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ヤマハ XTZ125のコンテンツ
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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン 車体のデザイン及び機能性 | 4.72 | 4.45 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 3.82 | 4.19 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 4.29 | 4.25 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.07 | 3.97 | -位 |
取り回し 取り回しやすさ | 4.85 | 4.17 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 4.57 | 4.14 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 3.93 | 4.02 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
レビュアー情報「使用目的:通勤」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
よく投稿するカテゴリ
2020年9月14日 12:28 [1366619-3]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
取り回し | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
最近久しぶりに2008年式のXTZ125に乗っている。
しばらくナンバーを外して放置していたが、都心部在住のためにコロナの影響下ではパーソナルな移動手段が必要と考え、先日復活させた。
同じ考えの方が多いらしく、実際に世界的にコロナの影響でバイクの新車販売台数は10%ほど上がっているらしい。中古車の販売台数まで含めるとバイク人口はかなり増えたそうだ。
初めは特別定額給付金を使って何か新しいバイクを、と考えたがコロナの影響からか125ccクラスのバイク価格相場がだいぶ上がっているようで断念した。放置していたこのxtz125(ブラジル生産モデル)は稀少性があり人気だ。そこそこ走った中古車でも新車購入当時の乗りだし価格とあまり変わらないため、新しくバイクを購入するよりもこのバイクを復活させようと考えた。
デザイン
やはりブラジルモデルの方が断然格好良い。
中華モデルはコストダウンのために、使用されているパーツの数を少なくしているので安っぽさが目に付く。また知人の中華版オーナーからは故障の話をよく聞く。
デカールシールのデザインは、2008年モデルでは直線的なラインを基調となっていてオフロードっぽいヤンチャさはあまり感じられない。オフのコースなどを走らず、仕事の交通手段以外で使うのはツーリングくらいなので、あまり主張がないこのデザインが個人的には好きだ。デカールはブラジル版の場合は年式毎に違う。好みのデザインの年式を選んで探すのも良いかもしれない。
エンジン性能
現在は都心部の移動で主に使っているため、エンジン性能は十分だ。都内環状道路や第一第二京浜などの深夜早朝の速い流れでも車をリードできる。たまにツーリングで郊外に出る程度なら十分すぎるエンジン性能だ。特にブラジルモデルは12.5psの出力で余裕がある(中華は9.5ps)。
走行性能
オフロードコースを走ることはないので競技目的での性能はコメントできない。現在は都内の移動が主体で、以前はツーリング主体で使っていた。林道や砂利道や河川なら走行したことがあり、走行性能は十二分だと感じている。
XTZ125のようなオフロードバイクはマフラーの位置が高いので、マフラーからエンジン内部に水が入ることなく、浅い川は難なく走って横断する事ができた。
タイヤはオンオフどちらも走れるD605を好んで履いていた。
現在は都内の移動中心なのでシラックを履いている。
乗り心地
良好。これまで何台も125ccオフロードバイクを乗ってきたが、乗り心地は一番良い。かなりの高速走行でも振動が少なく安定している。また振動の少なさは長時間乗った場合の疲れを低減させる。ツーリングの際は一時間半〜二時間走行を目安に休憩を挟めば尻もあまり痛くならない。
取り回し
フルサイズの車体は125ccの割には大きい。だが、オフロードバイク特有のハンドル切れ角の大きさや車体幅が細く軽量であり、意外なほどに取り回しは良好だ。渋滞時のすり抜けはしやすく、Uターン禁止のところではサッと降りて手押しでUターンしてサッとまたがりUターン成功などという「原付二種」らしい取り回しも出来る。
