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シトロエン C3 2017年モデルレビュー・評価
C3の新車
新車価格: 315〜320 万円 2017年7月7日発売
中古車価格: 69〜298 万円 (151物件) C3 2017年モデルの中古車を見る
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選択中のモデル:C3 2017年モデル 絞り込みを解除する
グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
FEEL | 2017年7月7日 | フルモデルチェンジ | 5人 | |
SHINE | 2021年1月7日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
SHINE | 2018年12月3日 | マイナーチェンジ | 7人 | |
SHINE | 2018年3月22日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
SHINE | 2017年7月7日 | フルモデルチェンジ | 10人 | |
SHINE Debut Edition | 2017年7月7日 | 特別仕様車 | 4人 | |
ELLE | 2018年5月14日 | 特別仕様車 | 1人 | |
CAFE EDITION | 2018年6月7日 | 特別仕様車 | 3人 | |
COLORADO EDITION | 2018年8月20日 | 特別仕様車 | 2人 | |
INSPIRED BY JAPAN COLLECTION | 2020年9月17日 | 特別仕様車 | 1人 |
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 4.78 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 4.18 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.16 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 3.99 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 4.35 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 3.65 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 4.37 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE Debut Edition
2024年4月23日 02:43 [1044485-3]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
2024.4追記
フェイスリフトして見た目に若干の変化はありましたが、人気のある既存の路線でC5のように大きく変化させなかったのは良かったですね。
そて、やはり気になるのは、C3エアクロスと同様に、いまだに旧型C3と変わらない古いPF1プラットフォームという基本に変化がないので、先進安全装備は付いているものの、とても貧弱でいまだにアクティブクルーズコントロールが未装備、安全ブレーキも貧弱です。その割には、312万と大変に高価格です。
こんな価格で、こんなに先進安全装備のレベル低いモデルをおススメすることは到底できません。
【エクステリア】
C4カクタスの流れを汲むデザインですが、バランスよく、カッコよく、実用性をきちんと突き詰めた、ホンモノのデザインです。
バンパーという実用装備が、カッコ悪いと切り捨てられた現在なのに、エアバンプとしてサイドバンパーを再生させました。また、SUVスタイルとすることで、前後にも上手にプラスチックバンパーを組み込み、さらにカッコよくまとめました。
ルノールーテシアのカッコ良いサイドパンパーも凄いと感じましたが、C3のエアバンプも驚愕のアイディアですね。
C3は、ほかのメーカーのどの車にも似ていない、アバンキャルドなデザインは新鮮さに満ちています。
【インテリア】
プレミアム路線のプジョー208と比べると、エアコンの左右独立調整ができないなどの微妙な装備差や全体的な内装の質感が落ちるなと、細かい差異はありますが、今回はオーソドックスな二眼メーターを装備していますし、センターディスプレイの装備は当然として、ドライブレコーダーがスマホと連携したり、Bセグメントカーとして必要な装備+αの面白さがあります。
しかも、もう在庫切れらしいですが、デビューエディションは本革まで内装に使われて、オシャレで高級感のある仕上がりで、とてもセンスよいです。
キャビンもトランクもクラスとしては十分な空間があり、現行POLOあたりと比べると明らかに広いスペースを持ちますが、このクルマも他の同クラス車同様に、後席は大柄な男性だとヘッドクリアランスはギリギリです。
【エンジン性能】
旧型モデルでは信頼性と性能共によくないAL4という時代遅れな4速ATや、運転は楽しいものの一般受けの悪いクラッチレスMTのETGなどトランスミッションが微妙でしたが、新型となりやっと安心なアイシンAG製6ATと一般的にオススメ出来る良いものが装備されました。
1500回転からしっかりとトルクがあるエンジンは、3気筒のため、どうしても2000回転以下では三気筒らしい振動も音もありますが、燃費を考えるとこの1500〜2000回転をいかに上手く使うかかがこのエンジンで燃費を稼ぐポイントになると考えます。
