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シトロエン C3 2017年モデル SHINE Debut Edition(2017年7月7日発売)レビュー・評価
C3の新車
新車価格: 226 万円 2017年7月7日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2017年モデルの情報です
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- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.78 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 4.18 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.16 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 3.99 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.35 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 3.65 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 4.37 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE Debut Edition
2024年4月23日 02:43 [1044485-3]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
2024.4追記
フェイスリフトして見た目に若干の変化はありましたが、人気のある既存の路線でC5のように大きく変化させなかったのは良かったですね。
そて、やはり気になるのは、C3エアクロスと同様に、いまだに旧型C3と変わらない古いPF1プラットフォームという基本に変化がないので、先進安全装備は付いているものの、とても貧弱でいまだにアクティブクルーズコントロールが未装備、安全ブレーキも貧弱です。その割には、312万と大変に高価格です。
こんな価格で、こんなに先進安全装備のレベル低いモデルをおススメすることは到底できません。
【エクステリア】
C4カクタスの流れを汲むデザインですが、バランスよく、カッコよく、実用性をきちんと突き詰めた、ホンモノのデザインです。
バンパーという実用装備が、カッコ悪いと切り捨てられた現在なのに、エアバンプとしてサイドバンパーを再生させました。また、SUVスタイルとすることで、前後にも上手にプラスチックバンパーを組み込み、さらにカッコよくまとめました。
ルノールーテシアのカッコ良いサイドパンパーも凄いと感じましたが、C3のエアバンプも驚愕のアイディアですね。
C3は、ほかのメーカーのどの車にも似ていない、アバンキャルドなデザインは新鮮さに満ちています。
【インテリア】
プレミアム路線のプジョー208と比べると、エアコンの左右独立調整ができないなどの微妙な装備差や全体的な内装の質感が落ちるなと、細かい差異はありますが、今回はオーソドックスな二眼メーターを装備していますし、センターディスプレイの装備は当然として、ドライブレコーダーがスマホと連携したり、Bセグメントカーとして必要な装備+αの面白さがあります。
しかも、もう在庫切れらしいですが、デビューエディションは本革まで内装に使われて、オシャレで高級感のある仕上がりで、とてもセンスよいです。
キャビンもトランクもクラスとしては十分な空間があり、現行POLOあたりと比べると明らかに広いスペースを持ちますが、このクルマも他の同クラス車同様に、後席は大柄な男性だとヘッドクリアランスはギリギリです。
【エンジン性能】
旧型モデルでは信頼性と性能共によくないAL4という時代遅れな4速ATや、運転は楽しいものの一般受けの悪いクラッチレスMTのETGなどトランスミッションが微妙でしたが、新型となりやっと安心なアイシンAG製6ATと一般的にオススメ出来る良いものが装備されました。
1500回転からしっかりとトルクがあるエンジンは、3気筒のため、どうしても2000回転以下では三気筒らしい振動も音もありますが、燃費を考えるとこの1500〜2000回転をいかに上手く使うかかがこのエンジンで燃費を稼ぐポイントになると考えます。
