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メルセデスAMG C AMG クーペレビュー・評価
C AMG クーペの新車
新車価格: 905〜1502 万円 2016年8月1日発売〜2023年1月販売終了
中古車価格: 289〜2825 万円 (70物件) C AMG クーペの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは最新モデルの情報です
モデルの絞り込みモデル別にレビューを絞り込めます。モデル指定のない過去の投稿は絞り込まずにご覧ください。
モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
C AMG クーペ 2016年モデル | 4.45 | —位 | 4人 | |
C AMG クーペ 2011年モデル | 5.00 | —位 | 2人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
C AMG クーペ 2016年モデルの評価
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.45 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 4.91 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.95 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 4.45 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 3.45 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 2.50 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 3.05 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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---|
自動車(本体) > メルセデスAMG > C AMG クーペ 2016年モデル > C63 S Coupe (左ハンドル)
よく投稿するカテゴリ
2019年3月21日 08:29 [1209960-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
前期型のグリルもよかったのですが、圧倒的にパナメリカーナグリルがかっこいい。このために買い替えたようなものです。
前期グリルがC43になってしまいましたが商売がうまい。
【インテリア】
極端に変わりませんが使いやすさはアップしました
【総評】
9速になり感じがかなり変わりました。 以前のC63Sは荒々しい感じだったのですが、一般道ではマイルドになりました。
これは軟弱になったというより走行形態の幅が広がった感じで、山岳コースなど以前より過激にかつ安定して走れます。
ブリッピングはギアの間隔が狭まった為かおとなしくなり若干不満が残ります。
この走行性能の幅の広がりが、解釈によってはトゲがなくなったと感じるか、繊細になったと感じるかで評価が変わるところです。
エクステリア、インテリア、走行性能全てにおいて進化しています。
より都会的になった感じですが、この変化を嫌がる人もいる気もします。
ただ どう転んでもC63Sのポリシーは健在でした
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年1月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 1452万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった3人
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自動車(本体) > メルセデスAMG > C AMG クーペ 2016年モデル > C43 4MATIC Coupe
2017年7月31日 14:28 [1050191-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
説明不要のザ・メルセデデザイン。
セダンよりクーペ好きなので、
サイドからのリアへのデザインラインを
他社のクーペと比べてしまいますが、
中々美しいラインだと思います。
リアデザインは好みが湧かれそうですが、
個人的にはスッキリし過ぎている気もします。
【インテリア】
乗り込んでも感動はありません。
見慣れてしまったという意味で新鮮さはないですが、
元からのクオリティーが高いので安心度は高いです。
【エンジン性能】
当然というか予想通り過激さはなく、
ジェントルなエンジン性能。
悪く言うと「ただ速い」という感じになってしまうのですが、
冷静にハンドリング・ドライビング出来る、
実用的に最良と感じられます。
【走行性能】
モードはスポーツからが楽しめるというか、
この車の価値があるように感じます。
【乗り心地】
スポーティーな硬さ好みでもあるので、
許容範囲です。
振り回す車ではなく、目的地に笑顔で疲れなく、
早めに到着できる優秀な車という印象です。
【価格】
ラインナップから考察するに、
妥当と思います。
【総評】
エクステリアデザイン、サイズ感、エンジン、足回り等々、
全てに実用的な車です。
AMGで過度な期待をしてしまうと裏切られてしまいます。
やんちゃ度数は極めて低いです。
上には上があるので、
この車は実用的で楽しめるポジションだと心得れば、
十分に満足できると思います。
ただ、クーペデザインになるとオープンが欲しくなりますね。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった6人
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自動車(本体) > メルセデスAMG > C AMG クーペ 2016年モデル > C63 S Coupe
よく投稿するカテゴリ
2017年2月2日 09:35 [1000227-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
最初に、C63Sのセダンを試乗し、その刺激的な性能にゾッコン。
ただし、セダンのデザインはオジン臭くて購入をためらっていたところにクーペの発売。
速攻で契約しました。
迫力満点のオーバーフェンダーが下品で素敵。(笑)
【インテリア】
スポーティーかつ高級。 満点。
【エンジン性能】
暴力的な馬力は刺激的。
ドロドロV8サウンドも素晴らしい。
スポーツプラスモードのブリッピングもシビれる。
だけどすぐに慣れる。 飽きる。
【走行性能】
なんか試乗したセダンの方がハンドリング良かったなあ〜。
気のせいかな???
