CARVIEW |
- carview!
- 新車カタログ
- スズキ(SUZUKI)
- ジムニーシエラ
- 専門家レビュー・評価一覧
- もしかしたら今、いちばんおしゃれなSUV
スズキ ジムニーシエラ 「もしかしたら今、いちばんおしゃれなSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
もしかしたら今、いちばんおしゃれなSUV
2021.3.10
- 年式
- 2018年7月〜モデル
- 総評
- 人気が高すぎて納期が長いのはちょっと困りものですが、しゃれた小型SUVを求めている人にとっては(そしてもちろん、悪路を本格的に走れる車を求めている人にとっても)、最高レベルに近い一台。買って損のない選択です。
- 満足している点
- 悪路走破性の高さは言わずもがなですが、街中にも似合うしゃれたデザインと、ジムニーより広いトレッドがもたらす「まあまあ普通な乗り味」は、おしゃれで小ぶりなSUVを求めている人にとっては素晴らしいものと感じられるでしょう。
- 不満な点
- そんなに悪いわけではないですが、「良い」とも言い切れない燃費や、一般的なSUVとは少々異なる舗装路での乗り味は、カタチだけに引かれて買った人を少々困惑させるかもしれません。
- デザイン
-
5
- 機能性を最大限追求した「直線基調の四角いフォルム」が図らずもおしゃれになってしまった点についてはジムニーと同様ですが、ジムニーシエラは、トレッドを拡大したことによる「ちょうどいい踏ん張り感」と「黒いオーバーフェンダー」により、さらにおしゃれに見えます。インテリア各部のデザインと質感もかなりのもの。
- 走行性能
-
4
- パワーユニットは新開発された1.5Lの自然吸気直4DOHCエンジン。「キビキビ」「パワフル」といったニュアンスの車ではありませんが、一般的な舗装路を普通に快適に走ることができます。そしてもちろん、悪路においては素晴らしい走破性を発揮します。
- 乗り心地
-
4
- 悪路走行を主眼においた基本設計であるため、舗装路での乗り心地は一般的なSUVほど良好ではありません。しかし軽自動車であるジムニーよりもトレッドが広いため、ジムニーよりはずいぶん快適な乗り心地と直進安定性などを楽しむことができます。
- 積載性
-
3
- 小ぶりな車であるため、4名乗車の際のラゲッジスペースはやや狭めです。しかし1〜2人乗車と割り切って後席を倒してしまえば、荷室は広大となります。
- 燃費
-
3
- WLTCモード燃費は4速AT車が13.6km/Lで、5MT車でも15.0km/L。まあ悪路を走るための車であり、タイヤも燃費重視のエコタイヤではありませんので、こんなもんでしょう。
- 価格
-
4
- 「スズキ セーフティ サポート」が標準装備となる最上級グレード「JC」でも、車両価格は195万8000〜205万7000。その性能や存在感から考えれば「安い!」といえるはずです。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
-
- 新車価格(税込)
-
196.2 〜 218.4
-
- 中古車本体価格
-
49.8 〜 580.0
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。