さすがは欧州でエンジンオブザイヤーを獲得したエンジンらしく、2000回転より上では振動は収まり、さらに回転を上げても振動は感じられず、騒音もさほど高まることなくピークパワーの5500回転までスムーズに回ります。同程度のスペックのアウディの3気筒1Lエンジンより高回転では静かです。
1140kgと軽量なボディに低速トルクのしっかりした1.2Lのターボはゆとりのパワーを体感させて、自然吸気エンジンよりワンランク上のパワー感です。
【走行性能】
やはりプジョーとは少し違う足回りの感触ですね。昔のハイドロのように何かゴムでも一枚挟まっているのでは?という感覚です。
シャシーはもちろん同じ部品を多数共有しているはずなのに、そのあたりは不思議ですね。
でも、走行性能は十分で、フランス車らしく速度を落とさずにカーブをクリアするのはかなり得意なようです。
【乗り心地】
かつて長期間保有していたハイドロシトロエンを10年ほど前に手放して以来、シトロエンは所有しておらず、シトロエンも久々の試乗でした。
やはりプジョーとは少し違う足回りの感触ですね。昔のハイドロのように何かゴムでも一枚挟まっているのでは?という感覚です。
この17インチのタイヤは限定車向けのようですが、
固めで、マッチングが微妙な感じがしました。
ノーマルの16インチの方が良いかもしれません。
【燃費】
【価格】
輸入車でしかも小規模な台数しか扱われない、輸入車である割には、POLOあたりより良心価格だと感じます。
ナビとETCは別売りですが、それ以外は標準装備すが、ヘッドライトはハロゲンでも十分に明るく実用性には問題ありませんが、ライバルのルーテシアと同じようにフルLED化はしてほしかったですね。
【安全性】
デビューエディションは衝突軽減ブレーキなど、運転支援機能が何故か未装備です。
通常グレードでは標準装備されるようですが、Bセグメント車のため、機能は控えめで多くを期待できません。
【総評】
極めて個性的なデザインであるのに、素直にカッコ良いクルマだと個人的には感じます。
走りも6ATを得てパワーは十分ですし、走行性能もなかなか優秀です。
シトロエンは90年代のエグザンティアでその実用性の高さとスタイリッシュさでそれなりにヒットした後、20年近く日本では目立ったヒットもなく低迷していましたが、このクルマは久々の日本でのシトロエンのヒットとなる予感がしました。
このC3は内装が極めて個性的だった最近までのモデルと異なり、違和感ない2眼メーターなど普通のユーザーにも受け入れやすい内装となっているのに、往年のエグザンティアのように退屈すぎる内装ではなく、十分に個性的な空間を作り出しています。
見た目だけではない、真に合理的なクルマ作りが特徴の、いかにもフランス車らしい、アバンギャルドなのに極めて実用的なクルマです。
まだ出たばかりで、価格条件は良くありませんが、今後にお洒落な特別仕様車でお買い得モデルが出てきたなら、退屈なクルマの多い国産コンパクトよりも、このお洒落で実用的なおススメのクルマですね。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE Debut Edition
よく投稿するカテゴリ
2018年2月26日 09:20 [1105486-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
【エクステリア】
非常に特徴のあるデザインなんだけれども、ちゃんとバランスが取れている。国産車にありがちな悪い意味での奇抜さはありません。
エアバンプについては位置が低過ぎる為に実用性は正直微妙ではあるものの、実用性一辺倒になる事なくデザインの一部となりC3を特徴づけるものとして機能しています。
【インテリア】
デビューエディションのオレンジ内装は、この価格帯としては素晴らしいの一言。同価格帯ライバルと比べてもトップクラスのオシャレさを持っており、国産車で対抗できるのはデミオの特別仕様車くらいだと思います。
強いて苦言を述べるならばツートーンのオシャレなハンドルの表皮が若干滑りやすい事と、グローブボックスの小ささ、もはや伝統と言えるドリンクホルダーの使い勝手でしょうか(笑)
ちなみにスピーカーですが、標準にしては結構良いですよ♪
【エンジン性能】
日常領域で非常にトルクフルで、扱いやすくとても気持ち良く加速してくれる。登り坂などでマニュアルシフトで高いギアを選択していてもちゃんと粘ってくれる。ただし回転を下げすぎると篭り音が出てくるのでほどほどに。
振動については私はさほど気にならないです。
【走行性能】
ワインディングなどでしゃかりきになる車ではないけれど、それなりのペースで走ってもロールはしつつもアンダーステアを感じる事なくちゃんと素直に曲がってくれる。これには本当に驚きました。
