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SHAREMoto2スペイン決勝|フェルミン・アルデゲル、母国戦勝利! 小椋藍は追い上げ11ポジションアップの6位
ヘレス・サーキットでMotoGP第4戦スペインGPのMoto2クラス決勝が行なわれた。優勝したのはBeta Tools SpeedUpのフェルミン・アルデゲルだった。
Moto2クラスの日本人ライダーは今回苦しい状況で、小椋藍(MT Helmets - MSI)は予選Q2に進んだものの、好タイムを出せず17番手に留まった。
■MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
また佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は今回が腕上がりの手術からの復帰戦だったものの、2日目のプラクティスで転倒したことで予選を欠場。怪我はなかったものの決勝レースも欠場することになった。
レースはポールシッターのアルデゲルがスタートで接触しそうになり加速が鈍ってしまった。これでマニュエル・ゴンザレス(QJMOTOR Gresini Moto2)がトップに立ち、アルデゲルと先頭を巡ってのバトルを展開。セルジオ・ガルシア(MT Helmets - MSI)もそこに加わった。
そしてガルシアがバトルに加わってアルデゲルとやりあったため、ゴンザレスが少し集団を抜け出す結果に繫がった。ただアルデゲルもガルシアを退けた後は、0.4秒ほどの差でゴンザレスを追い、大きく逃すようなことはなかった。
アルデゲルはその後3周ほどかけてゴンザレスに追いつき、再びふたりによる抜きつ抜かれつのバトルが始まった。
そして7周目、ついにアルデゲルがゴンザレスを抜ききってトップが交代。前がひらけたアルデゲルはペースを上げてゴンザレスを引き離しにかかった。
アルデゲルは少しずつギャップを広げていき、終盤にさしかかった14周目には1秒差をゴンザレスにつけた。
その後もアルデゲルは安定したペースで走っていき、ラストラップでは後方に約3秒と大きなリード。そのままアルデゲルは余裕を持ってトップチェッカーを受け、2024年初優勝を母国スペインで果たした。
一方で2位争いは終盤にかけてバトルに。残り9周でジョー・ロバーツ(OnlyFans American Racing Team)がガルシアを追い抜いて3番手に浮上すると、そのままゴンザレスにまで追いついてきたためだ。
ペースに優れるロバーツは残り3周でゴンザレスをオーバーテイク。ゴンザレスも離されずにいたが、抜き返すことができずロバーツが2位、ゴンザレス3位となった。なおロバーツは2戦連続表彰台となり、ランキングでも首位に浮上した。
小椋藍はレース序盤に13番手にまでポジションアップ。その後は少しずつ追い上げて行き、最終的に6位でフィニッシュした。
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