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- セダン好きなら注目せざるを得ない
トヨタ カムリ 「セダン好きなら注目せざるを得ない」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
セダン好きなら注目せざるを得ない
2021.3.10
- 年式
- 2017年7月〜モデル
- 総評
- そもそもセダンではなくSUVなどを求める人のほうが最近は多いのでしょうが、「それでも自分はセダンがいい」と考えるなら、トヨタ カムリは真っ先に検討すべき良質な一台だと考えられます。
- 満足している点
- 燃費性能を含む「セダンとしての実用性」を十分以上に維持しながら、官能的なデザインとハイレベルな走行性能も味わえる車に仕上がっています。そして2021年2月の一部改良で、「Toyota Safety Sense」の内容はさらに充実したものとなっています。
- 不満な点
- 不便な点、気になる点はほとんどない、総合力の高い車です。強いて言うなら「最近、セダンボディはあまり流行っていない」という、難癖レベルの話でしょうか。
- デザイン
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4
- 「“Sensual-Smart” CONFIDENCE」なるコンセプトのもと、セダンとしての実用価値は維持しながら、クーペに匹敵する「官能的な動感」を追求したフォルムはなかなか素敵。TNGAの採用で可能になった低重心プラットフォームの恩恵を生かしたデザインといえます。
- 走行性能
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4
- パワーユニットは新型2.5L直4エンジン+ハイブリッドシステム「THS II」という組み合わせ。特に尖った部分はないフィーリングですが、「スポーツモード」のボタンを押すとスロットルレスポンスはかなり鋭くなり、スタートダッシュも強烈になります。先進安全装備「Toyota Safety Sense P」は全車標準装備です。
- 乗り心地
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4
- 同クラスのドイツ車には若干負けるかもしれませんが、乗り心地はフラット感が非常に強く、快適です。
- 積載性
-
4
- リチウムイオン電池の搭載位置をトランク下から後席床下の低い位置に移した結果、トランク容積は先代より2割増えています。また、やや大柄なFFセダンゆえ室内は広く、後席の空間もたっぷりしています。
- 燃費
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5
- WLTCモード燃費は24.3km/Lで、実燃費も、特別なエコドライビングを意識せずとも20km/Lを下回ることはあまりありません。このサイズのセダンとしては、燃費は非常に良好です。
- 価格
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4
- エントリーグレードから最上級グレードまでいろいろありますが、カムリらしさが堪能できる「中間グレード以上」だと車両価格400以上です。しかしそれだけの価値は普通にあるといえるでしょう。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 中古車本体価格
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25.8 〜 467.0
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- 新車価格(税込)
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349.5 〜 468.2
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