Kakaku |
『少し膨らんだ軽自動車のようなクルマですね。』 トヨタ パッソ 2016年モデル 10年寝たろうさんのレビュー・評価
パッソの新車
新車価格: 115〜191 万円 2016年4月12日発売〜2023年9月販売終了
中古車価格: 45〜189 万円 (1,299物件) パッソ 2016年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > パッソ 2016年モデル > MODA
2024年4月23日 13:21 [925586-5]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
2024.4追記
ほとんどいいクルマばかりになったトヨタ車のなかで、パッソとルーミーだけはおススメできません。理由としては、ダイハツがミラジーノのころから使っている軽自動車用のシャシーの使いまわしでつくられているから、走らせると基本的に剛性感が足りてない感じがするので。
これはルーミーにも同じような印象がありました。ちなみにDNGAになったライズは剛性も走りもしっかりしています。
Aセグメントだから、安全面でも結局は軽とは大きく変わらず、税金は高いというかなり微妙な立ち位置のクルマですね。
普通車のコンパクトでトヨタ車ならヤリス一択だと考えます。
【エクステリア】
幅1.67m、全長は3.65mあり、ホイールベース2490mmはダイハツのミラと同じですから、シャシーはもしかしたら流用なのではと思われます。車重が910〜950kgですから、イマドキの重い軽のシャシーで十分対応できそうです。
【インテリア】
インテリア小型車のため、幅方向にはゆとりがあり、前席に座る限り窮屈な感じはありません。ただ、エアコンパネルが軽自動車と同じだったり、どこか軽自動車の雰囲気が残っていますね。
後席は平均的な175cmくらいの成人男性が座り、正しい姿勢で座ろうとすると天上と後頭部がアタリ落ち着きません。
ちなみにライバルとなるイグニスは、後席が窮屈過ぎるとはなく、この問題はクリアしています。
【エンジン性能】
二千回転くらいでもそこそこトルクはあります。
三千回転くらいで追従加速は十分で、その程度ならガラガラと唸るエンジンの騒音も気になりません。
でも静かなのはそこまでで、4千回転ですでにかなり耳障りにガラガラとエンジンは唸り、5千回転ではガラガラと凄まじい騒音に、最高出力69PSを発生する6000回転では、到底そこまで回す気になれない物凄い騒音です。この車に限ったことではありませんが、最高出力の69PSは実用性に乏しい、スペックのためのスペックです。
ある意味でこの高回転の騒音はエンジンを回さないで走る為のエコカーとしての機能性なのかもしれませんね。
これでは、軽ターボより実用加速で劣るのは仕方の無いところです。
【走行性能】
旧型に比べたら、走りはだいぶマシになりましたが、相変わらずロールは大きいです。
それでも、ロールはだいぶ自然な感じになり、ハンドリングも節度感は増していますが、同じクラスのイグニスあたりとは比べものになりません。
【乗り心地】
柔らかければ乗り心地が良いと感じるユーザを目指した乗り心地ですが、先代よりは幾分ましです。
【燃費】
【価格】
MODAで149万とデミオの13Sと146万とほぼ同等の装備となり、エアコンやエアバッグ装備の差異はありますが、1クラス上のクルマとは走行性能、静粛性が全く違うのに、多少ファニーなルックスを与えると同じくらいの価格になるのでは、コスパは良くありません。
Xはそれなりに安い価格設定にはなっていますが。それ以外は、格上のクルマとも競合する価格設定で割高感があります。
【安全性】
エンジンルームにも軽自動車よりもゆとりがあり、クラツシヤブルゾーンはそれなりに大きく、タントとほぼ同じ重量ですが、安全性はタントよりワンランク上な感じです。
但し、車重は910kgが基本ですから、高い安全性というわけにはいきません。
なぜならば、自動車の安全テストでは同じ車同士の衝突を想定したテストだからです。
当然ながら、自車よりも大きなクルマと衝突した場合は、相手の大きさに比例して被害は大きくなります。
【総評】
軽自動車をベースにして、少し大きな軽自動車を作ってみました。それが、この新型パッソのようです。
内装の質感は上がりましたし、乗り心地も走行性能も少しは良くなりましたが、乗り心地も走行性能もイグニスと比較してもその差は明らかです。
競合車が存在しないならともかく、イグニス、フィット、デミオ、スイフトあたりの価格で競合する出来の良いクルマと比較すれば、相変わらず派手な宣伝で、クルマの本質はイマイチのままです。
最近のトヨタ車はプリウス、シエンタと走行性能も良いクルマがでてきているのに、ベース車が115万円からとはいえ、それ以外のグレードはおトク感もない新型パッソは新しくなっても積極的にオススメできません。
