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SHARE 19歳のイギリス人ドライバーのテイラー・バーナードが、フォーミュラE第8戦モナコE-Prixに出場。フォーミュラEの最年少出走ドライバーとなったが、突然の代役参戦に心配する暇さえなかったという。
マクラーレンのレギュラードライバーであるサム・バードがその日のFP1でクラッシュ。左手の骨を骨折してしまったため、リザーブドライバーのバーナードが招集されたのだ。
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「最初のリアクションは、かなり緊張したし、気持ちが張り詰めていたよ」
バーナードはmotorsport.com/Autosportにそう語った。
「それから駆けつけてすぐ、実際に運転できるかどうかを確認して、スーツを着てマシンを乗り込むことになった。だから、考える時間はあまりなかった」
「いろいろ考えたり、悩んだりする時間は本当になかった」
わずか30分のセッションを1回走ったのみで予選に臨んだバーナードは、予選グループB最下位、トップタイムとの差は1.730秒だった。
そして決勝レースでは、22番グリッドから見事にレースを完走。ポイントには届かなかったものの、14位となっている。
「最初の5周は少しバックオフして、自分の時間を作り、できる限りエネルギーをセーブした」
そうバーナードはレースを振り返った。
「それがプラン通りだったのかはわからないけど、そのときの僕にとってはそれが一番快適だったし、今にして思えば、それがベストだったのかもしれない」
「こういうレースのために準備できることなど何もない。難しい仕事を与えられたけど、僕は上手く適応できたと思う」
マクラーレンは、バードの負傷に関して”さらなる治療が必要”であることを認めたが、手術が必要かどうか、あるいはダブルヘッダーとなる次戦ベルリンE-Prixを欠場するかどうかについて、追加の情報は出されていない。
バーナードは来月のベルリンE-Prix後に行なわれるルーキーテストに参加する予定だったが、すでにフォーミュラEデビューを果たしたため参加できなくなった。
しかしバードの回復が間に合わなかった場合、バーナードがその代役として再び招集されることはほぼ間違いないだろう。
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