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『ミラクルオープンドア』 ダイハツ タント 2019年モデル 義元くん。さんのレビュー・評価
タントの新車
新車価格: 135〜177 万円 2019年7月9日発売
中古車価格: 64〜220 万円 (2,129物件) タント 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ダイハツ > タント 2019年モデル > X
2021年11月15日 23:53 [1517893-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
普段は親のスペーシアや自分のフィットを運転していますが、カーシェアリングでレンタルをしました。スペーシアとの比較をしていきたいと思います。
【エクステリア】
全体的にはキープコンセプトな印象ですが、先代モデルよりもスマートな顔になりました。個人的には先代モデルの方が好みでした。
デザインの話ではありませんが、助手席側サイドミラーの下に車体の左側を視認するためのミラーが付いている点は、安全性を考えてよいと思いました。ここはスペーシアにはない装備です。
【インテリア】
スーパーハイト系軽自動車なんて、どこも同じようなものなのではないでしょうか。全体的にプラスチッキーです。また、なんかシート地の質感が非常に安っぽいんです。なんなんでしょう、あれ。いくら撥水とはいっても、さすがに気になりました。しかし、メーターの配置はよく考えられており、視線移動が非常に少なく、また一目で確認しやすいため、安全性に優れていると感じます。この辺り、私がたまに運転するスペーシアと比較して、あちらはハンドルの奥にあるため、わざわざ視線を落とさなければいけないので、ここはタントの視認性に軍配が上がりそうです。あちらは、気になるようでしたらヘッドアップディスプレイも装備可能ですが。
細かいですが、助手席側カップホルダーは小さい印象を受けました。円形に成形されているため、伊右衛門のような四角いペットボトルは入らないのではないでしょうか。あと、後席の解放感はスペーシアに軍配が上がりそうです。内装色の違いもあると思いますが、どこか比較して閉塞感を覚えました。
【エンジン性能】
低速・低回転トルクが非常に厚い印象を受けました。発進こそ少し重く感じましたが、ロックアップがかかると一気にグイっと加速します。細かく発進する場面では少し気を使いますが、街中においては力不足を感じることはないのではないでしょうか。
しかし、だいたい60km/hを超えたあたりからの加速の伸びが著しく低下する印象で、例えば高速合流や山道で、瞬発力というかもうひと踏ん張りほしい場面で少し不足を感じました。目一杯踏んで、エンジンをぶん回しても、ロックアップを意識してみても、回転数のわりに速度が乗りません。この点はスズキのR06A型エンジンの圧勝だと思います。最新のR06Dについては知りませんが。
【走行性能】
ステアリングが適度な重さで、100km/hで走行していても直進に気を遣うことはありませんでした。非常にどっしりとした、頼りがいのあるステアリングという印象で、緩いカーブにて少しずつ切り足していくような場面でも、正確に、思った通りのラインを描くことができます。シャシーの基本性能は高いレベルにあると思います。
しかし、左右の車体構造が異なる関係か、左カーブを曲がる際は、右カーブを曲がるときよりも恐怖感がありました。気のせいかもしれませんが、カーブ途中の段差の受け止め方に差があるように感じました。(街中では何の問題もないですが)
山岳路を頻繁に走るという方には、どちらかと言えばスペーシアをお勧めしたいと思います。(そもそもそういう使い方に向いていませんが)
シャシーは良いけれど、ボディの特徴がために良さがスポイルされてしまっていると感じました。
【乗り心地】
ノイズ、バイブレーション、突き上げと、どの点をとってもスペーシアよりも優れていると感じました。エンジンノイズは私は好きですが、同乗者にとってみればただのノイズでしかありません。また、スペーシアではキツさを感じる乗り心地ですが、こちらでは特に何も思うことはありませんでした。ただし、タントは足が柔らかいためか、大きめのカーブでのロールの出方はスペーシアの方が良いです。仕方ない点ですし、こちらもある程度までは自然ですが。コーナリングスピードはスペーシアの方が上です。決して攻めた走りはしてはいけないカテゴリですが。
【燃費】
燃費はメーターでは10km/L程と表示されていましたが、そんなことはないと思います。詳しくは分からないので無評価です。
【価格】
妥当ではないでしょうか。他社と大きな差もないと思います。
【総評】
試乗で走るであろう、街中での印象は満点に近いです。また、横風が吹いたときは分かりませんが、直進安定性もよかったです。
各項目、重箱の隅をつつくようなことを書いていますが、価格やカテゴリを考えたらもう満点といっても良いくらいだと思います。そもそもパワー不足を感じるのならターボを付けろという話ですし、山道を頻繁に走るような使い方をする人は別車種を選ぶべきですから。また、高回転域の伸びは、燃費のためのロングストローク化を考えたら仕方がない部分ですし。
どうもランキングを見ると他社に押されてしまっているようですが、車の出来は非常に良かったと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった17人
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レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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