【乗り心地】
コンフォートモードでもかなり固い。
ただし高速道路になれば気になら無い。
街乗りは最悪。
【燃費】
悪い。 でも分かってて買ったんで。
【価格】
性能を考えれば高くないのかもしれないが、やはり高い。
リーセルも良くないでしょう。
【総評】
まあ、勢いで買ってしまいましたが、普段はCLS350のエアサスに乗ってます。
休日のひとりドライブ、ゴルフに行く時用に買いました。
ケイマンも持ってるけど、ケイマンはゴルフクラブが乗りません。(助手席にしか)
セカンドカーに暴力的なパワーの有る車が欲しくて、AMGブランドが好きで、エクステリアにゾッコンな人用。
セカンドカーにスポーツカーを追加するならリセールバリューも含めて、総合的にはポルシェの方がオススメですね。
参考になった5人
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自動車(本体) > メルセデスAMG > C AMG クーペ 2016年モデル > C43 4MATIC Coupe
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年12月30日 14:38 [990300-2]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 2 |
価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
メルセデス・ベンツは、メルセデスブランドの下にメルセデス・マイバッハとメルセデスAMGがぶら下がる形でブランドの拡充を図っている。これによって超高級車ブランドとしては失敗したマイバッハを量産される高級車ブランドとすることに成功したほか、メルセデスAMGもプレミアム志向のユーザーに幅広く対応できるモデルを目指している。
これに合わせてメルセデス・ベンツ日本は、AMG43シリーズのエンジンをCクラスを中心とするさまざまなモデルに一気に搭載してきた。
メルセデスAMG C43 4MATICクーペもそのひとつで、メルセデス・ベンツ日本が千葉市のザ・サーフオーシャンテラスをベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。
メルセデスAMG C43 4MATICクーペの概要はボディタイプに関する部分を除くと、メルセデスAMG C43 4MATIC(セダン)やメルセデスAMG C43 4MATICステーションワゴンと基本的に共通なので、エンジンやトランスミッション、足回りなどについては、セダンやステーションワゴンの記述を参考にしてほしい。
ちなみに、AMGモデルのグレードモデル名の表記は、かつてはV型8気筒エンジンを搭載したC63など、2桁の数字がエンジンの排気量を示す数字として使われてきたが、現在では動力性能のレベルを示す数字として使われている。
たとえばAクラスにはA45というモデルがあり、これには2.0Lのツインターボ仕様エンジンが搭載されているが、このエンジンの動力性能は3.0Lのツインターボ仕様であるC43を上回っているため、モデル名を示す数字が大きくなっている。排気量と動力性能の数値が逆転する形になっているわけだ。
C43クーペに搭載されるV型6気筒3.0Lのツインターボ仕様エンジンは、ブルーダイレクトと呼ぶ直噴エンジンにふたつのターボを装着し、これにさまざまなAMGテクノロジーを盛り込むことで、270kW/520N・mの動力性能を得ている。
セダンやステーションワゴンで書いたように、ピュアなAMG仕様エンジンとは違うのだが、AMGを名乗るだけの性能を持ち、豪快な加速フィールが味わえる圧倒的な加速性能を持つ。高回転まで回したときのパンチ力は凄いが、それを存分に発揮できるシーンは日本の道路交通環境の中にはない。
クーペボディの外観デザインは見るからにスタイリッシュなものだ。今ではほとんどのメルセデス・ベンツに採用されるようになったフロントグリル中央のスリー・ポインテッド・スターも、クーペボディにこそ似合うものといっていい。
エアロパンパーやトラックリッドのリップスポイラーなどは、AMGモデルとしてはやや控えめな印象ながら、サイドスカートなど合わせてスポーティさを感じさせるものである。19インチのマルチスポークアルミホイールもAMG専用のものだ。
インテリアはタイトなコクピット空間が作られていて、本革シートやAMGCスポーツステアリングなどが装備されて標準のCクラスクーペとの違いが設けられている。
2ドアで乗車定員も4名にとどまるクーペは実用性の面ではあまり期待が持てない。4名乗車が可能といっても実質的には2人で乗るクルマである。このように考えると、クーペは非日常的なボディタイプなのだが、だからこそAMGモデルのような走りに特化したスポーツモデルが良く似合う。逆にいえば、AMGモデルに最適なのがクーペボディなのだ。
