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フォード フィエスタレビュー・評価
フィエスタの新車
新車価格: 235〜248 万円 2014年2月1日発売〜2016年9月販売終了
中古車価格: 64〜414 万円 (14物件) フィエスタの中古車を見る
※ランキング順位とレビュー点数は最新モデルの情報です
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
フィエスタ 2014年モデル | 3.86 | —位 | 9人 | |
フィエスタ 2004年モデル | — | —位 | 0人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 2人 | - |
フィエスタ 2014年モデルの評価
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.29 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.57 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.43 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 4.71 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 3.71 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 3.71 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 3.43 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
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2020年10月7日 06:12 [1375266-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
2016年12月に購入してから4年が経過しました。長期間経って、色々とわかってきたのでレビューします。
【走行性能】
まず、特徴はなんと言っても、走りが熱いことです。
1.0Lのエコブーストエンジン、馬力は100PS、トルクは17.3kgmを1400回転から発生させます。これが、なんとも力強い。車重が1130kgと軽いので、グイグイと前に進みます。体感的には自然吸気の2.0Lくらいの加速はあります。
ゲトラグ製の6速DCTとの組み合わせにより、変速レバーの横についた親指シフトボタンで瞬時に、シフトダウンし、加速に移ります。
街中でも加速は良いのですが、山中のワインディングロードでは、小さな車体と正確なハンドリングで小気味よく、カーブをクリアしていきます。自動車評論家の清水和夫さんが、ダイナミックテストで「なんだこれ?完璧じゃん!ミズスマシのようだ」と言っていましが、その通りです。
また、高速が驚くほど、安定しています。さすが、フォードのケルン工場で作られているだけあって、中身は全くのドイツ車です。前後に立派なスポイラーがついているせいか、時速120キロくらいでは、びくともしません。親指で5速や4速にシフトダウンすれば、BMWやベンツを追いかけることも可能です。
エンジンのフィーリングですが、3気筒なので、回すと、軽自動車に似た3気筒らしい音が出てくるので、そこはあまり官能的はありません。最高出力の100馬力は6000回転で発生し、実際、レッドゾーンの6500回転まで回すことはできますが、上まで回しても、ホンダのVTECのような切れ味はない。しかし、トルクがあるので、速度計を確認すると、驚くほどのスピードが出ていることがあります。
【乗り心地】
195/45R16の扁平率の高いタイヤを履いているため、固めです。低速の凸凹道では体が揺すられます。高速では段差を乗り越えるときに、コツコツ感はありますが、安定性は2.0Lクラスの車を運転しているようで、疲れ知らずです。タイヤは最初はハンコックを履いていましたが、ブリヂストンのPOTENZA Adrenalin RE003に履き替えてから、乗り心地、静粛性ともはっきりと向上したので、お勧めです。値段も安い。
【燃費】
通算でリッター12キロくらいです。高速でも16キロくらいで、そんなに伸びません。
燃費よりも、低速からのトルクや高速での伸びを楽しむ車ですね。
【内装】結構、Aピラーが寝ているので、最新の軽自動車から乗り換えた人には室内は狭く感じるでしょう。フロントガラスが迫った感じがすると思います。しかし、慣れてしまえば気になりません。不満は、アシストグリップがついていないこと。同乗者は走行中は、手を預けるところがありません。代わりに、小さなハンガー掛けが、運転席側以外の3箇所についています。また、ソニー製のオーディオもデザインがごちゃごちゃしています。ナビも2DIN型を取り付けることができません。しかし、ソニーの8スピーカーオーディオは音がすごく良い。フォードの音声認識機能がありますが、ネイティブな英語かドイツ語で話しかけないと、コマンドが通じません。
【外装】
フロントグリルがアストンマーチンみたいに口が広がっていて格好良いです。
前後のスポイラーも迫力があります。小さいながらも存在感があります。
【後席の居住性】
ホイールベースが2490ミリなので、広くはないですが、後席の足元はしっかりと前席の下に足を入れることはできるので、普通に使えます。身長172センチの運転者である私の後ろに、身長175センチの友人が後席に載って、東京から修善寺経由、沼津間の往復をしましたが、特に大きな不満はありませんでした。とはいえ、基本的には前席が優先のパーソナルカーですね。
【安全性】
ドアが異例なほど分厚く、また、エアバックもニーエアバックも装備された7点式なので、搭乗者の安全性は高いと思います。自動ブレーキは、時速30キロ以下でしか作動しませんので、気休め程度です。
【価格】
新車時に228万円でしたが、今は、低走行の中古車が100万円以下でゴロゴロしています。フォードは日本を撤退しましたが、きちんと、整備できる体制は維持しているので、整備できるディーラーさえ確保できれば安心して乗れます。整備費用も日本車よりちょっと高いくらいです。
ただ、売却時の買取価格は全く期待できないので、乗り潰すつもりで買った方が良いです。
【故障】
買って3年目の昨年の夏に、エンジンのオーバーヒートの警告灯が。原因はウォーターポンプの故障。
修理費用は6万円強でした。それ以外は問題ありません。
【総合評価】
ドイツ車を極めてお手軽な価格で乗りたいなら、お勧めです。
しかも、アウディのA1やVWのポロなんかに比べたら、めちゃめちゃ走りが熱い!
