CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/e12186a86176ed5f792dc4ad18ef33e13f6eae85/?top=pc
SHAREトヨタの総力を結集した新型ノア/ヴォクシー。克服した2つの弱点とは?
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 362
トヨタは1月13日、4代目となる「ノア」ならびに「ヴォクシー」をフルモデルチェンジし発売した。
2001年に登場した初代から数えて4代目となる今作では、新世代ハイブリッドの搭載、TNGAプラットフォーム(GA-C)の採用、安全支援装備の刷新など、これまで市場で高く評価されてきたミニバンとしてのパッケージや使い勝手はそのままに、弱点と言われてきた「走り」と「安全面」を大幅に引き上げてきた印象だ。
開発のコンセプトは「家族の愉しい時間を演出する イージー&エナジー・ムーバー」。新型に採用されたキーテクノロジーを紹介する。
最新のハイブリッドシステムを先行投入
新型の大きなトピックが、トヨタが第5世代と呼ぶ新世代ハイブリッドシステムの搭載だ。直列4気筒1.8Lエンジン(2ZR-FXE)はそのままに、軽量・高出力のモーター、小型化・高出力化されたリチウムイオン電池、高効率のパワーコントロールユニット、4WDシステム「E-Four」などの電動モジュールを新規開発。ダイレクトな加速フィールと、WLTCモードで23.4km/Lというコンパクトカー並みの低燃費を実現した。
これまで、最新システムは「プリウス」から搭載され順次他車種へと展開されてきたが、ノア/ヴォクシーから投入したのは今年登場するライバル対策という意味もあるのだろう。チーフエンジニアを務めたトヨタ車体の水澗英紀氏によると、他社と比べ出力では分が悪い1.8Lエンジンを踏襲したのは、動力性能よりも燃費とコストを優先した方がユーザーメリットが大きいと判断したからだそうだ。
なお、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの価格差が先代より縮まったこともあってか、先行受注では70%近くのユーザーがハイブリッドモデルを選んでいるという。
E-Four(4WD仕様)が追加されたのも降雪地域のユーザーには嬉しいニュースだ。発進時の補助的な役割だった従来と比較し、モーター出力を5.3kWから30kWへとアップ。作動領域を拡大し、滑りやすい路面だけでなくドライ路面でも優れたライントレース性を実現するという。解説してくれた開発担当者は「ツインモーターだからトルクフル。走りを楽しみたいユーザーにも積極的に選んで欲しい」と話してくれた。
次のページ>>もはや高級車並み。最新の安全装備を手の届く値段で実現
-
- 新車価格(税込)
-
267.0 〜 351.8
-
- 中古車本体価格
-
12.8 〜 559.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.04.27
走るファーストクラス【レクサス LM500h エグゼクティブ】
-
スポーツ
2024.04.27
GAINER TANAX Zが岡山で待望のシェイクダウン。ドライバーふたりもポテンシャルに手ごたえ
-
業界ニュース
2024.04.27
もう[ハリアー]超えやん!! 日本の[ヤリス]にも採用してよ!! 欧州仕様のエアコン機能が神すぎる
-
スポーツ
2024.04.27
中上貴晶が語るテストチームとのズレ。ホンダRC213Vの現状は「問題が多過ぎる。データ解析しても表れない」
-
ニューモデル
2024.04.27
いよいよランクル250の販売がスタート!どんなモデルがライバルになる?
-
業界ニュース
2024.04.27
プリウスオーナーにおすすめ!鋭角のフロントガラスにフィットする内窓専用ワイパー カーメイト
-
ニューモデル
2024.04.27
ジープ 限定車「コマンダー オーバーランド」発売 ブラウン内装がプレミアムな室内空間を演出
-
ニューモデル
2024.04.27
レンジローバーイヴォーク 2025年モデル受注開始!PHEV車を中心に価格を見直し
-
業界ニュース
2024.04.27
ベテランだってチト怖い!? 鬼門!! [高速道路の合流]への恐怖心を払拭せよ!
-
業界ニュース
2024.04.27
昭和世代じゃなくてもグッとくる!? ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
-
業界ニュース
2024.04.27
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
-
業界ニュース
2024.04.27
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.4.26
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
-
コラム
2024.4.26
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
-
コラム
2024.4.26
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
-
コラム
2024.4.25
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
-
コラム
2024.4.25
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
-
コラム
2024.4.25
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
-
コラム
2024.4.24
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
-
コラム
2024.4.24
200台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
-
コラム
2024.4.23
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!