そもそもこのクラスは軽自動車との差別化が課題なのですが、逆手に取った軽自動車に近いというアピールは大きなクルマは扱いずらいという認識のユーザー向けのアピールなのだと考えます。
でも軽自動車に近いクルマに約3万円と軽自動車の三倍近い自動車税を毎年支払う度に???な違和感を感じることになることも注意が必要です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった36人(再レビュー後:0人)
2016年8月4日 06:41 [925586-4]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
幅1.67m、全長は3.65mあり、ホイールベース2490mmはダイハツのミラと同じですから、シャシーはもしかしたら流用なのではと思われます。車重が910〜950kgですから、イマドキの重い軽のシャシーで十分対応できそうです。
【インテリア】
インテリア小型車のため、幅方向にはゆとりがあり、前席に座る限り窮屈な感じはありません。ただ、エアコンパネルが軽自動車と同じだったり、どこか軽自動車の雰囲気が残っていますね。
後席は平均的な175cmくらいの成人男性が座り、正しい姿勢で座ろうとすると天上と後頭部がアタリ落ち着きません。
ちなみにライバルとなるイグニスは、後席が窮屈過ぎるとはなく、この問題はクリアしています。
【エンジン性能】
二千回転くらいでもそこそこトルクはあります。
三千回転くらいで追従加速は十分で、その程度ならガラガラと唸るエンジンの騒音も気になりません。
でも静かなのはそこまでで、4千回転ですでにかなり耳障りにガラガラとエンジンは唸り、5千回転ではガラガラと凄まじい騒音に、最高出力69PSを発生する6000回転では、到底そこまで回す気になれない物凄い騒音です。この車に限ったことではありませんが、最高出力の69PSは実用性に乏しい、スペックのためのスペックです。
ある意味でこの高回転の騒音はエンジンを回さないで走る為のエコカーとしての機能性なのかもしれませんね。
これでは、軽ターボより実用加速で劣るのは仕方の無いところです。
【走行性能】
旧型に比べたら、走りはだいぶマシになりましたが、相変わらずロールは大きいです。
それでも、ロールはだいぶ自然な感じになり、ハンドリングも節度感は増していますが、同じクラスのイグニスあたりとは比べものになりません。
【乗り心地】
柔らかければ乗り心地が良いと感じるユーザを目指した乗り心地ですが、先代よりは幾分ましです。
【燃費】
【価格】
MODAで149万とデミオの13Sと146万とほぼ同等の装備となり、エアコンやエアバッグ装備の差異はありますが、1クラス上のクルマとは走行性能、静粛性が全く違うのに、多少ファニーなルックスを与えると同じくらいの価格になるのでは、コスパは良くありません。
Xはそれなりに安い価格設定にはなっていますが。それ以外は、格上のクルマとも競合する価格設定で割高感があります。
【安全性】
エンジンルームにも軽自動車よりもゆとりがあり、クラツシヤブルゾーンはそれなりに大きく、タントとほぼ同じ重量ですが、安全性はタントよりワンランク上な感じです。
但し、車重は910kgが基本ですから、高い安全性というわけにはいきません。
なぜならば、自動車の安全テストでは同じ車同士の衝突を想定したテストだからです。
当然ながら、自車よりも大きなクルマと衝突した場合は、相手の大きさに比例して被害は大きくなります。
【総評】
軽自動車をベースにして、少し大きな軽自動車を作ってみました。それが、この新型パッソのようです。
内装の質感は上がりましたし、乗り心地も走行性能も少しは良くなりましたが、乗り心地も走行性能もイグニスと比較してもその差は明らかです。
競合車が存在しないならともかく、イグニス、フィット、デミオ、スイフトあたりの価格で競合する出来の良いクルマと比較すれば、相変わらず派手な宣伝で、クルマの本質はイマイチのままです。
最近のトヨタ車はプリウス、シエンタと走行性能も良いクルマがでてきているのに、ベース車が115万円からとはいえ、それ以外のグレードはおトク感もない新型パッソは新しくなっても積極的にオススメできません。
そもそもこのクラスは軽自動車との差別化が課題なのですが、逆手に取った軽自動車に近いというアピールは大きなクルマは扱いずらいという認識のユーザー向けのアピールなのだと考えます。
でも軽自動車に近いクルマに約3万円と軽自動車の三倍近い自動車税を毎年支払う度に???な違和感を感じることになることも注意が必要です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった16人
2016年4月28日 07:45 [925586-3]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