フォードには、本当に走り好きがいると思います。しかし、日本から撤退したのはバツ。
私のような熱心なファンはいるので、戻ってきてもらいたいです。
参考になった16人(再レビュー後:16人)
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
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2015年11月7日 14:09 [867805-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
納車から1ヶ月、点検に行ってきました。
今のところ大きな問題もなく、楽しく乗り回しています。
たいそうな車に乗ったことはありませんが、今まで買った中でベストですね。
【燃費】
当初、思ったより良いようです。
走行 451km(高速200km、その他一般道) 給油36.6l = 12.3km/l
しかし、1000ccと考えるともう一声欲しいですね。
【高速走行】
1000ccのエンジンで高速はどうなんだろうと思っていましたが、高速道路で走る常識的な速度では何ら問題なくかつグイグイ走ります。
正直、たいしたもんだと感心!!
【その他どうでも良いこと】
エンジンを切ってロックをしてもエンジンのファンが回っています。ディーラーで聞いたらターボ関連の冷却で最大5分そのような状態になるとか… 二段式で地下に入る駐車場なのでパレットを沈めても下からブ〜ンと聞こえてくるのが不気味。
---------------------- オリジナル ----------------------
先日、フィエスタが納車されました。
その前はスバル インプレッサに13年乗っていました。
この13年間に起こった技術革新の恩恵を全く受けていなかったので、新しいフィエスタに乗る私は竜宮城から帰った浦島太郎の気分です。
まだ、手に入れたばかりなのでブレるかもしれませんが、新車購入の喜びに任せて書き込みます。
【エクステリア】
切れ長のアイラインと、コンパクトなボディー、欧州車らしい精悍な子豚ちゃんみたいなフォルムが気に入っています。
【インテリア】
インパネ回りは高級感がありますが、テカテカしたオーディオまわりがマイナス。モニターが小さいのとナビと共有できないのもイマイチ。私の車は必要時にナビ画面を跳ね上げ(ティルトと呼んだらいいでしょうか…)、据え付けのモニターを見る感じにしてもらいました。
シートは硬めで座り心地も良好。ハンドルもティルト+テレスコーピング(前後に動く)が出来て、シートの微調機能もありベストポジションが見つかれば運転しやすそうです。
【エンジン性能】
1000ccであることを忘れます。車体の重量や剛性とマッチして低速から太いトルクでグイグイ引っ張っていく感じです。右折の時などにアクセルをちょっと踏みすぎるとポンと飛び出して、逆にドキッ
3気筒の特有の振動はありませんが、トレードオフなのでしょうかアイドリングが若干高めなのは気になります。
【走行性能】
走行性能云々と言うところまで走ってないのでここはいずれ…
あえて言えば、ブレーキが急に入ってくる感じがありますね。
【乗り心地】
路面の凹凸をよく拾う感じで、気に入っています。
ハンコック製のタイヤ云々という記事を見かけますが、確かにタイヤのコンパウンドが硬いというかゴツゴツ音があるように思います。この辺りももう少し乗ってからですね。
【燃費】
街中ではかなり悪い印象です。(10km/l < 燃費 <11km/l)
あれだけグイグイ行ったらしょうがないか…
高速は現時点で未走行。
【価格】
上期末の決算直前に商談したため、かなりのディスカウントを提示していただきました。そのためいい買い物をしたと思っていますが、ディスカウントが無かったらどうなんでしょうね・・・ 装備満載でうれしいのですが出だしの価格と言う意味でもう少し低いと支持を得られるような気がします。
【総評】
ネガティブなポイントを書いていますが、実はかなり気に入っています。アクセルを踏んだ時の加速感とか、コーナーを回るときの最小限のロールで粘る感じとか、排気量1000ccの車とは思えない楽しさがあります。
しかし、この車を選ぶのは相当な変態ですね。
「フィエスタは孤高の変態野郎によく似あう。」
参考になった16人(再レビュー後:13人)
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
2015年10月16日 22:33 [866882-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
試乗をしたインプレッション。
【エクステリア】
弾丸のような見た目が非常にカッコいい。
写真の角度よりも実物のほうが迫力がありよい。
【インテリア】
センターのソニーが一昔前のよう。
ナビを入れるスペースがないのはマイナス点
それ以外は非常に近未来的でよい。
【エンジン性能】
ターボ付きの1lであるが、
普段使いでは十分といった感じ。
【走行性能】
アクセルレスポンスが非常に良く、
車重も軽いため、非常に乗っていて楽しい車だと思う。
【乗り心地】
タイヤ(韓国製?)の影響かややロードノイズは大きめ。
長く乗るならタイヤの変更もあり?
