CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/6e3c15c7727b508a447198cc8b0a17d1517c7bde/
SHARE![ここから本文です](https://s.yimg.jp/yui/jp/tmpl/1.1.0/audionav.gif)
前期モデルならではのクラシカルな味わい!1976年の「サニートラック」【魅惑の自動車カタログ・レミニセンス】第46回
長寿モデルへの道を歩み始めた頃
今回は、この連載では初めて採り上げるタイプの車種――乗用車ベースのピックアップ――のカタログをお見せしよう。日産(ダットサン)サニートラックの前期モデルである。
開発責任者(当時)自らが「R35 GT-R」の内幕を語るプレミアム書籍、シリアルナンバー刻印入りでの発売に向けて受注開始!
【画像18枚】セダン顔のグリルから角型メーターまで、味わい深いディテールの数々を見る!
23年間の長きに亘って販売されたサニートラックは二代目・B110型系ダットサン・サニーをベースにしたモデルだ。サニーのトラック・バージョンは初代・B10型系から存在しており、1967年に発売されたB20型がそれである。サニーは1970年にモデルチェンジを行いB110型系となったが、トラックはその1年後の1971年1月に発売。型式名はB120となる。
搭載エンジンはベースのサニーと同じく、1.2L 直列4気筒OHVのA12型で最高出力は68ps、これに3速(コラムシフト)または4速(フロアシフト)のミッションが組み合わされる。サスペンションは前ストラット/後リーフリジッドでセダンと同じだが、車体後半のフロアパネルは当然トラック専用のものだ。最大積載量は500kgで、グレードはスタンダードとデラックスがあり、それぞれにコラムとフロアの両シフトが用意されていた。
1973年5月には、サニーは再びモデルチェンジを行い、三代目・B210型系へと進化したが、トラックはB120型のままキャリーオーバーされた。ただし、このフルチェンジと同時にロングボデー(GB120型)を追加している。これはホイールベースを230mm延長したもので、これに伴いプロペラシャフトは2分割式を採用、最大積載量は500kgで変化なし。
こののち、比較的大きなマイナーチェンジが行われたのは1978年のことで、コーナーラバー付きのバンパーと、かつてのクーペ用に似たフロントグリルを装着するようになった。1985年にはブランドを「ダットサン」から「日産」に変更。1989年にはマイナーチェンジを行い、ヘッドライトが角型となって大きく印象を改めた。前輪ブレーキもディスクに進化している。そしてこの5年後に販売終了となったのだが、海外では2008年まで生産が続けられたとのことだ。
女性モデルが唐突に乱用されるページも…
さて、今回お見せするカタログは、バンパーにコーナーラバーが付く前の、初期のタイプのものである。表紙に「NAPS」のロゴが入るところから大体の時期は察することができると思うが、表4にも「5101」のコードが記載されているところから、1976年1月発行のものであろう。サニートラックは前年10月に、50年度排ガス規制適合が発表されている。サイズは249×259mm(縦×横)、ページ数は表紙を含めて全12ページ。
カタログそのものは、商用車のそれとしてもなかなか配慮されたデザインがされており、表紙などもなかなかお洒落な感じだが、女性モデルの乱用ページが唐突に現れたりして、その一貫性のなさも含めてなかなか面白い。そのあたりは各画像をよくご覧いただき、お楽しみいただけると幸いだ。
ところで、1975年生まれの筆者としてはこの初期サニトラの姿は記憶にはない。よく見知っているのは、1978年のマイチェンでクーペ風フロントマスクに改められて以降のもの、そして末期の角目のタイプである。そのためこの初期モデルのクラシカルな雰囲気は、筆者の目にはなかなか新鮮に映るのであった。
関連記事
- 開発責任者(当時)自らが「R35 GT-R」の内幕を語るプレミアム書籍、シリアルナンバー刻印入りでの発売に向けて受注開始!
- ニヤケテールがいいじゃないか!スカイラインに対決を挑んだ「二代目コロナ・マークII」【魅惑の自動車カタログ・レミニセンス】第45回
- 初代から変わらなすぎ、本当に二代目なのか!?「三菱ギャランΛ」【魅惑の自動車カタログ・レミニセンス】第44回
- 名作キットを独自の楽しみ方で味わおう!ハセガワ製「ケンメリGT-X」にエンジン搭載、DATSUN化!第1回【CARSMEETモデルカー倶楽部】
- 全固体電池搭載EVの市場投入を目指す日産の本気! 建設中の全固体電池パイロット生産ラインを公開
こんな記事も読まれています
この記事に出てきたクルマ
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
![あなたの愛車いまいくら?](https://s.yimg.jp/images/carview/pc/images/cmn/satei-guidelist-flow.png)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
-
-
-
motorsport.com 日本版0
-
レスポンス0
-
AUTOSPORT web0
-
WEB CARTOP1
-
-
-
LE VOLANT CARSMEET WEB0
-
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
おすすめのニュース
-
LE VOLANT CARSMEET WEB0
-
Auto Prove0
-
motorsport.com 日本版1
-
-
日刊自動車新聞0
-
-
くるまのニュース12
-
月刊自家用車WEB0
-
-
-
-
-
-
-
THE EV TIMES2
-
-
レスポンス1
-
motorsport.com 日本版0
-
-
-
-
Auto Messe Web0
-
AutoBild Japan1
-
AUTOCAR JAPAN0
-
-
AUTOSPORT web4
-
AUTOSPORT web14
-
-
-
Auto Messe Web28
業界ニュースアクセスランキング
-
「太陽光」だけで走行可能! 超すごい「新型モデル」発表! 充電ナシで年間「約1万km」走れそうなEVに「早く欲しい!」と驚きの声
-
日産が新型「2列バン」初公開!全長5m級× 斬新“格納シート”採用!? めちゃ荷室広い「タウンスター」 欧州で発売へ
-
160のトヨタ「斬新2シーターモデル」が凄い! 全長2.5mの「超軽量ボディ」でスイスイ走る! 買わなくても乗れる「新サービス」が開始!
-
「(知らなくて)よく免許取れたな」の声!? 道路にある「謎のひし形」の意味分かる? 6割は“知らない”の結果も… 正解は?
-
なんというスケール…高速道路上の巨大「足場要塞」ついに潜入 「石ころ一つ落とさない」ために準備6年!? 今まさに格闘中!
コメントの多い記事
-
軽自動車の王者「N-BOX」に何が起きた? 販売ランキングでついに「首位陥落」、その納得理由とは
-
900のド派手「クラウン」現る!? リアスポイラーがイケてる! 存在感凄いエアロ仕様とは
-
ターボの「ポン付け」とかいうけど全然「ポン」じゃない! いまどきのNA車のターボ化は超高難易度だった!!
-
「子連れはタクシー乗り放題に」元アイドルのつぶやき炎上に見る、子育て世帯の悲痛な声! 現役ドライバーも思わずイライラ、もはや支援強化待ったなしか?
-
ポルシェ「911」を売却してテスラ「モデル3」に乗り換え! 試乗後にスマホで「ポチッ」とデポジット入金しちゃいました【テスラのある本当の生活】
関連サービス
メールマガジン
メルマガ登録でcarview!の最新情報をcheck!
みんなのコメント
カラ車で乗るとよくスピンしました。
その代りに物凄く速かったです。
昔の仕事用だったのでタイヤはバイアスの細いやつで、後輪バネも板バネじゃそうなりますね。
いじくればもっと走りも良かったのでしょう。