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メルセデス・ベンツ Gクラス 2000年以前のモデルレビュー・評価
Gクラス 2000年以前のモデル
151
Gクラスの新車
新車価格: 871〜3510 万円
中古車価格: 327〜2817 万円 (262物件) Gクラス 2000年以前のモデルの中古車を見る
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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
G350 BlueTEC | 2013年9月25日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
G350 BlueTEC 35th Anniversary Edition | 2014年9月10日 | 特別仕様車 | 1人 | |
G350 d | 2016年1月1日 | マイナーチェンジ | 4人 | |
G350 d Heritage Edition | 2018年4月4日 | 特別仕様車 | 1人 |
- 3 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
5.00 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.03 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.17 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.03 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.77 | 4.03 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.20 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.82 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 d
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 43件
- 3件
2020年11月8日 21:42 [1386103-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 3 |
価格 | 1 |
参考になった16人
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 BlueTEC 35th Anniversary Edition
よく投稿するカテゴリ
2019年3月13日 11:54 [1208108-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
ランクル100シグナス→200ZX→Gクラス に乗り換えた感想です。普段は200系ハイエースを毎日乗ってるのでそれとの比較もしてみます。
乗り心地→断然ランクルです。ゲレンデはバネが固めで、舗装が盛り上がってるとポンポン跳ねます。流石に軽自動車よりはいいですが、荷物を200?ほど積んだハイエースといった感じです。
加速性能→流石にトルクが有るだけに街中ですとスイスイ操れます。同じ3000ccのハイエースとは雲泥の差です。ランクルよりも素早いです。高速などではガソリンのランクルが軍配が上がります。
静粛性→やっぱりディーゼルなのでカラカラ音やアイドリング時の低音などが気になります。踏むと唸り、風切り音が気になるってよく聞きますがそれよりもエンジン音が耳につきあまり風切音は気になりませんでした。ハイエースよりは良いかなってレベルかもしれません。でもゲレンデはディーゼル音がワイルドで満足してます。
ハンドリング→ステアリング機構がボールナットのためよくあるインプレどうり、自分で軽くアシストしないと戻りません。調子に乗ってコーナリングするとお釣り貰うことがあります。新型はラックピニオンになったので普通にハンドル切れます。(g63AMG試乗しで確認済み)
バック駐車→背面タイヤがあるため、バックカメラの距離感が全くつかめません。もうぶつかると思っても1メートルくらい後ろが空いててちょっと恥ずかしいことがあります。また舵角が浅くおばちゃん並みに切り返ししなければなりません。
収納→びっくりするくらい少ないです。
内装→やはりベンツ高級感があります。特にメタル調のシルバー塗装が高級感があり気に入ってます。ランクルもそこそこ高級感がありましたが、ベンツに乗ると国産のコストダウンしたような内装が際立ちます。
どんな人にオススメか→この車を毎日の足に使うような方ですと少しストレスがあるかもしれません。
消して快適では無く、ハイエース乗ってた方がよっぽどストレスなく乗れます。普段は別の足があり、休日のお出かけ用に乗る分には非日常感が味わえてとてもオススメです。またランクルの時と違い注目が凄いです。私の地域では雪国ですが、あまりゲレンデは見かけませんのでやはりプレミアム感を味わいたい方ですとこれ以上の車はないかと思います。
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 d
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2019年1月7日 22:57 [1189757-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
先人の皆さんが良いところは全て書き込んでくれていらっしゃるので、私は敢えて欠点に言及してみます。
これから手にする皆さんに参考になれば、、、でも悪いところって書きますが、良いところが凌駕していますので気にならない訳なんですが(^^;;
・真っ直ぐ走るのが苦手
とにかく直進安定性は低いです。他車に比べて修正舵を当てる機会が多く感じます。
もちろん、真っ直ぐ走っているときは無意識にやっていることですし、、地方の高速道路など、わずかにカーブしているシーンなどは気になりません。
あくまで本当に真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐの時です。他のドイツ車にあるようなオンレールのような感覚はありません。
・アクセルのレスポンスが遅い
ディーゼルエンジン自体の静寂性やトルクなど、個人的に言うことありませんが、ディーゼルターボの宿命なのか、アクセルオンから加速までのタイムラグがちょっと長い方です。
そんな何秒も待つわけではないのですが、右折時や追い越し、加速してのレーン合流など、パッとスピードを上げたい時にアクセルを踏み込んでも、さくっと加速しません。シビアなタイミングではヒヤッとさせられるので、安全運転をこころがけるようになりました。
・リアゲートはかなりしっかり閉めないと半ドアになる
男性の私なら問題ありませんが、家内はいつも思っ切り閉めないと扉が半ドアになります。家内が全力でリアゲートを叩き付けるように閉める時、私は車内からドア大丈夫かなー?感が半端ありません。もちろん家内から評判が悪いです(^^;;
・身長183cmの私にはシートにベストポジションが作れない
これは私だけなので、あまり気になさらず、、わざと座面の先端(膝側)を少し上げています。もう慣れちゃいましたけどね。
番外の長所を1つ追記しておきますが、他のメルセデス車と比較して、左足の置き場がちょうど良い自然な位置です。
多くは左ハンドルが前提なのか、左足が身体の中心軸に位置するように設計されているため(真ん中が出っ張っている)、まぁこれも慣れでしょうが自然な位置に左足を置けるGは、あまり触れられない長所と思います。
あとは皆さんと同じく、この車を所有する喜びを噛み締めながら10年は一緒に連れ添っていきたい相棒です。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2016年9月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 1080万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 20万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 d Heritage Edition
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2018年7月30日 02:56 [1082165-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
新車で購入して丸3年!
