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アストンマーチン V8 ヴァンテージ 2018年モデルレビュー・評価
V8 ヴァンテージの新車
新車価格: 2690 万円 2018年7月1日発売
中古車価格: 1353〜2502 万円 (7物件) V8 ヴァンテージ 2018年モデルの中古車を見る
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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 5.00 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 4.00 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.00 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 5.00 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.00 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 無評価 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 2.00 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > アストンマーチン > V8 ヴァンテージ 2018年モデル > ベースグレード
2020年10月6日 22:43 [1375186-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
718ボクスターから上級モデルへの買い替え候補として試乗しました。
【エクステリア】評価:5
フロントグリルのメッシュがやや大きい感じはしますが、全体的には申し分ない秀逸なデザインの車です。バーツを共用するAMG・GTより加飾は控えめで、まさにジェントルマンが乗っているという雰囲気。
つまみ上げられたダックテールとそれに沿って美しい弧を描くテールランプ、その下にあるアストンマーティンの羽のエンブレムの組み合わせはお見事という他ありません。デザインだけで欲しくなる名車です。
なので、あえてダークなカラーリングを選ぶ人が多いそうです。ホイールもブラック、フロントリップやサイドスカートもブラックが人気とのこと。シックに硬派に乗ろうぜ、ということらしい。
【インテリア】評価:4
ナビやメーターパネルはやや時代遅れなので4にしましたが、シートやダッシュボードはオールレザーで天井は全面アルカンターラでしつらえてあり、内装の質は極めて高いと思います。スピーカーの位置にもこだわっている(天井にマイク兼用のスピーカーとか見たこと無い)ので、インフォテイメントシステムを気にしないなら文句なく5です。
センターコンソール(収納)のふた、シートヒーター、ブラインドスポットモニターなどがオプション扱いになるので、ポルシェほどではないものの、フツーにオプションをつけていくと200万くらいになってしまいます。
どうしても後席が欲しいということでなければ、後席とラゲッジが完全に分かれているDB11より、前席の後方とラゲッジが一体で使えるこの車の方がむしろ使い勝手は良いと思います。ただし、コンソールのボタンレイアウトはこちらの方が旧式です。(DB11はフラットでスッキリしている)
シートの座り心地は今まで乗った車の中で最高レベルでした。何時間でも乗っていられる気がします。シートにはエンブレムを入れられますが位置はヘッドレストではなく背もたれで、エンボスより刺繍の方が人気。前方視界も狭い方ですが、後方視界は絶望的なので駐車はカメラ頼りです。
【エンジン性能】評価:4
スポーツ(=ノーマル)、スポーツ+、トラックモードの3種類から選べます。スポーツモードでもクリープは強めで、バック時のトルクもありすぎるくらいなので慣れが必要。結構加減しないと最初の一踏みで体を持っていかれます。
シフトチェンジはスムーズですが、スポーツモードだとフル加速したときの反応は一瞬遅れます。このへんはポルシェのPDKが一枚上。トラックモードにすればよりリニアに反応するので問題はありません。そして鬼のような加速をします。500馬力は素人が扱っちゃいけない気がしますね。
とてもパワフルなエンジン(これもAMGから調達)ですが、アイドリングや街乗りでも主張が激しいのでそこがジェントルじゃなく残念なところ。あと踏むと水平対向エンジンのようなドコドコ音がします。官能的とはいえない音なのがマイナス。
【走行性能】評価:5
街乗り試乗でしたが、比較的コンパクトなサイズ感のボディと小さめのステアリングという組み合わせが実に走りやすかったです。軽いんだけどレクサスLCみたいにフニャフニャじゃないステアリングがいい。腕力がない方でも全く問題ありません。
アダプティブクルーズコントロールがない(クルコンのみ)のが惜しいところですが、どうせ抜いていくんでしょうから無くても問題ないかと。
【乗り心地】評価:4
スポーツカーなので5はつけませんでしたが、その中ではかなり良いと思います。90スープラやインチアップしていない718ボクスターよりは確実に上です。スポーツカーとしては文句なく5。
この車はエンジンモードの選択とサスペンションの硬さ選択がそれぞれ別になっています。3×3で好きな組み合わせを選べるのが面白いところ。一番硬い設定でも「硬いな〜」という感じはしませんでした。
【価格】評価:2
レアなオプション無しで乗り出し2,400万円くらい。デザインの秀逸さ、内装の質の高さ、走行性能の高さを考えるとまあこんなものでしょう。
ただ、アストンマーティン自体のリセールは極めて悪いそうなので、新車購入後の値落ちを考えると実質的なコスパは良くありません。ローンしか選択肢がない私には高い買い物になりそうです。
【総評】
とても良い車です。カッコいいし、速いし、乗り心地も良い。DB11より小さくて軽く、ラゲッジも使いやすいので、私としてはこちらをおすすめします。
問題は素人の手に負えないレベルの馬力と、エンジンの自己主張がやや強すぎることです。このモデルがアストンマーティンというブランドのエントリーモデルなので、「はじめまして」の人はこの車から入ってくる可能性が高い。そういう意味でこのセッティングは過剰だと思います。
BMWが3シリーズに320や318を追加したように、この車にもV6・400馬力で1,700万円というふうにデチューンしたモデルが欲しいと思いました。ポルシェでいうと、いきなり911ターボから入れと言われても敷居が高い。やっぱりカレラがあると助かるんですよね。
「そんなやつは買わなくていい」と言われればそれまでですが、業界自体は環境性能に向かっているわけで、どうせダウンサイジングするのであれば、運転レベルの敷居も多少下げてほしいなという気がします。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった20人
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