この車における最大かつ唯一の不満はミッションの制御。加速が強めの時のシフトアップ時のつんのめる様な変速ショックと、停止直前のギクシャク感は気になります。特に後者はアイドリングストップと、カタログに記載はないもののニュートラルコントロールが搭載されている気がしてまして、それぞれの連携が上手く取れてない印象です。いつ止まって、いつ動き出したか同乗者に分からない様に動かしたい私としては是非とも改善して欲しいところ。
(追記)
変速の際ロックアップする迄に滑っている時間が長めで、かつ唐突に繋げるので、まるでマニュアル免許を取り立ての人が運転してるみたい。タコメーター見てると不思議な動きをします(汗)
この辺りはマツダ内製のミッションの方がよほど優秀だと思います。
(追記2)
シフトをマニュアルモードにするとニュートラルコントロールは作動しない様です。ですので停止直前または発進の際のショックを和らげたければ、マニュアルモード&アイドリングストップOFFで改善出来ますね。
【乗り心地】
街中においてはデビューエディションの大径タイヤ故の突き上げを多少感じるものの、それ以外はフランス車ならではの優しい乗り心地(これにはシートの出来も多分に貢献していると思いますが)に乗る度にとても癒されています。
高速道路はまだ走っていません。
【燃費】
これはカタログ値から想像するよりは良くない印象です。街中中心なので11キロ/Lを切るくらい。ライバルと比べても良いとは言えません。
ただし、そもそも燃費に拘るならばこの車を選んではいなかったので全く不満はありません。もちろん良いに越したことはないのですけどね(笑)年間5,000キロ程しか走りませんので気にしていません。
【価格】
デビューエディション故にいわゆる自動ブレーキやその他省かれた安全装備はあるけれども、ブラインドスポットモニターを始めとする今までフランス車が苦手としていた安全先進装備が色々ついて、シトロエンらしいデザインと乗り心地を持つこのC3はとてもバリュー感があると思っています。
【総評】
燃費、広さ、実用性といった面から見れば同じ価格帯の国産車には到底敵わないでしょう。
ですが、車に運転する楽しみや運転席に座った時の良い物を買ったなぁと言う満足感は他車ではなかなか味わえないものではないでしょうか。どこをとってもシトロエンらしさが満載のこの車は、きっとオーナーさんの所有欲を満たしてくれると思います。
参考になった35人(再レビュー後:21人)
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE Debut Edition
2017年12月11日 00:04 [1085613-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 5 |
普段、VW・ゴルフ?ヴァリアントHLに乗っていますが、正規ディーラーにて、SHINE Debut Editionを試乗しました。
【エクステリア】
プロポーションは、ライバルのVW・ポロと全長は
同じ、全幅は+65mm、全高は+35mm、ホイールベースは+65mmと、やや高く、幅も広い。
ただ、ポロなどライバル車はおろか、どのクルマにも似ていないその外観はとてもアイキャッチーで、心惹かれる。
ダブルシェブロンからメッキモールで繋がる上下二分割のフロントランプ、前後ホイールアーチに配された黒い樹脂アンダーガード、ボディサイドのエアバンプ、ルーフとボディとのツートンカラー(ドアミラー、フォグランプ周辺がルーフと同カラーでアクセントに)等の個性的なアクセントが、SUV風ルックスと流麗なスタイリングを破綻なく両立させている。
また、試乗車のアーモンドグリーンはピスタチオみたい(自転車『Bianchi』のチェレステより淡い)な淡いグリーンで、ブラックルーフとのコントラストが映え、その他に無いボディカラーのラインナップも、“親しみやすいオシャレさ”を醸し出すのに一役買っている。
【インテリア】
SUVルックスの割にはルーフは高くなく、Aピラーは寝かせ気味のため、「狭いのか」と心配したが、乗り込んで見るとパッケージングは悪くない。
サイドウィンドウの下端のラインが比較的高いが、対応幅の広いシートアジャスターで少し上げれば、アップライトな姿勢でドラポジがしっかりと決まり、前方視界も良く、女性でも運転し易いはず。
秀逸なのはテップレザー&ファブリックのシートの出来の良さ。レザー部分はタンみたいなカラーで、インテリアに明るい印象をもたらす良いアクセントになっている。ファブリックは触るとザラっとしているが、座ると表面がファっとソフトで自然に沈み込み、そのまま身体を支える。“いつまでも座っていたくなる”気持ちの良いシートで、長距離走行でも疲れは少ないのでは!?
