、とくにEVトラックでは積載物により車両の荷重が増大するほか、EVならではのパワフルな駆動力によって加速性能が向上する反面、タイヤに対する負荷が高くなってしまう。EVトラックでは回生ブレーキも強化・多用され、フットブレーキの操作がほぼ不要となるなど、操縦性の変化も組み入れたEVトラック専用のタイヤ性能が求められていた。
小口配送のストップ&ゴーの頻度の高さやEV特有の高トルクによる早期摩耗を抑制する必要から、「ナノエナジー M151 EV」ではリブ(縦溝)パターンによって耐摩耗性能の向上を図っているほか、ウェット路面でも加速できるようブロックパターンを配置して横溝を増やすことで、しっかり地面を捉えるトラクション性能を発揮する。
さらに同社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technoology」の活用と独自のプロセス技術により、ゴムコンパウンドのエネルギーロスを低減できるポリマー「Nano Composite Polymer(ナノ・コンポジット・ポリマー)」に最適なコンパウンドを設計。転がり抵抗低減にくわえ、耐摩耗性能を現行展開商品(低メンテナンスリブタイヤM125ZB)比で21%向上させている。ビードワイヤーには環境に配慮した再生素材も採用している。
また、タイヤや車両が走行中に受ける空気抵抗をあらかじめ予測して商品設計に最適化して生かす同社独自の「空力シミュレーション」を今回初めて、トラック・バスタイヤ設計において採用。サイドウォールには新デザインのサイドプロテクターを配し、耐外傷性能を補完しているほか、視認性を高めたブランドロゴには凹文字を使用している。
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みんなのコメント
耐摩耗性が21%向上して、価格も21%向上したら・・・・オープン価格ですか
磨耗した場合のマイクロプラスチックとしての有害性を低減する方向にも
進んでほしいです