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フォルクスワーゲン ゴルフ GTEレビュー・評価
ゴルフ GTEの新車
新車価格: 469〜484 万円 2015年9月8日発売〜2020年10月販売終了
中古車価格: 159〜231 万円 (10物件) ゴルフ GTEの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは最新モデルの情報です
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モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
ゴルフ GTE 2015年モデル | 2.81 | —位 | 6人 | |
モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
ゴルフ GTE 2015年モデルの評価
- 5 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 3.81 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.57 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.48 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 4.29 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.52 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 4.31 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 1.76 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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|
---|
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ GTE 2015年モデル > ベースグレード
2024年4月24日 23:06 [905047-3]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
2024.4追記
ゴルフのプラグインハイブリッド仕様となります。
7〜8年落ちの中古車が100万円台の後半とそれなりの価格ですが、プラグインハイブリッドはバッテリーの状態に注意が必要ですね。
【エクステリア】
悪くないと思いますが。
地味で華が少ないですね。
【インテリア】
しっかりした内装です。
価格を考えればうまく差別化できていません。
【エンジン性能】
GTIと同等というパワーはかなりのものでした。
ただ、制限速度の厳しい国内ではもてあますだけのような。
【走行性能】
ハンドリングもよく、申し分ありません
【乗り心地】
かためで良い乗り心地です。
【燃費】
試乗のためわかりませんが、踏み込むとEV走行距離は極端に短そうでした。
【価格】
プリウスと比較すると、いかに良いクルマでも499万は高すぎるでしょう。
地に墜ちたVWのブランド力なら、プリウスPHEV並みの価格にすべきですね。
【総評】
質感、走行性能、乗り心地、静粛性がCセグメントカーとしては申し分ないです。
ただし現在のVWにはプレミアム性はゼロなのに価格が高すぎです。
せめて399万にしないと余程のVWマニア以外は購入検討しないでしょう。
伝統のGTIというエンブレムのオーラも薄くなりそうな現在GTEというのは位置づけもかなり微妙ですね。
プリウスの走行性能が格段に向上した現在、ハイブリッド車ならプリウスの性能で十分すぎます。
ここまでくると日本国内では完全にオーバークオリティな車だと感じました。
最後に星2つにしたのは価格面と嘘つきメーカーという信頼性の低さから大幅減点の為です。
クルマとしては悪くありません。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ GTE 2015年モデル > ベースグレード
よく投稿するカテゴリ
2017年11月19日 21:33 [1079777-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
ゴルフ7とそう変わりありません。いたって普通です。(PHEVらしい点は青色ぐらい)
【インテリア】
いたって普通のゴルフです。
【エンジン性能】
1.4TSI+モーターはトルクフル。
【走行性能】
加速性能、乗り味、全部合格点。
【乗り心地】
意外とゴツゴツしてますが、当方、Dampers変えてるクルマばっかり乗ってきたので気になりません(笑)
【燃費】
街乗りでリッター19?、高速でリッター25?程度。
【価格】
国産ハイブリッドから考えれば高い。
【総評】
新車購入一年近くで1.4万キロほど走りましたが、色々な性格を持った車だと思います。
エコからスポーツまで。幅広く対応してくれますし、腐ってもCセグメントのリーダー的な存在であるゴルフ。
その質感は素晴らしい。
昨年雪道を走りましたが、FFでも後ろにバッテリーがあるので結構安定して走れます(過信は禁物ですが)
また、横滑り防止装置の介入が素晴らしく、本当に安心できます。
国産車のハイブリッドにはない走行性能の高さだけでも500万近いお金を払う価値はあると思います。
ゴルフにはGTIやRと言った最速のモデルがあるので、それにはGTEは敵いませんが、孤高のゴルフと言えるモデルかもしれません。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ GTE 2015年モデル > ベースグレード
