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- 扱いやすさ&実用性の高さはカローラならでは
トヨタ カローラハイブリッド 「扱いやすさ&実用性の高さはカローラならでは」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
扱いやすさ&実用性の高さはカローラならでは
2023.6.23
- 年式
- 2019年9月〜モデル
- 総評
- 昨年のマイナーチェンジでカローラの完成度はさらに高まり、セダンを好むユーザーにはなかなか魅力的な選択肢となった。シビックやマツダ3セダンといったライバルに対してもカローラのブランドイメージは強く、充実したラインアップと価格設定においてはカローラが優位な状況にある。クルマに個性を求めるユーザーには選びにくい一面もあるが、幅広い層に受け入れられることもカローラの使命と言えよう。
- 満足している点
- 5ナンバー車ではなくなったが、車両感覚が把握しやすく、取りまわし性にすぐれるのはカローラならでは。ハイブリッドは電動モジュールを一新し、モーター出力のアップでアクセルを踏み込んだ際の力強さやレスポンスに従来型との違いを見出すことができる。
- 不満な点
- 4ドアセダンのシルエットは落ち着いているのに、カローラスポーツと共通のヘッドランプはシャープすぎる印象も。また、トランクスルー機構が最上級グレードにしか設定されないのはカローラの伝統でもあるが、そんな造り分けはそろそろやめてもいいのでは?
- デザイン
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4
- 2022年10月のマイナーチェンジでバイビームLEDヘッドランプ内のラーンランプ、クリアランスランプ、デイライト機能を備えたライン発光のデザインが変更されたほか、フロントロアグリルのデザインをリニューアルした。
- 走行性能
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4
- ハイブリッドシステムの電動モジュールを刷新し、モーターは53kWから70kWに出力アップが図られている。アクセルを踏み込んだ際の瞬発力が向上し、発進時の力強さを増している。操縦安定性も良好でワインディングをペースを上げて走ってもしっかりとした走りが確かめられる。
- 乗り心地
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4
- 足まわりに硬質な印象はなく、穏やかで快適な乗り味が得られる。3気筒エンジンを搭載するガソリン車は加速時のノイズや振動が目立つものの、4気筒エンジンのハイブリッドはノイズが軽い。室内空間はゆったりと言えるほどの広さはないものの、大人4人乗車でも窮屈な感じはしない。
- 積載性
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4
- トランクルームは429Lの容量を確保しており、W×Bには6:4分割可倒式トランクスルー機構を採用。それ以外のグレードはトランクスルーの付かない固定式となる。トランクスルーが必要ならばW×Bを買うしかない。
- 燃費
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5
- ハイブリッドのWLTCモードは27.9〜30.2km/L。従来型に比べて5%ほどの向上を果たしており、数値の上では同クラスのライバルにさらに差をつけている。ガソリン車もM15A-FKS型1.5Lエンジンの新搭載で大幅な燃費向上(18.1〜19.4km/L)を果たしているが、長く乗るのであればハイブリッドのほうがよさそうだ。
- 価格
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4
- ハイブリッドXは238とリーズナブルな設定ながら、一部機能に違いはあるもののトヨタセーフティセンスは標準装備する。最上級グレードのハイブリッドW×Bには12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、本革巻きステアリング&シフトノブ、合成皮革+レザテックのシート表皮、スポーティタイプのフロントシート、リヤセンターアームレストなどが備わり、価格は280。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 新車価格(税込)
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241.9 〜 333.8
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- 中古車本体価格
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40.0 〜 500.0
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