【エンジン性能】
1.2リッター直列3気筒DOHCターボは、プジョー208等にも積まれているもので、最高出力110ps/5500rpm、最大トルク205Nm/1800-4800。ポロ比で、出力+20ps、トルク+35Nm。
さすが、欧州エンジンオブザイヤーを何年も連続して獲っているだけあり、低速時からトルクフルで、アクセルに対するレスポンスもごく自然で痛痒さを感じることはなく、運転し易い。
ただ、超低速時にはステアリングまで振動が伝わってくることがあり、人によっては気になるかも。
【走行性能】
一時期のシトロエン車はトランスミッションが残念な感時でしたが、1800回転から2リッターNAエンジン並みのトルクを発揮するエンジンと、アイシン製6速ATとのマッチングは良く、Bセグメントの中では高いドライバビリティを発揮していると思う。
ステアフィールは、低速時には女性が喜びそうなくらい手応えが軽いが、車速が上がってくると中立付近のすわりが良くなってくるタイプ。高速道路は試していないが、直進安定性も問題ないレベルであろう。
【乗り心地】
ドイツ車みたいに「まるで金庫の中に居るような」とまではいかないが、走っていて段差を乗り越えてもボディ剛性に不足感はない。
足回りのセッティングはソフトで、意図的に締め上げられていたり、足が突っ張ったようなテイストとは好対照で、路面の凹凸をしなやかにいなしていく。
上記の走行性能、出来の良いシート等と相俟って、街乗りから高速道路まで快適で疲労度の少ないドライブを実現できる乗り心地。
【燃費】
試乗につき、未評価。
【価格】
CL 226万円、HL 258万円のポロと比較しても、またクルマとしての魅力からしても、かならバリューの高い価格設定。
【総評】
「全車速対応前車追従ACCが付いてたら...」等の要望はありますが、このスタイリングやデザインセンスに「ピピッと」来たら、買って良し!そう断言できるのは、実はクルマとしての本質的な部分がしっかりと作り上げてあるから。
トヨタ・プリウスやトヨタ・CH-Rのデザインを「カッコいい」と思える人は響かないかも知れませんが、「国産コンパクトカーはイマイチだし、VWも何か味気ないんだよなぁ...」という方は、是非ディーラーで見て乗って下さい。
白や黒の軽自動車やミニバンで溢れた路上や駐車場で、この他に類を見ない“親しみやすいオシャレさ”で包まれたC3は、とびきりの存在感を示すこと、間違いない。
そして、きっとあなたの(家族の)人生を少しだけ彩り豊かにすることでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE Debut Edition
2017年8月27日 18:22 [1057253-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
シトロエンは残念なブランドです。
日本ではどマイナーのわりには知名度があり、数々の変態クルマを次々と送り込まれ、そのまま得体の知れない「なんかしらんけど 凄そうなクルマ ブランド」とか思われていますが、そんなん日本人だけの勘違いで、本国フランスでは、プジョーの下の安物ブランドの扱いです。
トヨタで言えばダイハツ、ソフトバンクで言えばワイモバイルみたいなもんです。
そのため、最新技術はまずプジョーに採用され、その後でお下がりがくるというのが現状です。
EMP1と呼ばれる新プラットフォームが開発が進んでいますが、当然のように来年登場予定の新型208でデビュー予定です。
New C3は207から使われている、出がらしのPF1プラットフォーム。エンジンもアイシンのATも、デビューから5年ほどたつ208の「お下がり」という弟妹の悲哀を感じさせる構成になっています・・・・・。
なのに、なぜ 208よりワンランク上で圧勝な出来栄えなんでしょう!?