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2016年11月30日 23:58 [981571-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
スポーツモデルらしい精悍な面構えは迫力がある |
全長 4,265 × 全幅 1,800 × 全高 1,480 mm |
リアの灯火類も全てLEDを採用している。ツインエキゾーストパイプを装備 |
ポジションランプを含め、灯火類はオールLEDを採用している |
タイヤサイズは225/40R18。キャリパーはブルーに塗られる |
システム出力は、150kw(204PS)/350Nmを発揮する |
フォルクスワーゲンのハイブリッド車であるゴルフGTE。ハイブリッド車ながらGTを名乗る珍しいクルマです。試乗をしてみて、このクルマが、他にはない楽しさを持ったスポーツハッチであることが納得できました。
今回は、個人的にメーカーの広報車両を借り受け、合計500キロ程、このクルマと時間を共にしました。
エクステリアは、同社GTIとはまた違う迫力が漂います。落とされた車高、各部にブルーのアクセントを施しクリーンさをアピールしながらも、18インチの専用ホイールを装備し、強化されたブレーキからは大口径のディスクローターにブルーに塗られたキャリパー(片押しシングル)を装備。また、ハイブリッド車ながら、ツインエキゾーストパイプがより一層、走りに期待を持たせてくれます。
インテリアもゴルフとは一線を画しており、GTI伝統のタータンチェックのスポーツシートが奢られ、ブルーのラインで彩られています。また、本革巻のステアリングや、シフトノブにもブルーのステッチが実に鮮やか。
専用の独VDO製のメーターは、カラフルなラインで仕切られ、エレクトロニックパワーを示すパワーメーターに小ぶりながらタコメーターを装備。センターディスプレイは高精細のフルカラーで、各種走行情報の他、グラフィカルに動力源の情報をドライバーに伝えます。速度計は、260km/hまで表示され、視認性は非常に高いものです。
さて、早速走り出してみました。借り出した状態では、「Eモード」になっていたため、最高出力80kw(109ps)/最大トルク330NmのEVでの走行になります。さすがに、全域トルクの電気モーターだけあり、アクセルを踏むと同時にトルクが立ち上がり、「キューン」というモーター音を遠くに聞きながら、静粛に包まれたキャビンは、滑るように、時速100km/hまで加速。手元のストップウォッチでは、約9秒少々で到達しました。電気モーターでの走行では、最高速度130km/hでリミッターが効きますが、これで十分速いと満足してしまいそうです。
しかし、GTの名が与えられたこのクルマには、「GTE」スイッチが存在します。エンジン出力は110kw(150ps)/5,000−6,000rpm、最大トルク250Nm/1,500−3,500rpm。これに80kw(109ps)/330Nmのモーターが組み合わされ、システム出力は、150kw(204PS)/350Nmを発揮します。
ハイウェイに合流し、アクセルを深く踏み込むと、野太いサウンドを響かせるエンジンと、それをサポートする電気モーターの共演が始まり、シートに身体が押さえ込まれるような加速を演じ、瞬く間に車速が上がっていきます。ちなみに、「GTE」モード時の全開加速を再度、ストップウォッチで計測すると、6.5秒を記録。(あくまで参考値ですが。)これは、列記としたスポーツカーの値で、このクルマがGTを名乗っている理由が分かりました。中間加速も実にトルクフル。アクセル操作にリニアに反応し、周囲の流れを置き去りにすることなど朝飯前です。
ワインディングでは、このクルマがハイブリッド車などということは忘れてしまいます。車両重量はゴルフGTIの1,390kgに対してGTEは1,580kgと200kgも重いのですが、そんなことは、まるで感じることがなく、急勾配でも、強大なトルクによって、迅速に速度を持ち上げます。リヤの足元にバッテリーを搭載しているため重心が低く、ハイスピードでコーナーに進入しても、絶妙な重量バランスで笑いが止まらないほど痛快にコーナーをクリアしていく様は、ホットハッチそのもの。GTIと比べてもこの安定したコーナリング姿勢は、GTEに軍配が上がるのでは?と思ったほどでした。また、ブレーキのタッチ、制動力も非常に好感の持てるもので、ハイブリッド車特有の不自然さは皆無。無論、ワインディングを攻め込んだ程度で根を上げるほど柔なものではありませんでした。
完全電気自動車の「Eモード」を始め、省燃費ドライブの「ハイブリッドモード」、スポーツドライブの「GTEモード」を任意に選択できるゴルフGTE。環境に配慮しながらもこれだけ楽しいハイブリッド車は他には知らないと言えるものでした。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ GTE 2015年モデル > ベースグレード
よく投稿するカテゴリ
2016年9月8日 21:43 [959054-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
可もなく不可もなくゴルフです。
初めての乗る方にはそれなりに高級感を感じられるレベルだと思います。
【インテリア】
ステッチで変化を狙っているようですが、基本はベースゴルフ。
価格を考慮すると一般グレードとの違いを求めちゃいます。
【エンジン性能】
低回転からトルクで加速させ、高回転まで力強さを感じます。
これに乗る前はTOYOTA定番ハイブリッドに乗っていましたが、加速力、安定感は数段上です。
【走行性能】
例に漏れず、世界のベーシックカー。扁平40%のタイヤでも段差ショックを絶妙にいなしています。
高速コーナーでも、オンザレール感で安心して走れます。あくまでも素人範囲での話で、限界走行での話では有りませんが。
【乗り心地】
モーター走行時は、とにかく静かです。
信号待ちの際に、TOYOTA車には無かった電気的な唸り音が気になりますが。
【燃費】
我が家は近場の移動が多いため、一ヶ月くらいエンジンが掛からない場合があります(笑)。当然ガソリンの消費は蒸発の範囲です(笑)。