幅1.67m、全長は3.65mあり、ホイールベース2490mmはダイハツのミラと同じですから、シャシーはもしかしたら流用なのではと思われます。車重が910〜950kgですから、イマドキの重い軽のシャシーで十分対応できそうです。
【インテリア】
インテリア小型車のため、幅方向にはゆとりがあり、前席に座る限り窮屈な感じはありません。ただ、エアコンパネルが軽自動車と同じだったり、どこか軽自動車の雰囲気が残っていますね。
後席は平均的な175cmくらいの成人男性が座り、正しい姿勢で座ろうとすると天上と後頭部がアタリ落ち着きません。
ちなみにライバルとなるイグニスは、後席が窮屈過ぎるとはなく、この問題はクリアしています。
【エンジン性能】
二千回転くらいでもそこそこトルクはあります。
三千回転くらいで追従加速は十分で、その程度ならガラガラと唸るエンジンの騒音も気になりません。
でも静かなのはそこまでで、4千回転ですでにかなり耳障りにガラガラとエンジンは唸り、5千回転ではガラガラと凄まじい騒音に、最高出力69PSを発生する6000回転では、到底そこまで回す気になれない物凄い騒音です。この車に限ったことではありませんが、最高出力の69PSは実用性に乏しい、スペックのためのスペックです。
ある意味でこの高回転の騒音はエンジンを回さないで走る為のエコカーとしての機能性なのかもしれませんね。
これでは、軽ターボより実用加速で劣るのは仕方の無いところです。
【走行性能】
旧型に比べたら、走りはだいぶマシになりましたが、相変わらずロールは大きいです。
それでも、ロールはだいぶ自然な感じになり、ハンドリングも節度感は増していますが、同じクラスのイグニスあたりとは比べものになりません。
【乗り心地】
柔らかければ乗り心地が良いと感じるユーザを目指した乗り心地ですが、先代よりは幾分ましです。
【燃費】
【価格】
MODAで149万とデミオの13Sと146万とほぼ同等の装備となり、エアコンやエアバッグ装備の差異はありますが、1クラス上のクルマとは走行性能、静粛性が全く違うのに、多少ファニーなルックスを与えると同じくらいの価格になるのでは、コスパは良くありません。
Xはそれなりに安い価格設定にはなっていますが。それ以外は、格上のクルマとも競合する価格設定で割高感があります。
【安全性】
エンジンルームにも軽自動車よりもゆとりがあり、クラツシヤブルゾーンはそれなりに大きく、タントとほぼ同じ重量ですが、安全性はタントよりワンランク上な感じです。
但し、車重は910kgが基本ですから、高い安全性というわけにはいきません。
なぜならば、自動車の安全テストでは同じ車同士の衝突を想定したテストだからです。
当然ながら、自車よりも大きなクルマと衝突した場合は、相手の大きさに比例して被害は大きくなります。
【総評】
軽自動車をベースにして、少し大きな軽自動車を作ってみました。それが、この新型パッソのようです。
内装の質感は上がりましたし、乗り心地も走行性能も少しは良くなりましたが、乗り心地も走行性能もイグニスと比較してもその差は明らかです。
競合車が存在しないならともかく、イグニス、フィット、デミオ、スイフトあたりの価格で競合する出来の良いクルマと比較すれば、相変わらず派手な宣伝で、クルマの本質はイマイチのままです。
最近のトヨタ車はプリウス、シエンタと走行性能も良いクルマがでてきているのに、ベース車が115万円からとはいえ、それ以外のグレードはおトク感もない新型パッソは新しくなっても積極的にオススメできません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった19人
2016年4月26日 19:16 [925586-2]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
幅1.67m、全長は3.65mあり、ホイールベース2490mmはダイハツのミラと同じですから、シャシーはもしかしたら流用なのではと思われます。車重が910〜950kgですから、イマドキの重い軽のシャシーで十分対応できそうです。
【インテリア】
インテリア小型車のため、幅方向にはゆとりがあり、前席に座る限り窮屈な感じはありません。ただ、エアコンパネルが軽自動車と同じだったり、どこか軽自動車の雰囲気が残っていますね。
後席は平均的な175cmくらいの成人男性が座り、正しい姿勢で座ろうとすると天上と後頭部がアタリ落ち着きません。
ちなみにライバルとなるイグニスは、後席が窮屈過ぎるとはなく、この問題はクリアしています。
【エンジン性能】
二千回転くらいでもそこそこトルクはあります。
三千回転くらいで追従加速は十分で、その程度ならガラガラと唸るエンジンの騒音も気になりません。
