CARVIEW |
- carview!
- 新車カタログ
- メルセデス・ベンツ(MERCEDES-BENZ)
- EQA
- 専門家レビュー・評価一覧
- ボディサイズ、航続距離、価格など、BEVのハ...
メルセデス・ベンツ EQA 「ボディサイズ、航続距離、価格など、BEVのハードルを下げる一台」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 山本 シンヤ(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
ボディサイズ、航続距離、価格など、BEVのハードルを下げる一台
2022.2.12
- 年式
- 2021年4月〜モデル
- 総評
- ボディサイズ、航続距離、価格など、BEVのハードルを下げる一台。自宅に普通充電器が設置できれば、ショッピングリストに入れてもいいと思う。
- 満足している点
- 内燃機関から乗り換えても違和感の少ないBEVである事。
- 不満な点
- コンパクトサイズだが、車両重量は2030kgなので、タワーパーキングなど駐車場で不便を強いられる事。
- デザイン
-
4
- エクスリアは前後デザインに独自性を備えているが、基本的なフォルムは「GLA」と同じ。インテリアも同様だが、違いは間違い探しレベルである。この辺りは価格面の兼ね合いによる物だが、個人的にはBEVらしい先進感と街に溶け込む親和性が上手にバランスされているので、それほど気にならない。
- 走行性能
-
5
- EVならではの応答性の良さやレスポンスを実感できるが、日常域ではノーマルモードでも加速特性は俊敏すぎ、内燃機関から乗り換えても違和感のないフィーリングと言う意味では、エコモードがお勧め。フットワークは低重心と重量バランスの良さを活かし、2030kgの車両重量を感じさせないスポーティで安定したコーナリングを実現している。
- 乗り心地
-
4
- 乗り心地は決して悪くはないのだが、他のメルセデスベンツと比べるとバネ上の落ち着きの悪さが少々気になる。やはり大径タイヤの影響なのだろうか?
- 積載性
-
4
- フロントシートは「いつものメルセデス」と言った印象だが、リアシートは足元や頭上は問題ないが、床下にバッテリーを搭載の影響でやや体育座りの姿勢に。ラゲッジはGLAとほぼ同等で、高さ方向以外はコンパクトクロスオーバーの中では平均的な広さだ。
- 燃費
-
5
- バッテリー容量は65.5kWhで航続距離はWLTCモードで422kmと発表。普通に使う限り300kmは走れるはず。大容量の急速充電にも対応するも、肝心な充電器がそれほど配備されていないのが問題だ。
- 価格
-
5
- モノグレード展開で価格は640。バッテリー容量などを考えると、かなり戦略的なプライスだと思う。バッテリーは8年16万kmの保証が付いているので、安心だ。
- 山本 シンヤ
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるべく「自動車研究家」として活動を行なう。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、ワールド・カー・アワード選考委員。
-
- 新車価格(税込)
-
771.0
-
- 中古車本体価格
-
388.0 〜 658.0
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。