多少の遠距離では15〜18kmでしょうか。TOYOTAのハイブリッドには敵いません。
【価格】
好き者しか買わない価格でしょう(笑)。
電池代の上乗せと割りきり、且つ、モーター走行では車からの排ガスはゼロエミッションであることを自己満足できる方にしか理解できない価格だと思います。
【総評】
2〜3日乗らない際に、走りだしから2km位走るまでに1速〜3速までシフトアップする度に、油の切れたギアがこじれるような異音がします。3速は一番酷く、歩行者が振り向くほどの異音です。
販社に1週間預けましたが、売り初めの車のため情報不足により原因不明との回答で、何も手を掛けず戻りとなりました(>_<)
暫く乗り続けて様子を見ていましたが、4速、5速でも異音が出始めたため来月再入庫予定です。
今まで国産の新車、中古車を12台乗り継いできましたが、このような事は初めての事です。
信頼の国産車、雰囲気の外車。
無事に対処してくれる事を祈る日々です。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ GTE 2015年モデル > ベースグレード
- レビュー投稿数:106件
- 累計支持数:2508人
- ファン数:5人
2016年6月11日 17:13 [936834-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 2 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 5 |
価格 | 1 |
本日、GTEラインアップフェア開催と聞き、午前中に行ってきました。
結構お客さんがいたのですが、充電したてのゴルフを用意してくださいました。
【エクステリア】
標準モデルとの差別化はほとんどされていません。若干青いだけ。
というかゴルフはすぐにモデルチェンジしちゃうのが当たり前でそろそろモデルチェンジの頃だと思うので、
今買っても即旧デザインになってしまう辺りが嫌いです。
【インテリア】
マーチ?ミラージュ?チェックの模様が安さを際立てています
スポーティ要素も取り入れているようですが、せめて赤のスティッチくらい入れてよ
青だとイマイチしっくりこない。
基本的に黒で、安さが目立ちます。
【エンジン性能】
この車の優れているところは、やはりエンジンシステムにあるでしょう。
まず、下道に誘導され、「ここはEモード(電気だけ)で走ってみましょう」ということで、
バッテリー走行をしてみました。静かでした。
とはいえあんまり持たないのでしょう、すぐに少し大きめの道に誘導され
「今度はハイブリッドを試してみましょう」とのことでハイブリッドに。
うーん、たまにEV走行はできたけどプリウスのように簡単にEVにはできませんでした。
あくまでも補助レベル、という捉え方なのかな?
で、最後は国道。「GTEモードを試してみてください」とのこと。これには驚いた。
アクセルの加減にすごく敏感。これがバッテリーの力か・・と感動(とまではいきませんが)させられました。
【走行性能】
・・・?普通のゴルフかな?
まぁ欧州車らしいですけど。
【乗り心地】
悪くはないです、少し硬めかな?
【燃費】
すごいいいらしいですね。この試乗車の平均燃費は18.5Km/Lらしいです。
でもレビュアー情報にもあるように燃費は気にしていません。
【価格】
補助金もありますし、今なら充電設備のサポートもしますよ!と張り切っていましたが、
値引き等いろいろ含めて見積価格524万円。
高い!高い!そこまで価値のある車だとは全く思えない!
それだったらPHVじゃなくていいから知り合いのいるレクサスにします。
【総評】
あの不正問題もあってかセールスさんも必死で、冷やかしなのに値引きも頑張ってくれていました。
ただ、元値が異常。
乗っているときはそりゃ面白かったですよ。バッテリーの凄さを痛感しました。
とはいえ500万円オーバーですよ。
そんな価値はありませんし、乗り心地も500万円クラスとは全く思えない。基本が300万くらいのハッチバックだから。
G・・頑張っても
T・・手が届かない
E・・エコノミーカー
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ GTE 2015年モデル > ベースグレード
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年2月15日 22:04 [905202-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 4 |
価格 | 1 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
フォルクスワーゲンは現行ゴルフからMQBという開発手法を採用している。これは基本プラットホームを共通化しながら、車種ごとに固定部分と専用化する可変部分を設けるのが特徴だが、それと同時に同じプラットホームを使って、ガソリン車やハイブリッド、電気自動車など、さまざまなクルマを作れるようにしたのも見逃せないポイントである。その特徴を生かして作られたのがプラグインハイブリッド車のゴルフGTEだ。
ゴルフGTEは試乗会の設定がなかったため、フォルクスワーゲングループジャパンから広報車両を個別に借り出して試乗した。
ゴルフGTEのパッケージングはガソリン車のゴルフと変わらない。モーターや制御系の搭載でエンジンルーム内はぎちぎちに詰まっているが、リチウムイオン電池は後席のシート下にうまく搭載することで、居住スペースやラゲッジスペースに影響を与えないパッケージングを実現している。
GTEというネーミングはゴルフのスポーツモデルであるGTIを意識したものだ。GTIではフロントグリルに赤いラインが入り、GTIの赤バッヂが装着されるが、GTEでは青いラインと青いGTEのエンブレムが装着されている。あるいはインテリアにタータンチェックのシート表皮を採用するのもGTIを意識したもので、GTEではカラーが赤ではなく青を基調としている。VWファンならとても良く分かる設定である。