あっという間の車検でした!
車検時に本来部品交換などで
70万円かかる所3万円(税別)
で済みました。
また新車購入で保証に入っていると
1万キロ毎に定期点検とオイル交換を
してくれていてコンディションで
困るような事は全くありませんでした!
乗ってみた感想はとても気に入って
います。
最低10年は手放したくないと思って
いますが、走行距離も伸びて来ているので
Eクラスのセダンをセカンドカーを
購入しました!
乗用車と唯一違うのはカーブの際
ハンドルを早めに切る事位で目線も
高く見切りも良いので一度もぶつけたり
擦ったりすることもなく、駐車場も
高さだけ気をつければストレスには
なりません。
年々値段が上がって来ている感じが
するので早めの購入がオススメです!
追伸
新型が発表されましたね!
ディーラーに確認した所、
モデルチェンジしたGは550のみで、
350のディーゼルは現行のまま暫く
販売すると言ってました!
この型が購入出来る期限は間違いなく
あと少しの様です!!
更に追伸
今回、35thを売却してヘリテージ 、ブルーブラック
を購入してしまいました(^◇^;)
35thは4年間走行7万1000キロで買取額580万円に
なってくれました!!
買取額がGはやはり高いなぁと思いました。
ヘリテージ 自体も既にレッド2台しか無いようです。
ディーラー同士で限定車同士の交換でようやく
ブルーブラックを取れたと営業マンが
言っていました!
それとノーマルのG350dのブラックは既に完売、
シルバーとホワイトが若干あるようですが、
年内待たずに新車で買えるW463は
終わってしまう様です。
今回は下取り価格が高かった事、ヘリテージ は
黒いホイール、サンルーフ付きが決め手となり
購入となりました。
また新型はモデルチェンジではなく、
ビックマイナーだとディーラーは話していて、
新型も気になりますが、僕は現行の
熟成しまくった最後の限定車W463を
新車で手元に置いておきたいと思いました。
納車は8月前半なので、来たらまたアップ致します!
今度こそ10年乗りたい!笑
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 d
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2018年5月14日 11:47 [1127784-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
昔から変わらない外観と殆どプラスチックを使っていない所に、感心させられます。
安っぽくないです。
【インテリア】
一言で言えば、シンプルです。
最近になりナビなど安全機能が付きましたが、他の車種よりは付いていません。
必要最低限です。昔からの伝統と現代の技術の融和と言ったところでしょうか。
【エンジン性能】
パワフルです!日本では持て余します。
日本のディーゼル規制の厳しさでここまでのエンジンですから凄いとしか言いようがありません!
ガソリン車のパワーは、まず必要ありません(笑)
ステータスですね。
【走行性能】
快適な車はGクラス以外に沢山あります。
快適さを求める方には向きません。
オンロード、オフロードどちらでも問題なし!
【乗り心地】
無骨な感じです!
【燃費】
街乗りでリッター7キロ代位です。
踏んでも6キロ代です。
【価格】
安い金額ではありませんが、金額に納得出来る車です。
乗っている方にしかわからないと思います。
【総評】
世界が変わる車だと思います。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年3月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 1080万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 25万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 d
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2017年12月15日 15:55 [1086764-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
911と最後まで迷ったがgにした。
長年愛され続けてきた型の最終版。
これにして正解でした!
gは最新装備を完備した新型が近々出るらしいが、私がgに求めるものは「無骨でクラッシックな格好良さ」。
最新装備はいらないでしょ!(と言いながら出たら最新型に飛びつくかもしれないが)
●良い点
とにかく、惚れ惚れするくらい外見がカッコいい!
ドライブが楽しい! これに尽きるかな
●マイナス点?