【燃費】
流行のダウンサイジングターボということでそれなり。
しかし、アイドリングストップがないため、都心では燃費は思ったほど伸びないかも。
【価格】
リッターカーとしては高いが、
安全装備が豊富ということを考えると妥当か。
【総評】
乗り回して非常に楽しいと思える車。
自動車を道具とだけ考えないならありの車。
音声認識が英語のみ、ナビを入れるスペースがない、
アイドリングストップがないなど、
日本で売ろうという気はない車なのかもしれないが、
それを差し引いてもこの走行性能は素晴らしいと思う。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
2015年10月14日 21:04 [866320-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
ごく普通で、特に変なところもなく
見た目は不満無い。
満足も無いけど。
【インテリア】
悪くは無い。
特筆するほどのものもない。
【エンジン性能】
リッター車でこれなら、
まあまあ良いのではないだろうか?
非力ではあるが、パワー/ウェイト比は
それなりなので、コンパクトカーだという
割り切りさえあれば。
【走行性能】
ローギアードで回し目で走るのも
なかなか面白い。
小さなエンジンの楽しみ方だなあ。
【乗り心地】
ほどほど。
驚きは良くも悪くも無い。
【燃費】
こんなものでしょう。
【価格】
価値観にかなり左右されるが、
スポーティコンパクトとして見れば、
まあまあのコスパ。
大多数の人の期待からは
高い車かと思う。
【総評】
フォードであることと、
コンパクトカーをどう評価するかだが、
悪い車ではない。
この車を知っておくことは、
コンパクトカーを買う際には重要。
良いベンチマークです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 2件
- 0件
2015年8月30日 01:36 [853982-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
購入したのはフローズンホワイト、クリーム系が全く入っていない真っ白で綺麗な色です。
デザインはフロントグリルがアストンマーチンのような六角形の形状が良い感じです、フロントライトは下側に流行りのLEDラインが入ってキリリと細めです。フロント、サイドにスポイラー 、リヤには大きなウィング リヤ下側にはマットブラック処理、サイドのキャラクターラインは強く直線的で締まっています。ポディーサイズは小さいのに存在感のあるデザインで良いと思います。
【インテリア】
ダッシュボード上はソフトパッドが入っています、この価格帯では珍しいのではないでしょうか?
砲弾型を少し角ばらせたメーターカバーとメッキ処理は少し子供っぽい、未来チックな感じで好みは分かれると思います。
ソニーのステレオシステムは少し慣れが必要。インフォメーション画面は英語表記、ガイド音声も英語です。
バンドルには左側にステレオシステムのスイッチ
右側にはオートクルーズの設定スイッチが配置されて使いやすいかな、バンドルは革巻きで太さは好みですが、手触りが乾き過ぎで もう少ししっとりしたのが好みです。チルトとテレスコで調整すれば 高い位置の手前に調整してラリードライバーのようなポジション設定可能で運転しやすい。
居住性はフロントは標準的 リヤは国産車の同クラスに比べれば狭い、大人数での移動には向かないかも
後、市販ナビは設置するところがありません… 私は諦めてスマホの携帯ナビにしてます。スマホ取り付けホルダーはモニター前に取り付けました。ギリギリモニターは見えます。
【エンジン性能】
試乗比較したのはデミオディーゼル 購入前にそれぞれ2回試乗しました。トルクの太さ感はデミオと同等、 アクセルを踏んだ時のトルクの立ち上がり反応はフィエスタのほうが鋭いと感じました。
吹け上がりは鋭い、正直1リッターのエンジン力感ではないです 早い早い! 高速道路では力不足かなと心配しましたが杞憂に終わりました、加速性能的に全く不満なしです。
ギンギン回して走るより、トルクに乗せて走るタイプのエンジン。
【走行性能】
ハンドリングは街中の低速ではほどよくクイック、私はここが一番気に入りました、エンジンが異様に小さいので鼻先が軽いんだと思います。しかし高速道路に入れば車体がドッシリ落ち着き安心感が高い
車体の安定感はデミオと同等、決め手は低中速のハンドリングの軽快さ。
コーナーリングは正に自由自在!! 20年以上前に乗っていた初代マツダロードスターに匹敵する面白さ!!やっばり車は乗って愉しいのが一番、あれから国産車、輸入車合わせて10台以上乗り継ぎましたが、これが飽きない車の条件でしょうか?