でも静かなのはそこまでで、4千回転ですでにかなり耳障りにガラガラとエンジンは唸り、5千回転ではガラガラと凄まじい騒音に、最高出力69PSを発生する6200回転では、到底そこまで回す気になれない物凄い騒音です。この車に限ったことではありませんが、最高出力の69PSは実用性のないスペックのためのスペックです。
ある意味でエンジンを回さないで走る為のエコカーとしての機能性なのかもしれませんね。
これでは、軽ターボより実用加速で劣るのは仕方の無いところです。
【走行性能】
旧型に比べたら、走りはだいぶマシになりましたが、相変わらずロールは大きいです。
ロールは自然な感じになり、ハンドリングも節度感は増していますが、同じクラスのイグニスあたりとは比べものになりません。
【乗り心地】
柔らかければ乗り心地が良いと感じるユーザを目指した乗り心地ですが、先代よりは幾分ましです。
【燃費】
【価格】
MODAで149万とデミオの13Sと146万とほぼ同等の装備となり、エアコンやエアバッグ装備の差異はありますが、1クラス上のクルマとは走行性能、静粛性が全く違うのに、多少ファニーなルックスを与えると同じくらいの価格になるのでは、コスパは良くありません。
Xはそれなりに安い価格設定にはなっていますが。
【安全性】
エンジンルームにも軽自動車よりもゆとりがあり、クラツシヤブルゾーンはそれなりに大きく、タントとほぼ同じ重量ですが、安全性はタントよりワンランク上な感じです。
但し、車重は910kgが基本ですから、高い安全性というわけにはいきません。
なぜならば、自動車の安全テストでは同じ車同士の衝突を想定したテストだからです。
当然ながら、自車よりも大きなクルマと衝突した場合は、相手の大きさに比例して被害は大きくなります。
【総評】
軽自動車をベースにして、少し大きな軽自動車を作ってみました。それが、この新型パッソです。
走行性能も旧型よりは多少マシになりましたが、相変わらずあまりお金のかかってなさそうなサスは柔らかくして乗り心地をよく見せかけているようです。普段はアタリが柔らかく、イザというときは大きくロールしたりしないサスはコストがかかりますから。
そもそも、この手のクルマのユーザーは大人しい運転だからこの程度で大きくロールしても良いというのは間違いだと考えます。
なぜならば、は大きな相手との衝突しそうな状況を急ハンドルで回避しようとしたときに、こんなにロールしてはやはり恐怖感があって躊躇してしまいそうだと感じることです。トラブルは万一のことだからと考える方はそれでも良いと思いますが。
内装の質感は上がりましたし、乗り心地も走行性能も少しは良くなりましたが、乗り心地も走行性能もイグニスと比較してもその差は明らかです。相変わらず、派手な宣伝で、クルマの本質に頓着しないユーザ向けのあまりおススメしかねるクルマであることに変わりはありませんでした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった1人
2016年4月26日 12:41 [925586-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 2 |
走行性能 | 2 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
【エクステリア】
幅1.67m、全長は3.65mあり、ホイールベース2490mmはダイハツのミラと同じですから、シャシーはもしかしたら流用なのではと思われます。車重が910〜950kgですから、イマドキの重い軽のシャシーで十分対応できそうです。
【インテリア】
インテリア小型車のため、幅方向にはゆとりがあり、前席に座る限り窮屈な感じはありません。
しかし、後席は平均的な175cmくらいの成人男性が座り、ヘッドレストにもたれると、天上と後頭部がアタリ落ち着きません。
広いといいっても、このあたりの基本的なところはイマイチなのはこの車に限りませんが、ままあることですね。
ちなみにライバルとなるイグニスは、この問題はクリアしています。
【エンジン性能】
二千回転くらいでもそこそこトルクはあります。
三千回転くらいで追従加速は十分で、その程度ならガラガラと唸るエンジンの騒音も気になりません。
でも静かなのはそこまでで、5千回転ではガラガラと凄まじい騒音に、最高出力69PSを発生する6200回転では、到底そこまで回す気になれない物凄い騒音です。この車に限ったことではありませんが、69PSは実用性のないスペックのためのスペックです。
エンジンを回す気にはなれないし、CVTのためダイレクト感は希薄で回してもそれほどの加速はしません。
低回転でそれなりにトルクがあるのは良いですが、終始ガラガラ耳障りで、スムース感のないエンジンです。
これでは、軽ターボより実用加速で劣るのは仕方の無いところです。
【走行性能】
