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- まさに「グランドワゴン」な上質感とタフさ
スバル レガシィ アウトバック 「まさに「グランドワゴン」な上質感とタフさ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
まさに「グランドワゴン」な上質感とタフさ
2021.11.11
- 年式
- 2014年10月〜モデル
- 総評
- クロスオーバーSUVだと車高が高すぎるので、ステーションワゴンでオフロード性能が高いモデルを探している人には、有力候補となるはずです。ただ市街地ではちょっと大きめなので、上質感は劣りますがXVでもいいのかもしれません。
- 満足している点
- 前席の空間はもちろん、頭上空間に余裕があり、ゆったりと座れる後席。着座位置が高めで視点もアップライトだからか、レガシィより開放感が高く感じて気持ちのいい室内です。それでもシートの上質感は健在です。
- 不満な点
- 全長4.8m超えでAWDなので致し方ないですが、最小回転半径が6.0mというのはいかがなものかと、狭い街中を走ることが多い人は躊躇してしまうかもしれません。車両感覚は掴みやすい方ですが、取り回しは要チェックです。
- デザイン
-
4
- レガシィ譲りの上品さを維持しつつ、力強さやワイルド感が感じられるアウトバックのデザイン。奇をてらわないまとめ方で、逆に古さを感じさせないのも美点。堂々とした存在感もあり、まさに元々の車名「グランドワゴン」そのもの。
- 走行性能
-
5
- 日本初登場となった新世代ボクサーエンジンの2.5Lは軽々とした吹け上がり。レスポンスもよく、微細なコントロールがしやすいと感じます。3.6L6気筒エンジンは、圧倒的な余裕と上質感。高速走行も悠々としています。
- 乗り心地
-
4
- 試乗車が17インチのオールシーズンタイヤを履いていたこともあり、ややノイズが大きめに感じましたが、振動はそれほど大きくなく後席でもなかなか快適。コーナリング中の安定感が高いのはさすがシンメトリカルAWDです。
- 積載性
-
5
- 大容量かつ、床下のサブトランクも47Lと大きめで、荷物はかなりたくさん積めます。後席が6:4分割でほぼフラットになるので、車中泊にも向いていると思います。グリップは耐荷重3kgでランプなどが吊るせるのも便利。
- 燃費
-
3
- 2.5LでWLTCモード燃費が12.6km/Lとなり、実用燃費では10km/Lを下回ることが多くなっています。レギュラーガソリンなのは嬉しいですが、AWDということで燃費よりも安定感や快適な走行性能を重視している印象です。
- 価格
-
5
- アイサイトの世代は最新ではないですが、それでも十分に実用的で運転支援機能として頼もしいものなので、標準装備なのは大きな魅力。新型が登場したことで中古車価格もこなれてきており、コスパは高いと感じます。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
-
425.7 〜 451.0
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- 中古車本体価格
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19.2 〜 491.7
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