【乗り心地】
奥さま、子供達からは不満の声は聞こえて来ません、乗り心地自体は国産車基準からは少し硬め、ドイツ車基準でみたら少し柔らかい (なんでドイツ車基準かといえば、フィエスタはヨーロッパフォード ドイツで製造されているからです)
【燃費】
満タン法で 11〜12km/L 条件は毎日往復74km通勤で高速道路約7割 下道3割
【価格】
割高に感じるかも知れないですが、装備を考えたら適性だと思います、国産車にオプションを同じだけ追加したら、もっと高くなると思います。
今回は営業担当者さんにも頑張って貰い購入となりました。
【総評】
完成度は高い、満足度も高いと思います。世界的にはすごく売れてるコンパクトカー、もっと日本で売れて良いですね
但し近くに販売店がない、実車もない これが売れない理由かな
近くにあれば試乗してみて下さい、良い車です。
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2014年3月3日 22:24 [692435-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
日本仕様は1.0エコブーストの1グレード |
アルミホイールは16インチ、タイヤは195/45R16 |
エクステリア同様メリハリのある造形のインパネ |
シート表皮はチャコールブラックのファブリック |
リアクォーターウインドーのおかげで後席も明るい |
コンパクトなエンジンは軽快なハンドリングにも寄与 |
正規輸入車としては7年ぶりの復活となるフォードのコンパクトカー、フィエスタを、神奈川県の箱根で行われた試乗会でドライブしました。
ボディサイズは全長3995mm、全幅1720mm、全高1475mmで、現在の輸入コンパクトカーとしては小柄なほうに属しますが、躍動感あふれるスタイリングはそれをまったく感じさせません。このダイナミックな造形を、よくコンパクトなサイズに落とし込んだものだと感心しました。ブルーや写真のマゼンタなど、発色の良いボディカラーが良く似合っています。
インテリアも外観に負けず劣らず勢いを感じる造形で、ブルーを多用したインターフェイスなど、ひとクラス上のフォーカスと共通する部分も多く散見されます。マイクロソフトと共同開発したSYNCと呼ばれるインフォテインメントシステムは、現状ではナビが表示できないものの、スマートフォンをワイヤレス接続して電話や音楽プレーヤーとしても使える、このクラスでは先進的な装備でした。
前席の座り心地は固めですが、その分、姿勢をピシッと保持してくれて心地良く感じられました。後席は身長170cmの僕なら、足元も頭上も余裕を残して座れます。しかも角度や着座感を含めた総合的な評価では、このクラスで最良に思えました。ダイナミックなスタイリングとは裏腹に、パッケージングを真摯に追求したボディであることが分かりました。
エンジンはエコブーストと名付けられたフォードの環境対応型ユニットで、フィエスタは1Lの直列3気筒ターボを積みます。インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを2年連続で受賞するなど、海外では評価の高いものです。これにパワーシフトと呼ばれる6速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせています。
たった1Lで満足に走るのか、不安に思う人がいるかもしれませんが、最高出力は100ps、最大トルクは17.3kgmと、後者については自然吸気1.8L級であり、1160kgのボディをまったく不満なく加速させます。2000rpmあたりでトルクが盛り上がってからのダッシュは、力強ささえ感じます。アクセル操作に対するレスポンスはかなり機敏。回転感はやや骨っぽさが残るものの、サウンドは4000rpm以下では3気筒らしさとは無縁で、音量も抑えられています。
トランスミッションはデュアルクラッチタイプなのでスムーズですが、中ではひんぱんに変速を行い、トルクバンドをキープしてくれていることが分かります。マニュアルシフトをレバーの頭につく+/-スイッチで行うのも特徴で、慣れればレバーを前後に動かす方式より扱いやすいと思いました。
乗り心地は、街中では固めで、低速では舗装の状況まで伝えてくるほどです。でも速度を上げていくとそれが消え、サスペンションがストロークしてショックを吸収するようになります。速度を上げるほど焦点が合ってくる、ヨーロッパ車らしい設定です。
