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- ボクスホール ロイヤル
- 1978年1月~1982年1月
78年10月、カールトンとともにデビューしたロイヤルは、クレスタ/バイカウントが72年に消滅して以来、6年ぶりに復活した6気筒エンジン搭載のアッパーミドルクラス。とはいえその4ドアサルーン/2ドアクーペは、グリルのパターンが異なり右ハンドルであることを除いてオペル・セネター/モンザと何ら変わるところはない。フォードに倣って進められたGMの英独一元化計画により、70年代末にはボクスホールは、オペルのグリル違いの双子車になっていたのである。しかもロイヤルはその後80年に登場するバイスロイとともに、ドイツのオペル工場で生産されていた。つまり、GMの英独一元化政策は一方的にオペルのリードの下に完成したことになる。機構的にはきわめてコンベンショナルというのがアメリカ資本系ヨーロッパ車の常識だが、ロイヤルすなわちセネター/モンザはフロントにマクファーソンストラット/コイル、リアにセミトレーリングアーム /コイルという、オペル/ボクスホールとしては初の4輪独立懸架を採用したことが大きな特徴。ブレーキもようやく前ベンチレーテッド、後ろソリッドのサーボ付き4輪ディスクとなった。パワーユニットは当初直6SOHC2784cc・140PSのみだったが、81年型からボッシュLジェトロニック燃料噴射の付いた直6SOHC2968cc・177PSユニットが加わり、また同年からマニュアルギアボックスも4速から5速に改められた。82年型ではフロントのエアダムが大きくなり、ダッシュボードが一新されるなどのフェイスリフトを受けた。だが80年代に入るとオペル・セネター/モンザも英国で販売されるようになり、ボクスホールの独自性はまったく消え失せていくこととなる。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 2784cc | 4 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。