設計が新しいから当然? いや、そんなことはありません。
よせばいいのにプレミアム路線でいくぜと息巻く1軍のプジョーと違って、2軍のシトロエンは中国と本国用に低予算で安く造れとパワハラくらっているような状態です。
金もかけれず、見た目(デザイン)と、器量(走り)で差別化するしかありません。
・・・これって、一昔前のフランス車の置かれた状況ですよね。そう、2000年前後まではドイツ車に対抗するため、フランス車はデザインと走りで差別化を図っていたのですから。
そういう意味では、急速にグローバル化の進んで無国籍化するフランス車の中でも、シトロエンは異彩を放っているのかもしれません。
デザインはC4カクタスよりよりなじみやすい顔つきになり、遊び心満載でいたるところにニヤリとさせられる仕掛けが施されています。
かばんの取っ手のようなドアハンドルは特にいいわー。
実車は写真でみるよりグラマラスで、愛らしいです。ぜひ実物を見てもらいたいところです。
インパネ中央モニターにエアコンや車両設定の機能がまとめられています。
タッチスクリーンではブラインドタッチできないので、操作性悪くなるんですが、シンプルなデザインのためと言えば納得する人も多いんでしょう。本当はボタンを少なくしてコストダウンするためです。
一応、日本以外ではmirror linkに対応ですが、たぶん日本ではオプションのナビが売れなくなるので、この機能は封印されるでしょう。
エンジンをかけて走り始めると、いろいろと今の基準では古くさーいテイストを味わえます。
折角のアイシンの6ATですが、チューニングがイマイチでショックが大きめです。低速で走っていると不快なほどではないですがガクガクびみょーに震える時もあり、あまり最適化とかはされてないんだろうなーというのは感じられます。
エンジンのパワーも1.2のターボという割りにはそれなりのパワー感という感じです。踏んだらがんばる、みたいな。低速でぶるぶるして、6ATの印象を更にびみょーな感じにしています。(笑)。1.2のNAだったら非力感を強く感じるだろうなあ。C4カクタス買わなくてよかった。(爆)
アイドリングストップもガクッとエンジン止めちゃうので、制御はへたくそです。
と、悪いところをつらつらと書いてきましたが、今までのAL4 クソATやら5ETG マゾセミATに比べればまだまともになりましたし、アイドリングストップを切ったろか!いうほどムカつくわけではありません。ただ、今の軽自動車とかが頑張りすぎているので、結果的には残念だよな、というところです。
SHINE D.E.では17インチのタイヤを履いているので、低速ではそこそこ路面の状況を拾います。
ステアリングは低速では左右に遊びが少々ありますが、それが50-60キロほどのスピードに乗ってくると、乗り心地も非常にフラット、直進安定性をしっかり感じる重さになり、ゴキゲンな乗り心地になっていきます。
サスセッティングは柔らかですが、路面のフィードバックはしっかり感じます。
すこしオーバースピード気味にカーブに飛び込んでみるとロールは感じます。しかし、ここからが真骨頂でロールを許容しながら、踏ん張って路面ははずさないというセッティングです。
猫足とも違う、ハイドロとも違う、でもこれらの持っていた、「乗り心地いいよね!」と、ニコニコしながら乗っていた、2代目ルーテシアや306といったドイツ車へのアンチテーゼを強く発信していた愛車たちの面影を見た感じで非常にそそられました。
こまかなところに、まだまだ煮詰め不足なところはあれども、この心地よい「ゆるさ」は当代フランス車随一。
この乗り心地や車のキャラクターなら、17インチなんて無駄にでかいホイールではなく、15インチとかで細めのタイヤの方が正味のような気がするんだが、日本に来るのは装備をゴタゴタつけたトップグレード限定で、ナビやらコーティングやらつけてもらわないと儲けが出ないんだから、「盛る」のは仕方ないんだろうけど・・・・
後席もそこそこの広さですし、荷室も思ったよりも広く、実用に足る感じです。
ドアミラーが電動でなかったり、ATのマッチングがいまいちだったり、多少の粗はありますが、実力的には206のように一発ビックウェーブ起こせる可能性秘めてると思うんですけどね。500だってこれだけ売れてるし。
しかし、限定200台! 即完売! とブチ上げるのはいいですけど、これ、展示車や試乗車含めて200台なんだよね。
おそらく入れ替えで、展示車や試乗車が放出もあると思うので、衝突軽減ブレーキなんてあてにしてないぜ! コネクティッドカムや、限定のカッコエエ内外装で安いほうがええやろ! という享楽主義なあなたはディーラーに張り付いて、放出しろー放出しろーって無言のオーラを放出してみるのもいいかもしれません。
うっかり シトロエンに張り付いてたらなんやかんやで入社して、社員 Debut Edition ・・・なんちて。
大滝秀治「つまらん!オマエの話はつまらん!」
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- 試乗
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