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SHARE日本GPでは2台が接触する不運も。今季絶不調のアルピーヌF1、ファミン代表がチームを鼓舞
アルピーヌF1のチーム代表であるブルーノ・ファミンは、フランス車メーカーのチームにとって厳しい結果となった第4戦日本GPの決勝レース後、エンストンを拠点とするスタッフに彼らを信頼している旨をグループメッセージを送った。
エステバン・オコンとピエール・ガスリーがポイント争いに加わるための新しいパーツがようやく到着したところだったが、レース再スタートの数秒後、ふたりのフランス人ドライバーの間で2度の衝突が発生。彼らは予想されたパフォーマンスを発揮できないダメージを受けたクルマでレースをすることとなった。
アルピーヌ、F1チーム売却のうわさを否定。大不振のなか、A524の改善に取り組み、2026年新規則への準備も進行中
さらに悪いことに、2台ともダメージを受けていたため、エンジニアリング・チームは、アップグレードがマシンのパフォーマンスや新しい空力パッケージによるタイヤのデグラデーションに、どのような影響を与えたかを理解することができなかった。
だからこそ、ファミンはファクトリー全員の士気を高めることにしたのだろう。
「シーズンの最初の4レースを終えて、誰もが非常に熱心にプッシュしている。私たちは望んでいる場所にいない。それは間違いなく谷だが、私たちは皆モータースポーツとF1が山と谷、浮き沈みでできていることを知っている」と彼はチームを鼓舞した。
チームがファクトリーの住所をソーシャルメディア上で公開することを決定したとき、このフランス人は「今はどん底だが、サーキットで、ビリー(・シャティヨン)で、エンストンで、私たち全員が懸命に働いているため安心してほしい」と語った。
さらに、プジョー・スポールを率いて長年にわたって成功を収めてきた彼は次のように述べ、組織に自信を与えた。「このファクトリーで、新しい部品に関するすべての作業が行われているのを見ることができ、非常にうれしく思う」
「チーム全体がエンジニアリングオフィスでもトラックでも、あらゆる場所で本当に一生懸命働いているのを見るのは素晴らしいことだ。私たちは本当に今の状態から立ち直りたい思っている。そのために懸命に取り組んでいく」
一方、ルノー・グループのルカ・デメオCEOが、アルピーヌF1チームの惨状とも言える現在の状況に対してどう反応し、どのような対策を講じるかはまだ分からない。このイタリア人は今では“忍耐強い男”として知られており、それは昨年、アルピーヌのCEOであったローラン・ロッシ以下、アルピーヌF1チームのチームプリンシパルであったオトマール・ザフナウアー、そしてレーシングディレクターを務め1991年末からエンストンを拠点とするチームに在籍していたアラン・パーメインを数週間のうちに解雇したことで証明されている。
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