小回りはダメ、Uターンは苦労する。
他のベンツに当たり前に付いている機能が付いていない。(慣れたらそれが良くなってくる)
同じgとすれ違う頻度が多いこと。
私の場合、ペイントなどのカスタムに大量の資金?を費やし、差別化を図ってます^_^
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 BlueTEC
よく投稿するカテゴリ
2015年5月5日 19:26 [821863-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
Gを購入する方はここが好きでないと…
文句なしです!
【インテリア】
もっと無骨な感じでもいいと思いますが、十分ですねー。
皮シートもSとかより硬い感じもしますが、気になりません。
【エンジン性能】
350のディーゼルですが、十分です。ただ、高速では100キロちょいで2000回転行きます。
【走行性能】
のんびり、ゆったり走る車です。でも、意外といいですよ。
ただ、曲がる時だけは余裕を持って。
【乗り心地】
思ったよりよく、酔いません!
【燃費】
田舎道を走ると10キロ超えます。
【価格】
M350が800万円ちょっとですから、十分ではないでしょうか。
【総評】
どうしても、欲しくて買った車ですので、不便なところは気になりません。
ブレーキがちょっと前に出ているのも、一回乗ればなれますし、パワーウィンドウを上げる時にはオートがないのも気にならなくなります。
ディーゼルの音を聞きながら、のんびり走るというそんなスタイルが好きな自分にはたまりません。
メンテナンスをしながら、長く乗っていこうと思っています。
え?来年マイナー?どうせ外見は変わらないのでいいんです。
70が来たら、乗り比べできそうで…。
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年4月
- 購入地域
- 宮城県
- 新車価格
- 1018万円
- 本体値引き額
- 80万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル > G350 BlueTEC
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2014年9月1日 00:00 [749400-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
スクエアなエクステリアは35年間大きな変更はない。 |
本格的なクロスカントリーの雰囲気が漂う。 |
この四角いボディは多くのファンの心を掴んでいる。 |
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265/60R18タイヤ&専用アルミホイールを履く。ブレーキは対向4ピストン。 |
2,986 cc V型6気筒 ターボ ディーゼルエンジンを搭載。 |
上質なインテリアはクラシカルと革新の融合である。 |
“ゲレンデヴァーゲン”と呼ばれ日本国内でも愛好者の多い「G」クラス。日本国内では24年ぶりに追加導入されたのが、ディーゼルエンジン+右ハンドル仕様という理想的な組み合わせ。試乗した「G 350 BlueTEC」はエントリーモデルという位置づけになりますが、同車の中でも人気グレードとなっている。
今回はメーカーの広報車両を借用して市街地、高速道路を中心に走ってきました。
「G」クラスは、欧州各国で、軍用車両として設計されたもので、道なき道から雪道までいかなる路面も走破するのがこの車の、使命といえます。日本国内では、芸能人やスポーツ選手に人気ですが、実は硬派なクルマなのです。
「ビートル」や「ミニ」、「500」など多くの名車たちが、現代版としてリバイバルしている中、この「G」クラスは、35年もの間、変わらぬ姿で生産されています。無骨な丸いヘッドライトは、たとえ破損してもすぐに交換できるように考慮して設計されたと聞きますが、現代の目ではなかなかキュート。やや無理のある組み合わせですが、現代の流儀に従って、その下部には、LEDのポジションランプが装備されています。
車内に乗り込みステアリングに手を掛けると、少々幻滅する部位もあった。メーター類などは、他のメルセデス同様、停止時の指針を6時に置いたスポーティなもので、それだけ見れば、カッコいいのであるが、このクロスカントリーにはどうも似合わない。どうせなら、後付けのVDO製「コクピットシリーズ」でも埋め込んで欲しかった。インテリアもラグジュアリカーそのもので、セレブ達にもウケがいいと思われる。
全長4,530 × 全幅 1,810 × 全高 1,970 mmのスクエアボディは、大変見切りが良く、運転席から小さく感じるほど。
エンジンは、ピエゾインジェクターを用いたコモンレール ダイレクト インジェクションやVNT(バリアブル ノズル タービン)ターボチャージャーなど先進のメカニズムを搭載した3.0リッターV型6気筒BlueTEC。これに、7段ATの7G-トロニックが組み合わされる。最高出力211ps、そして最大トルクはディーゼルエンジンらしく540Nm(55.1kgm)もある。
無骨なドアを「ガキーン」と閉める。まるで空冷時代のポルシェ930のような金属的な音。この音を聞きたくて何度もドアを開け閉めしてしまったほどだ。
エンジンを始動させるとBlueTECは驚くほどの静粛性。ディーゼルエンジンであることは、アイドリングの状態では感じ取れない。ステアリング、ブレーキ、アクセルと全ての操作系は現代の水準からすれば重め。(もちろん演出であるが)
その重いアクセルに足を乗せると、胸を押さえ込まれるような強力な加速が味わえる。最大トルク540Nm(55.1kgm)を発生するこのエンジン、とにかくトルクフル。