搭載エンジンは1.4LのTSI仕様で、110ps/250N・mの動力性能を発生する。これに80kW/330N・mを発生する電気モーターが6速DSGに内蔵される形で組み合わされている。システムとして出力できるのは150kW/350N・mという数値である。エンジンはガソリン車のハイライン用と同じボア×ストロークを持つ1.4Lだが、チューニングの違いによって動力性能はGTE用のほうがやや上回っている。
駆動用のバッテリーは8.7kWhのリチウムイオン電池を搭載し、外部からの充電によって電気モーターだけで最大で53.1kmの走行が可能。ヨーロッパ車のプラグインハイブリッドらしく、最高で130km/hまでのモーター走行が可能という。
走行モードはこのEモードのほか、エンジンとモーターを効率良く使って走にHVモードがあり、HVモードでのハイブリッド走行ではJC08モード燃費で23.8km/Lを達成している。プリウスなど日本のハイブリッド車には遠く及ばないが、普通に考えたらなかなかの低燃費である。
ゴルフGTEの特徴はGTEモードを持つことだ。テレビCMなどで、“退屈なハイブリッド車はいらない”と強調しているように、GTEモードではダイナミックかつスポーティな走りが得られる。正にGTIをほうふつとさせる走りというか、エンジンとモーターの足し算によって、GTIを上回る加速性能を実現する。0-100km/h加速は7.6秒という俊足ぶりだ。
実際に走らせても、ハイブリッド車らしく静かでスムーズに走り出し、穏やかに走っているとモーターだけでのゼロエミッション走行を続ける。エンジンが始動してハイブリッド走行になるときの変化も、メーターを見ていないと分からないくらいにスムーズである。このあたりは日本のハイブリッド車に匹敵する印象だ。
高速クルージング中にアクセルを緩めると、電池の残量などに応じて時速100kmで走行していてもモーターだけの走行に入る。高速でもEV走行ができるハイブリッド車なのだ。またHVモードの中には積極的に充電するチャージモードの設定もあり、出かけた先でEV走行をしたいときのために途中で電気を貯め込むこともできる。
そしてGTEモードである。センターコンソールのシフトレバーの左側に設けられたGTEボタンを押すと、走りのフィールは一変する。GTEモードでアクセルを踏み込むと、瞬時にトルクが立ち上がる電気モーターを、すぐにエンジンが追い上げてくる感じで豪快な加速が実現される。後ろから背中を押されるようなハイブリッド車とは思えないような加速だ。
もちろん、この状態を続けたら燃費が悪化するのは避けられないから、ふだんはこのような走り方をするべきではないが、退屈な走り方しかできないハイブリッド車ではないことを、GTEモードが主張している。
ゴルフGTEの車両重量はけっこう重くて1580kgもある。ガソリン車のゴルフハイラインが1320kgにとどまるのに比べたら260kgも重い。ゴルフGTIの1390kgとの比較でもざっと200kgも重いのだ。でもGTEモードではそのボディの重さを感じさせることなく、豪快な加速フィールが味わえる。
ふだんは、夜に充電した電気を使って昼間に街中をEV走行するという使い方を基本にして、たまの週末には郊外のワインディングで走りを楽しむ、そんな使い方ができるクルマだ。
ただ、ゴルフGTEの価格は高い。本体価格が何と499万円もする。カーナビや プリクラッシュブレーキなどは標準だが、DCCパッケージやセーフティパッケージ、レザーシートパッケージなどいろいろオプションを装着すると、車両価格は600万円に近づく。最大38万円の補助金が受けられるとはいえ、日本のハイブリッド車に比べると何とも高すぎる価格である。
- レビュー対象車
- 試乗
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ゴルフGTEの中古車 (10物件)
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- 支払総額
- 231.1万円
- 車両価格
- 218.0万円
- 諸費用
- 13.1万円
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- 2018年
- 走行距離
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ゴルフGTE ベースグレード プラグインハイブリッド 1.4Lターボ 6速DSG ディスカバープロ ナビ TV Bluetooth バックカメラ 専用シート EVモード ACC ETC
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- 2015年
- 走行距離
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ゴルフGTE ベースグレード 禁煙車 ACC RKA BSM デジタルメータークラスター スマートキー ナビ フルセグ ETC Bカメラ ドラレコ 取説 保証書 スペアキー 充電ケーブル
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- 走行距離
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- 支払総額
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- 車両価格
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- 諸費用
- 12.0万円
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- 2017年
- 走行距離
- 4.9万km
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- 支払総額
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