燃費
燃費も良好。私のバイクでは、信号が多い都心の街乗り主体で36km/L前後だ。バイク便の仕事をしている人でも一日の走行距離が300km程度ということだから、タンク容量10.5LのXTZ125ならば朝一で満タンに給油すれば長距離ツーリングでも丸一日ガソリン残量を全く気にせずに乗る事ができる。
価格
XTZ125の最近の相場は、走行1〜2万キロの車体で30万前後。あまり見かけなくなったブラジル版の低走行車は、走行1万キロ以下なら35万円〜40万円くらいで販売されている。値段に対する感じ方なんて人それぞれだ。
自動車保険の任意保険を適用したり、燃費・維持費の安さ、コインパーキングの数などを考えると125ccバイクを選ぶメリットは十二分にある。
東京都心部の場合は在宅時でも使用時の出先でもバイク用の駐車場が必須だ。
私の住んでいる地域で民営のバイク置き場は1ヶ月1万円くらい取られるが、区が運営しているバイク置き場だと1ヶ月4000円で借りられる。区が運営しているバイク置き場は「原動機付自転車」限定のところが多く、また出先で使うバイク用のコインパーキングも都内では「原動機付自転車」限定のところは多い。普通二輪よりも125cc以下の方が停める場所が多く確保できる事は間違いない。
以上、私と同じようにコロナ禍の東京でバイク購入に踏み切るか迷っている人の参考になればと考えレビューを書いた。
追記
XTZ125のブラジルモデルは始動性の悪さが一番の欠点だと思う。一般的にキャブの内部ガソリンの劣化が起こりやすいと言われている。季節問わず通年を通して始動性が悪い。冬だけ、とかでは無い。
先日(8月末)も仕事の出先で駐車場に10時間ほど止めていただけだが、セルを何回回してもなかなかエンジンがかからずに参った。
対策を忘れた場合は上記の事態になるが、基本的に私が普段行なっている対策をとれば、ほぼ100パーセント始動性の悪さは解消される。
それは、駐車停車する場所の100m位手前でガゾリンコックをオフにし、駐停車する場所まで走り、駐車場所に到着する頃にはちょうどキャブの中のガソリンがほぼなくなるようにすることだ。そしてそのままエンジンをオフにすれば良い。
次に乗るときは、まずガソリンコックをオンにし、アクセルを2回ほど回して空気を送り込んでからセルを回す。この手順を守れば4〜5日間停車放置してもセル1〜2発でエンジンがかかる。わたしのXTZは夏はチョークなし、冬はチョークを引けばセル1〜2発発でかかっている。
ガソリンコックをオフにするタイミングは慣れれば大体わかる。キャブの中のガソリンが大体無くなれば良く、厳密に空にする必要などない。
ヤマハの125ccオフではDT125Rと人気を二分しているが、普通二輪に例えるならDT125Rはランツァ系で競技・レース志向、このXTZ125はセロー系でツーリング・林道志向だと思う。
良く走り、堅牢で購入後12年間これといった故障知らずの良いバイクだ。
参考になった9人(再レビュー後:7人)
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2019年5月1日 01:50 [944163-3]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
取り回し | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
2017年で中国生産が製造終了したとの事。(中国ではこういうオフ車は全然人気ないそうな)
もう5年もすれば新車は入手困難になってくるかも・・・?
1000kmほど走って慣らし終えて、エンジンオイル初回交換してからの感想です。
前回レビューと違う感想を持った点だけ書きます。
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■エンジン ★+1
思ってた以上にパワー不足感ありませんでした。
慣らし終えてオイル交換してからは更に不満ないです。
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■乗り心地
★+1
個人的には足つきも丁度良く、サスも公道であれば問題ないレベルに思えます。
※レースで乗るならダメだけど
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■燃費
★4
何回か給油しましたが40km/L前後といった感じです。
だいたい330kmくらい走ったところでリザーブにし、8Lちょっとの給油というパターンです。
リザーブにしてから何km走れるかは確認してません。
前回レビューでは「及第点以上には満足」と書きましたが、もうとっと評価して良いと思いました。
参考になった23人(再レビュー後:12人)
このレビューは参考になりましたか?