ハンドリングはとにかく機敏で、ノーズがスッスッと動きます。コンパクトカーらしい楽しさが存分に味わえます。それでいてグリップは安定しており、乗り心地と同じように、スピードを上げるほど、路面が悪くなるほど真価を発揮していきます。こちらもまた、僕たちが思い描くヨーロッパのコンパクトカーの理想像に限りなく近い仕上がりです。
近年のフォードは「ワンフォード」の言葉どおり、グローバル体制で開発を進めています。しかしフィエスタについてはコンパクトハッチバックの本場ヨーロッパ市場をメインに設計したことが、乗るとはっきり分かります。無理して高級感や落ち着き感を狙わず、このクラスにふさわしい軽快な走りと燃費の良さを追求した作りは、すがすがしさを感じます。ひとりでも多くの人にフォードの実力を知ってもらいたいと思いました。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年2月18日 01:14 [687393-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
フィエスタは日本では知らない人も多いが、世界的に見れば良く売れているクルマで、2012年にはコンパクトカーの売れ行きナンバー1、総合でも6位に入る販売実績を残している。
フルモデルチェンジで登場した新型車は、特徴的なデザイン、直噴ターボ仕様のエコブーストエンジン、軽快なフットワークなどを特徴とする。
エクステリアはフォードのキネテックデザインによって作られていて、ウェッジの効いたシャープな切れ味のある外観を特徴とする。インテリアもなかなか良くできていて、デザイン・質感ともクラスの水準を超えた印象がある。日本で使うことを考えると、純正カーナビがインパネにビルトインされないのはやや残念なところだ。
搭載エンジンは直列3気筒1.0Lのエコブーストだ。ダウンサイジング直噴ターボ仕様のエンジンで、気筒数を減らして排気量を小さくした直噴仕様のエンジンに、インタークーラー付きターボを装着してトルクを得ている。最近の欧州車に多く見られる手法である。
動力性能は74kW/170N・mを発生する。排気量は1.0Lだが、パワーは1.5L級、トルクでは1.7L級のエンジンに相当する実力を持つ。これで比較的コンパクトなボディを走らせるのだから、元気の良い走りが得られるのは当然である。
トランスミッションは6速のデュアルクラッチが組み合わされ、これもなかなか良くできていた。低速域でギクシャク感を与えることなく、スムーズに走り出し、アクセルの踏み込みに応じて滑らかな変速を見せるからだ。
コンパクトカーではシングルクラッチを使う例が多く、トルク抜けの症状が不評を買ったりしているが、フィエスタのデュアルクラッチならスムーズな変速を見せるので、トルク抜けの不満は生じない。
これでパドルシフト付きなら文句がないところだが、マニュアル操作用にはサムシフトと呼ぶフォード独自の方式が採用されていて、これがあまり操作性が良くない。パドルシフトに変更して欲しい。
パワートレーンのデキもなかなか良かったが、それ以上に好感が持てたのが足回りだ。箱根のワインディングロードを走らせても、軽快に駆け抜ける気持ちの良い足回りを持っていた。やや硬めの味付けながら乗り心地も良く、コンパクトカーにありがちな安っぽさを感じさせることがなかった。
こうしたシャシー性能の良さを味わうと、改めて日本でもっと売れないものかと思う。欧州製の、というか最近のワンフォードで開発されたフォード車が日本のユーザーに浸透していないのは残念なことだ。
とはいえ、フィエスタを誰にでも勧められるかというとそうはいかない。販売網が手薄なので近くにフォード車を売る店がないという人が大半だからだ。アフターサービスの便利さを考えたら、近くに販売店があったほうが良い。
価格は229万円の設定で、これはかなり高めの印象がある。やはり輸入車だなと思わせるような割高感だ。ただ、先進緊急ブレーキを始めとする各種の安全装備や、コンパクトカーとしては高い充実度を持つ快適装備などを考えたら、多少は割高感が薄まる部分もある。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
2014年2月14日 20:59 [685436-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 3 |
試乗させていただきました。北陸地方在住で降雪地帯です。試乗車はスタッドレスタイヤ装着。
エクステリアはとても好みです。個人的にはもう少し派手めでも良いな。思っていたより大きく見えます。