旧型に比べたら、走りはだいぶマシになりましたが、相変わらずロールは大きいです。
ロールは自然な感じになり、ハンドリングも節度感は増していますが、同じクラスのイグニスあたりとは比べものになりません。
【乗り心地】
柔らかければ乗り心地が良いと感じるユーザを目指した乗り心地ですが、先代よりは幾分ましです。
【燃費】
【価格】
MODAで149万とデミオの13Sと146万とほぼ同等の装備となり、エアコンやエアバッグ装備の差異はありますが、1クラス上のクルマとは走行性能、静粛性が全く違うのに、多少ファニーなルックスを与えると同じくらいの価格になるのでは、コスパは良くありません。
Xはそれなりに安い価格設定にはなっていますが。
【安全性】
エンジンルームにも軽自動車よりもゆとりがあり、クラツシヤブルゾーンはそれなりに大きく、タントとほぼ同じ重量ですが、安全性はタントよりワンランク上な感じです。
但し、車重は910kgが基本ですから、高い安全性というわけにはいきません。
なぜならば、自動車の安全テストでは同じ車同士の衝突を想定したテストだからです。
当然ながら、自車よりも大きなクルマと衝突した場合は、相手の大きさに比例して被害は大きくなります。
【総評】
軽自動車をベースにして、少し大きな軽自動車を作ってみました。
それが、この新型パッソです。
走行性能も旧型よりは多少マシになりましたが、相変わらずあまりお金のかかってなさそうなサスは柔らかくして乗り心地をよく見せかけているようです。普段は柔らかく、イザというときは大きくロールしたりしないサスはコストがかかりますから。
そもそも、この手のクルマのユーザーは大人しい運転だからこの程度で大きくロールしても良いというのは間違いだと感じます。
なぜならば、は大きな相手との衝突しそうな状況を急ハンドルで回避しようとしたときに、こんなにロールしてはやはり恐怖感があって躊躇してしまいそうだと感じることです。トラブルは万一のことだからと考える方はそれでも良いと思いますが。
内装の質感は上がりましたし、乗り心地も走行性能も少しは良くなりましたが、乗り心地も走行性能もイグニスと比較してもその差は明らかです。相変わらず、派手な宣伝で、クルマの本質に頓着しないユーザ向けのあまりおススメしかねるクルマであることに変わりはありませんでした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった0人
「パッソ 2016年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
ダイハツ車 | 3 | 2024年5月11日 17:56 |
少し膨らんだ軽自動車のようなクルマですね。 | 2 | 2024年4月23日 13:21 |
こんなに良いとは、、再評価 | 5 | 2024年1月6日 22:59 |
パワーを気にしなければ、コンパクトカーとしては良い方。 | 4 | 2023年10月6日 16:37 |
最後のプチ | 4 | 2023年9月17日 22:47 |
無印良品的な生活必需品 | 4 | 2023年4月18日 21:12 |
145000km走破!もうすぐリースアップ | 4 | 2022年12月11日 18:09 |
自分では購入しない車 | 2 | 2022年11月19日 22:08 |
6月経った感想です。 | 2 | 2022年8月31日 22:21 |
とても良いです | 5 | 2022年2月3日 10:23 |
パッソの中古車 (全3モデル/2,484物件)
-
- 支払総額
- 61.9万円
- 車両価格
- 51.7万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 4.2万km
-
- 支払総額
- 124.7万円
- 車両価格
- 116.0万円
- 諸費用
- 8.7万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 0.5万km
-
パッソ X Gパッケージ フルセグ メモリーナビ DVD再生 バックカメラ 衝突被害軽減システム ETC ドラレコ LEDヘッドランプ ワンオーナー アイドリングストップ
- 支払総額
- 128.1万円
- 車両価格
- 118.0万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 2.7万km
-
パッソ モーダ ワンセグ メモリーナビ ミュージックプレイヤー接続可 バックカメラ 衝突被害軽減システム ETC ドラレコ LEDヘッドランプ ワンオーナー アイドリングストップ
- 支払総額
- 128.5万円
- 車両価格
- 118.0万円
- 諸費用
- 10.5万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 0.9万km