CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/9ec329afa838d6ce662b5458ee714ed5dd57127f/
SHARE![ここから本文です](https://s.yimg.jp/yui/jp/tmpl/1.1.0/audionav.gif)
バニャイア、M.マルケスとのドゥカティ対決を完全制圧。開幕戦以来の今季2勝目/第4戦スペインGP
4月28日、2024年MotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの決勝レースがヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝し、今季2勝目を飾った。
25名中15名が転倒を喫した大波乱のスプリントから一夜が明け、最終日を迎えたヘレスは朝から青空が広がる好天に恵まれた。朝のウォームアップ走行では、終盤にペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)が7コーナー、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)が8コーナーで立て続けに転倒。
スプリントで15名ものライダーが転倒した理由。そしてペドロサが“ひとりで”受け取ったブロンズメダル/第4戦スペインGP
そのあと残り1分を切ったところで、7コーナーのエアフェンスの修復が必要とのことで赤旗が掲示され、そのままセッション終了となった。なお、このセッションはアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が1分37秒943をマークし、トップで終えている。
決勝日ということもあり、観客席を埋め尽くすほどの多くの観客が足を運んだなかでMotoGPクラスの決勝レースを迎えた。スタート前のグリッド上には、グレシーニ・レーシングMotoGPの激励に訪れていた、WRC世界ラリー選手権で2度のタイトルを獲得経験があるカルロス・サインツ、そしてその息子でありF1ドライバーのカルロス・サインツJr.の姿もあった。
現地時間14時(日本時間21時)に決勝レースが開始。まずは、ポールスタートのマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)がホールショットを奪う。2番手にホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手にマルコ・ベゼッチ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)と続いた。
その後ろには、好スタートを切ったバニャイアが、オープニングラップからアグレッシブなオーバーテイクを披露して一気に先頭へと躍り出る。マルク・マルケスも仕掛けるが、ここではバニャイアが先行。そしてマルティンもするりと交わし、先頭2台が徐々に後方を引き離していく。
3番手争いを繰り広げるベゼッチ、マルク・マルケスも5番手以降とのギャップを広げていた。この頃、ワイルドカード参戦ながらも、土曜のスプリントで3位を獲得したダニ・ペドロサ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が、4周目の8コーナーで転倒を喫してリタイアとなっている。
接近戦のトップ争いが繰り広げられるなか、11周目に先頭を走っていたマルティンが6コーナーにてフロントタイヤをロック。転倒を喫してしまい、ここで戦線離脱となった。それによりバニャイアが首位に代わり独走状態へ。
15周目には、マルク・マルケスがベゼッチをパスして2番手に浮上。さらに後方ではペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)も、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)を捉えて10番手に浮上し、多くの歓声が沸き起こる。
2番手につけたマルク・マルケスは、ファステストをマークし、トップのバニャイアにじわじわと詰め寄る。ギャップを1秒以内に縮め、残り6周でバニャイアのすぐ背後につけて、プレッシャーをかけていく。
さらに翌周、ついに直接対決へと移行し、マルク・マルケスが横に並びかける。両者一歩も引かず、あわや接触しそうになりながらも、ここはバニャイアが抑え切る。さらにベストレースラップタイムを更新するファステストも塗り替え、再びマルク・マルケスを引き離しにかかる。
マルク・マルケスも食らいついていくが、わずかに及ばず。前年度王者のバニャイアがそのまま逃げ切り、トップチェッカーを受けた。バニャイアとしては、開幕戦カタールGP以来の勝利となった。2位のマルク・マルケスは、地元スペインで決勝では移籍後初となる表彰台を獲得。ベゼッチも3位で今季初表彰台、4位にはアレックス・マルケスが入り、1~4位をドゥカティが占める結果に。
前戦のアメリカズGPで完勝を収めたマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)は9位。アコスタは10位となり、決勝レースにおいての3戦連続表彰台獲得とはならなかった。
日本勢のトップは12位のジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)。中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)も14位に入り、ホンダ勢は2台がポイント獲得している。ヤマハのアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)も13位、15位で2台揃ってのポイント獲得となった。
そして、今大会にワイルドカード参戦していたステファン・ブラドル(HRCテスト・チーム)は16位。ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング)は、スプリントに続いて転倒を喫しており、ペドロサと2名のワイルドカード参戦組がリタイアという結果で終えている。
また、同地のヘレスでは引き続き4月29日に公式テストが行われる予定だ。
こんな記事も読まれています
おすすめのサービス
全国で人気の中古車一覧
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
![あなたの愛車いまいくら?](https://s.yimg.jp/images/carview/pc/images/cmn/satei-guidelist-flow.png)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web0
-
ベストカーWeb5
-
-
-
ベストカーWeb17
-
Auto Messe Web1
-
-
-
AUTOSPORT web1
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
おすすめのニュース
-
AUTOCAR JAPAN3
-
AUTOSPORT web3
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web2
-
-
AUTOCAR JAPAN6
-
AUTOCAR JAPAN15
-
Auto Messe Web2
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOCAR JAPAN0
-
-
-
motorsport.com 日本版1
-
-
AUTOSPORT web0
-
motorsport.com 日本版0
-
-
AUTOSPORT web18
-
-
-
-
-
motorsport.com 日本版1
-
-
-
-
motorsport.com 日本版0
-
motorsport.com 日本版0
-
日刊自動車新聞10
スポーツアクセスランキング
-
モナコに続きカナダでもアルピーヌ上層部を激怒させたオコン。チームはシーズン中の解雇の可能性も検討か
-
【MotoGP】ドゥカティ離脱が“現実的”になるプラマック、ヤマハサテライトチーム化に進む? マルティン離脱もきっかけに
-
ストレート途中で減速しなきゃ……なんてことにはならない? 2026年F1のPU規則、FIA自信「その懸念についてはもう大丈夫だ」
-
今からエンジンの燃料流量を増やすなんてムリ! FIAの26マシン改善案に、メルセデスら反対。一方レッドブルは容認……その意図は?
-
ニッサン、『ノート オーラ』のマイナーチェンジでフロントデザインを一新。90周年記念車も発表
関連サービス
メールマガジン
メルマガ登録でcarview!の最新情報をcheck!
みんなのコメント
確かに。
マルクのバイクは過去一年分のセッティングデータが蓄積されており、金曜から走り込めるが、ワークスドカは金曜午前はベースセッティングからスタート。