荷室はボディサイズを考えると普通かな。バックドアの開口部は狭めで、少し高めでした。デザインか剛性を出す為にかなと思いますが、大きめの荷物を積み降ろしするのは大変そうです。
インテリアも良かったです。室内は狭めと感じました。シートは身体を包みんでくれる感じですが窮屈なかんじはありません。嫁さんがリヤシートに座って試乗にでましたが、足下・頭上とも余裕があったそうです。
インパネのオーディオ部は、最近にしては珍しくスイッチが多くて慣れが必要と思います。スィッチの配列に慣れれば見なくても操作が出来るように見えます。タッチパネルよりは好ましいです。
室内はとても静かで、アイドリング時にはほとんどエンジン音が聞こえません。
発進するとクリープが強めで、この時は音と振動で三基筒を感じます。不快なかんじではありません。
走り出すと、ステアリングが中立付近で少しだけフワフワした手応えがありました。スタッドレスタイヤのせいだと思います。車線変更、カーブでは全く違和感は無く曲がってくれます。
エンジンは扱いやすく、意のままに操れそうです。加速も十分以上、強めに加速させるとスタッドレスタイヤが負けてしまいます。今時の国産車のエコなエンジンのように回転数をコントロールしにくいような事も無いです。
乗り心地も良く、ゴツゴツともフワフワともしません。
ずっと運転していたくなる車でした。
本気で欲しくなりました。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォード > フィエスタ 2014年モデル > 1.0 EcoBoost
2014年2月3日 11:06 [681736-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
走りそう。なデザインは○
車幅がちょっと大きく(172mm)3ナンバーなのは残念。
車長が4mないので、ずんぐりむっくり。
フロントグリルもちょっとアピールしすぎかな。
【インテリア】
走る分には申し分なし。
無理矢理右ハンドルなんで、ハンドルまわりのレイアウトは不慣れ。
カーオーディオ等の配置はよいです。
室内は狭いです。
【エンジン性能】
1L3気筒ターボを初体感。
1.5L NAの加速感はあります。
街乗り、ちょっとドライブにはOK。
あとは3気筒独特の振動が・・・。
【走行性能】
走る、止まるには申し分なし。
気持ち車幅が大きいので、右左折や狭い道路は気を使います。
【乗り心地】
悪くはない。程度。
右左折の度にウィンカーとワイパーのレバーを間違えました。
【燃費】
カタログスペックは良いです。
【価格】
1Lターボの比較車両がないですが、
1.5Lや1.6L NAの同サイズ国内車と比べて、高い感あります。
【総評】
趣味で持つなら3/5点かな。
- レビュー対象車
- 試乗
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2007年2月8日 00:55 [54731-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
前期型(2004年式)のオーナーです。
良い点
・エンジンがトルクフルなので軽くアクセルを踏むだけでいい加速をします。
・オートマは購入当初はシフトタイミングがイマイチでしたが、バージョンアップでよくなりました。
・このクラスでサイド&カーテンエアバッグが標準(GHIA)だし、サイドシルやドアが厚く、安全性が高そう(あくまでもイメージ。でもEURO NCAPはしっかり4スター)。
悪い点
・エアコンの効きが悪い。温度を最低にしても風量1ではほとんど効かず、風量を上げると燃費がガタ落ち。
・1.6Lのハイオク仕様なのに、街乗りメインで9km/L台
・ドリンクホルダーが使いにくい(ドアポケット内)。
・メーターパネルにシフトインジケーターがない(後期型では付いた)。
・オプションでいいからディスチャージヘッドランプが欲しかった。
悪い点はあえて言えばといったところで、トータルでは非常に満足しています。派手さは全くないですが、堅実に作られた感じです。カタログスペックに出ないところで、ふと「よくできてるな」と関心する事があります(例えばリモコンキーの開錠1度押しで運転席のみアンロックで、2度目で全席がアンロック)。
日本では人気が非常に低いですが、ブランドにこだわらず、長期的に乗るのであればオススメと思います(リセールバリューは低い)。
オーナーなので、採点は甘めかも・・・
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