1台所有では難しい面があるが、複数所有の2代目以降のクルマとして、メルセデスAMG C43 4MATICクーペは十分に意義のあるクルマだ。それが900万円強で買え、ほとんどオプションを装着しなくてすむのだから、買えるユーザーにとってはリーズナブルなものとなる。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > メルセデスAMG > C AMG クーペ 2011年モデル > C63 (左ハンドル)
よく投稿するカテゴリ
2012年9月12日 01:28 [532748-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
デザインの好き好きは個人的な好みの部分が大きいのですが私はゴツさを具現化していて良いと思います。
前後のピラーが寝ていて特に後ろのラインを見ているとハッチバックに見えるくらいです。インチアップは走行性能を上げる為とこの有り余るエンジン・パワーを確実に路面に伝える為には必要だったのかもしれませんがホイールの黒の色と相まってエレンガンスさは削がれていますね。
ちなみにワイドフェンダー化しているBlack Seriesは更に凄みを増してもう猛獣にすら見えるくらいです。
【インテリア】
機能としては何も問題ありません。スイッチ類は(BMWなどに比べると)大きめですが「グローブをしたままでも触れる」というコンセプトを聞けば納得ですね。
以前の質感を知っている人間にはプラスチックパーツが多くなりちょっと思うところが無い訳ではありませんが最近のベンツは光沢が無いシルバー(調のプラスチック)パーツの使い方が上手くなったと思います。
ハンドル部やコンソール部はちょっと子供っぽさを感じるくらい素直なカッコ良さになっていてデザインは大人っぽいというよりカッコ良さを表現している気がします。
あと高額ハイパワー車=黒い内装というワンパターンは脱却して欲しいですね。ただこのモデルは内装のシートが白を選べるのでマシなのでしょうね。
(本国仕様のオプションのカーボンシートはよりカッコ良いですね)
【エンジン性能】
AMGの63エンジンに不満などありません。シルキーではありませんがV8のオドロオドロシイ、下っ腹に響く振動に悩まされることも(少なくともエンジンマウントが経たっていないと)ありません。
アクセルOFF場時に自動的にブリッピングするのは演出としてニヤリとしてしまいました。(燃料の無駄遣いとは言わないで下さい。キャブ車とかミッション車を知っている人間へのオマージュなのでしょうからね)
【走行性能】
生意気なことを申しますがAMGの63エンジンを積んでいるベンツ系のクルマの中ではベストバランスだと思います。このエンジンはノーズヘビーに成りがちなエンジンですが少なくともドライブしていてドライバーが車体の中心部に座るので(ミッドシップ・エンジンではないですが)振り回しても素直な動きをします。(私の体重が重いのでそう思ったのかもしれませんが…なんて^^;)
クルマ自体はベンツのCクラス・クーペですから視界に死角もなくクルマの中心に座っているポジションなのでクルマの前後の取り回しもし易いです。
ともかくエンジンもバランスもシャーシとしても安心して走れるクルマです。
(たぶん間違いなくサーキットに持ち込んでも今の通常ラインナップの中ではベストの1つだと思います)
またとんでもない馬力とトルクのクルマですから高速道路で不満を感じることが無いのは当然としてもピーキーなエンジンでもないので普段使いの一般道路でも問題なく運転できます。
【乗り心地】
一般的に国産車と比べれば(生意気で恐縮でスミマセンが借りて乗ったくらいしかありませんが^^;)アクセルもハンドルも重めのセッティングですがそうしないと返って不用意な操作になるので慣れれば適度な操作感になると思います。
あと昔からベンツのシートは腰痛知らずです。ただこの扁平タイヤとサスが経たったら…ショックは過大でしょうね〜
【燃費】
…気にする人は買わないでしょう。
【価格】
…まぁ昔のAMGから考えるとこの価格は割安というかバーゲンプライスですけど…御高い事には変わりませんけどね。でも価格分は素晴らしいです。
【総評】
先述した通り、現行の通常に売っている63エンジンを積んでいるAMGの中では一番バランスのとれた車です。
ハッキリ言ってSLSよりもこちらの方が安定していて楽に走らせられます。
このクルマに何を求めるのか!?高級感!?快適性!?走行性能?!etc…。
その回答は与えてくれると思う一台です。
このクルマで求める部分が満足しなければその点に特化した車を買えばいいのです。
購入検討されておられるなら決断して間違いはない車です。
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自動車(本体) > メルセデスAMG > C AMG クーペ 2011年モデル > C63 Coupe
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2012年4月18日 03:58 [498409-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 2 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
迫力満点の強面は戦うマシンのようだ。 |