市街地、高速道路でも乗り心地は良好で、突き上げ感も皆無。。オフロード走行もカバーするパターンタイヤからは、ロードノイズがやや耳に付く程度。飛ばす性格のクルマではないが、高速道路でも、強大なトルクのおかげで、アクセルに軽く足を乗せていれば、スルスルと加速していく。
ただ、ステアリングフィールは独特で、メルセデス・ベンツで唯一のリサーキュレーティング ボール方式を採用する。シャープなギアレシオのクルマが多い現代の味付けとは異なり、かなりスロー。カンタンにいえば、ステアリングを切ってもすぐには反応しない、ダルなレシオ。もちろん、それを念頭に入れておけば、しっとりした操作性はクルマを操っている感が味わえるのであるが、高速道路を降りて、料金所までのタイトコーナーでは、一瞬キモを冷やした。
メルセデスの技術では、このクルマを現代流に刷新することなど朝飯前であると思うが、あえてそれを行わず、クラシカルなフィーリングを残していることは、大変感銘を受けました。
硬派なクロスカントリーモデルでありながら、ラグジュアリーモデルとしても確固たる地位を築く「G」クラス。まさに、キング・オブ。オフローダーでした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった16人
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自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Gクラス 2000年以前のモデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年11月28日 08:58 [550892-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 1 |
価格 | 1 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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メルセデス・ベンツのGクラスは1979年に発売されて現在も生産が続けられている。本格派SUVの超長寿モデルだ。2012年8月にはマイナーチェンジが行われ、内外装のデザインを変更するとともに、新しいパワートレーンを搭載したG63AMGとG65AMGを追加した。
大磯プリンスホテルをベースに開催されたメディア関係者向け試乗会に出席し、メルセデス・ベンツ日本が用意した広報車両のG65AMGに試乗した。
外観デザインは細かなリファインが重ねられ、2012年のマイナーチェンジでもLEDドライビングライトやドアミラーなど、新しい要素が取り入れられている。インテリアはダッシュボードやメーターパネル、センターコンソールなどを新しくしている。
こうした変更を実施したことから、このクルマをまだまだ作り続けるという意欲が伝わってくる。
G65AMGに搭載されるエンジンはV型12気筒6.0Lのツインターボ。動力性能は450kW(612ps)/1000N・mというとてつもない実力。30年以上も前に作られたシャシーにこれほどパワフルなエンジンを搭載しても大丈夫かと思うほどだが、基本がしっかりしたSUVシャシーである上に、改良も加えられ、この動力性能をしっかりと支えている。
有料道路の合流車線でほかのクルマがいない安全な状況のときに、アクセルを思い切り踏み込んで見ると、V12ターボエンジンのとてつもないパワーが一気にタイヤに伝わり、暴力的なくらいの加速を示す。たちまちのうちに制限速度に達するし、そうでなくても怖くて踏み続けることがてきないくらいの動力性能だ。
6000回転から始まるレッドゾーンの少し手前、5500回転くらいで1速から2速にシフトアップする。このときには時速60km/hに達しているが、そこまではあっという間だ。
高速クルージングは余裕十分で、時速80kmで走るなら回転数は1400回転ほど。ロードノイズは入ってくるが、エンジン音などは聞こえないくらいの静かな走りになる。
高速での安定性も高い。AMGによるシャシーチューンによってレーンチェンジのときにもほとんどロールしないようなどっしりした安定感のある走りを実現し、全高やアイポイントの高さによる不安を全く感じさせない。
さらに感心したのはブレーキ性能で、ほかのクルマの割り込みによって急ブレーキを迫られるシーンがあったが、そんな場合にもブレることのないしっかりした安定性のあるブレーキ性能を発揮した。これも大したものだ。
ただし、試乗したG65AMGは受注生産とされていて、車両価格も3250万円というとてつもない金額が設定されている。大柄なボディで取り回しがしにくく、乗降性も良くないことなどを考えると、よほど好きで資金的な余裕のある人でないと乗れないクルマである。
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Gクラスの中古車 (全2モデル/595物件)
-
- 支払総額
- 1900.0万円
- 車両価格
- 1880.0万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.2万km
-
- 支払総額
- 846.0万円
- 車両価格
- 834.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 6.4万km
-
- 支払総額
- 716.6万円
- 車両価格
- 698.0万円
- 諸費用
- 18.6万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 4.6万km
-
- 支払総額
- 869.9万円
- 車両価格
- 854.9万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 4.4万km
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