よく投稿するカテゴリ
2018年4月1日 14:31 [1116870-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
取り回し | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
富士山だっていつでも見に行ける! |
本州最北端にもいける! |
こんなところも走っていいんです。 |
こんな景色も見れるし。 |
世の中にはこんな家に住んでる人がいることも知る! |
こういう場所では、熊に会わないように、気をつけよう! |
6年ほど前に2008年製走行距離1000kmの新古車とも言えるブラジルモデルを20万円ほどで購入し、3年間乗っていました。最近もう一度買おうか検討中です。
【デザイン】
大好きでした。前からみれば225セローみたいで、他の部分は現代らしくアップデートされた感じ。どちらかというと旧車好きなので、現行の面構えはあまり好きになれない。
【エンジン性能】
非常にタフなエンジンで頼りになりました。このバイクで約3ヶ月かけて日本一周(北海道と沖縄を除くので厳密に言えば本島一周)しました。平均1日250kmくらいの走行で、多い時は1日400kmくらい走りましたが、全くトラブルなく旅ができた。トラブルといえば、旅の途中で合掌集落へと続く見通しの悪い山道で熊に遭遇した。お互いの距離は約4メートル。近い。目が合った。お互い硬直している。かなり細い道で僕はUターンも出来ず、熊は何か木の実を食っている途中で硬直している。お互いにどうすべきかを真剣に考えていた。ついに僕は「やられる前に、やるしかない。先手必勝!」と決心し、クラッチを握り、アクセルを思いっきり吹かしまくって威嚇。ウォウン!ウォウン!!ウォウオン!!!・・・すると熊は恐れをなして、藪の中に飛び込み逃げていった。これ、マジの話。熊がビビるぐらいのエンジン性能です。
【走行性能】
どノーマルでも、アウトバーンでは115kmくらい出せる。
あと、どこをどう走るかによる。基本的に下道で舗装面を走る僕には、十分かな。
バイクは上を見ればきりがないので、このバイクが僕の妥協点。
【乗り心地】
快適。フレームのブレが少なく、高速走行でも安定している。
アウトバーンで115km出した時も、以前乗っていたジェベルに比べてはるかに振動が少なく恐怖感はなかった。
でも快適に乗れるのは、80kmまでかな。
【取り回し】
超楽チン。
身長179cmの僕は、足つきも良く、両足かかとまでべったりなので、過積載の旅でも不安定になることはなかった。
【燃費】
最高にいい。出発時に満タン入れれば、どこへ行くにしても丸一日なんの心配もいらない。
1日で600km近く走ったことがあった際、450km走ったところで給油した。まだ余裕があったので満タンで500kmくらいはいけるかも。タンクが空だとフロントが軽くなりすぎるので振動が増えることもあり、街中ではギリギリまで粘ることはなかった。普段は400kmくらい走れば入れていた。それでも、スタンドに行く回数は少なくて楽だった。長距離走る場合だと、40km/Lくらいだと思う。買った当時、真面目に計算した時は、街乗りで、荒く乗って35km/Lでした。
【価格】
ブラジル版の新車価格は少し高価だったように思うけど、それでも性能や耐久性を考えれば納得できる範囲。
【総評】
走行1000kmの中古車を購入し、このバイクを手放したのが27000km。
規定通りの頻度でオイル交換することを守り、チェーンの潤滑をマメに行い、プラグはカブり出したら交換して、たまーにボルト増し締め&洗車。
上記のようにメンテナンスも自分で一般的なことしかしてなかったけど、故障は一度もなかった。一度雨上がりの山道でスリップして派手にこけたけど、バイクは全く異常なし。ブレーキレバーが曲がっただけで済んだ。「っていうか、純正のブレーキレバー長すぎんだよ!」ってことでこれを機会にショートレバーに交換した覚えがあります。
元々の積載量は少ないけど、工夫次第で結構増やせるんじゃないかと思います。僕は純正のキャリアの上に大きめの自作キャリアを固定して、その上に大きめのツーリングバッグやサイドバッグを固定していました。さらに、リュックを背負うのが億劫で、リュックをツーリングバックに固定する不精な僕の積載術でした。
総じてまとめますと、いい旅バイクです。旅好きには超おすすめ。もちろんデザインがいいので街乗りにもおすすめ。
こんなこと書いてると・・・また乗りたーい!!!
参考になった29人
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