美しいクーペだが、レーシな足回りが性格を露にしている。 |
どこから見てもスペシャリティ感に溢れる。 |
ブレーキキャリパーは6ピストンを採用。 |
AMGオリジナルの6.2L V8ユニット。 |
上質なインテリリアは物々しさは感じられない。 |
Cクラスのボディに6.2Lという巨大なエンジンを押し込んだ最新最良の「C63 AMG クーペ」を取材のため、メーカーの広報車両を借用し走行しました。
全長4,710 × 全幅1795 ×全高1390 mmというDセグメントセダンなのですが、そこに佇んでいるだけで、ただならぬオーラを感じます。それもそのはず。エクステリアには、AMG専用の“盛り付け”が至るところに施されています。6.2Lの巨大なエンジンを収めたボンネットは、大きく盛り上がり、ぶっといタイヤを収めるためのワイドフェンダー、そして専用のマットブラックスポークの19インチホイール、路面に張り付くかのようにローダウンされた足回り、左右に2本ずつ配された大口径テールパイプ・・・。まるで“戦闘機”といった表現がピッタリのド派手なエクステリアです。
いかにもメルセデスといった重いドアを開くと、「ナッパレザー」のスポーツシートが、本気で走ります的な拘束ではない“程々”のホールド感で、実にしっくりと身体をホールドしてくれます。しかし、コクピット周辺は、“普通”のCクラスとは一線を画しており、やはりこのクルマの性格が走り出す前から、察することができます。
一例として、バックスキンの本革が巻かれたスポーツステアリング。その両脇には、スピードシフト付き「7Gトロニック」のアルミ製パドル。イタリック調のフォントを配したドイツの名門計器「VDO」製の320キロメーターなど・・・。うん、お金掛かっています。
エンジンを始動すると、一瞬キャビンが揺れ「ドゥルルル・・・」というありあえないサウンドが聴こえてきます。「オイオイ本当かよ・・・」開口一番のセリフです。ワタクシが過去に試乗したメルセデスでは、最大級のボリュームで、「SLS」に近い、威勢のいいサウンドといっても過言ではありません。(基本ユニットはAMGオリジナルという点では共通です。)
ずっしりと重めの設定がされた、バックスキンのステアリングを握り、これまた重めのアクセルをそっと踏むと、背中を巨大なハンマーでぶん殴られたような勢いで、「C63 AMG クーペ」が猛進。市街地では、有り余るトルクで、シグナルスタートの度に、頭蓋骨がヘッドレストに叩き付けられるほど・・・。トルクがあり余りすぎて、余裕というより、長時間だと乗り手が疲れるかもしれません。特に都内環状八号線の渋滞などでは、動き出した瞬間、このトルクを全身で受け止めるのは、筆者には少々キツイと感じました。
ハイウェイでは、「これ日本で走らせていいの?」と思ってしまいました。2000rpmあたりでは、「ドゥルルル・・・」というアメリカンなサウンドが常に聴こえてきましたが、ETCレーンで一旦、時速20キロまで落とし、周囲を確認した上、アクセルを踏みつけたところ、電子デバイスが介入しているにも関わらず、6.2リッターV8 DOHC、457ps!は、テールスライドをカンタンに誘発します。
気を引き締め、もう一度アクセルを踏み付けますと、6.2LもあるAMG初の自社開発ユニットは、一瞬でレブリミットの7000rpmまで回り、「バリバリバリ・・・」とこれまた、雷鳴のようなありえないサウンドで、周囲を威嚇。やっぱりコレ、戦闘機です。
インターを一つパスする頃には、筆者も冷静になってきて、ゆったり流すようになったのですが、気になるのが、「7Gトロニック」。これは、C(コンフォート)より30%素早いS(スポーツ)、50%迅速なM(マニュアル)の3つのモードが選択できます。
最もやばそうな「M」をセレクトし、再度アクセルを踏みつけると、人間の運動神経より先に、クルマの方が「バリバリバリ」という例のサウンドと共に吹け上がり、リミッターに当たってしまいました。(アウディやVWのように勝手にシフトアップしないのです。)
クルマに合わせるように、シフト操作を行い、加速していくと、一瞬で日本離れした速度に到達します。本来メルセデスでしたら、気が付かないうちにスーッと加速していくのが常なのですが、このクルマは違います。派手な排気音と共に、仰け反り返るような加速。そして、前車に追いついてしまうと、フロント6ピストンの専用ブレーキが、見えない壁にぶち当たったように速度削ります。こんな荒削りのセダン、今のご時世にアリでしょうか?
このクルマを一日試乗し返却した頃には、血液が背中の方に集まっているかのような感覚を覚えました。「爆発力の塊」とでも言いましょか?もう、これ以上の排気量は最初で最後であると思われる内燃機関の熱さ・・・。今後、ダウンサイジング化が進む中、貴重な一台であるといえます。
仮に日常生活にこのクルマがあったらと考えました。日本では道を選びます。開通したばかりの「新東名」では、自分だけの“私設新幹線”にもなれるとは思いますが、ご購入を考えている方には、免許の維持を心配した方が宜しいのでは・・・。
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