さすがは欧州でエンジンオブザイヤーを獲得したエンジンらしく、2000回転より上では振動は収まり、さらに回転を上げても振動は感じられず、騒音もさほど高まることなくピークパワーの5500回転までスムーズに回ります。同程度のスペックのアウディの3気筒1Lエンジンより高回転では静かです。
1140kgと軽量なボディに低速トルクのしっかりした1.2Lのターボはゆとりのパワーを体感させて、自然吸気エンジンよりワンランク上のパワー感です。
【走行性能】
やはりプジョーとは少し違う足回りの感触ですね。昔のハイドロのように何かゴムでも一枚挟まっているのでは?という感覚です。
シャシーはもちろん同じ部品を多数共有しているはずなのに、そのあたりは不思議ですね。
でも、走行性能は十分で、フランス車らしく速度を落とさずにカーブをクリアするのはかなり得意なようです。
【乗り心地】
かつて長期間保有していたハイドロシトロエンを10年ほど前に手放して以来、シトロエンは所有しておらず、シトロエンも久々の試乗でした。
やはりプジョーとは少し違う足回りの感触ですね。昔のハイドロのように何かゴムでも一枚挟まっているのでは?という感覚です。
この17インチのタイヤは限定車向けのようですが、
固めで、マッチングが微妙な感じがしました。
ノーマルの16インチの方が良いかもしれません。
【燃費】
【価格】
輸入車でしかも小規模な台数しか扱われない、輸入車である割には、POLOあたりより良心価格だと感じます。
ナビとETCは別売りですが、それ以外は標準装備すが、ヘッドライトはハロゲンでも十分に明るく実用性には問題ありませんが、ライバルのルーテシアと同じようにフルLED化はしてほしかったですね。
【安全性】
デビューエディションは衝突軽減ブレーキなど、運転支援機能が何故か未装備です。
通常グレードでは標準装備されるようですが、Bセグメント車のため、機能は控えめで多くを期待できません。
【総評】
極めて個性的なデザインであるのに、素直にカッコ良いクルマだと個人的には感じます。
走りも6ATを得てパワーは十分ですし、走行性能もなかなか優秀です。
シトロエンは90年代のエグザンティアでその実用性の高さとスタイリッシュさでそれなりにヒットした後、20年近く日本では目立ったヒットもなく低迷していましたが、このクルマは久々の日本でのシトロエンのヒットとなる予感がしました。
このC3は内装が極めて個性的だった最近までのモデルと異なり、違和感ない2眼メーターなど普通のユーザーにも受け入れやすい内装となっているのに、往年のエグザンティアのように退屈すぎる内装ではなく、十分に個性的な空間を作り出しています。
見た目だけではない、真に合理的なクルマ作りが特徴の、いかにもフランス車らしい、アバンギャルドなのに極めて実用的なクルマです。
まだ出たばかりで、価格条件は良くありませんが、今後にお洒落な特別仕様車でお買い得モデルが出てきたなら、退屈なクルマの多い国産コンパクトよりも、このお洒落で実用的なおススメのクルマですね。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > FEEL
2022年9月15日 21:07 [1621757-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 無評価 |
見た目がすごく独創的で、淡いグリーンカラーとリアがオシャレだと思い試乗。内装は安っぽいがオシャレに見せるのがうまく、不満は出なさそう。肝心の走りは至って普通。輸入車、特にドイツ車だとガツンと効くブレーキが特徴的だが、この車のブレーキは国産との違いが感じられず。同じフランス車でもプジョーがかなりドイツ車寄りな味付けなので、オシャレな車には乗りたいがドイツ車のような『キツい外車感』のある乗り味はあまり好みではない方にはシトロエンはとても良い選択肢なのではないか。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2021年8月31日 23:15 [1489144-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
シトロエンブランドのコンパクトハッチバックとして欧州などでも人気の「C3」。日本への導入は2017年からですが、2021年1月にマイナーチェンジを行った中心グレードの「SHINE(シャイン)」に試乗しました。
1分で分かるこのクルマの魅力は
?ひと目見ただけで忘れることがない個性的なデザイン(一目惚れしそう)
?驚くほどフラットなライド感や乗り心地の良さ
?最近高騰気味のクルマにおいて比較的価格がリーズナブル
というところでしょう。
先に言っておくと、C3自体の設計はPSA(現在はステランティス)が使っていたプラットフォームの中では最新のものではありません(プジョー208などは最新型)。またADAS(先進運転支援システム)に関してもACCなどは搭載されていません(普通のクルーズコントロールは装備)。
だから価格が安いのか、と言われると「そうであり、そうでない」と曖昧な答えになってしまいます。
先進安全装備は現在のクルマにおいてやはり必要な機能と言えます。しかし、衝突被害軽減ブレーキやブラインドスポットモニター、レーンデパーチャーウォーニングなどは装備していますので、全然物足りない、というわけではありません。
どうしてもACCが欲しいならば他社のクルマを選べばいいだけのことです。しかしそれでもこのクルマが魅力的に感じるのはそのデザインです。
個性という表現があまりにも陳腐に感じてしまうほど斬新なデザイン。今回のマイナーチェンジでフロント周りのデザイン変更、また昨今のシトロエン車ではおなじみになったドア部に装着される「エアバンプ」など従来7個だったものが大型化され3個になることで、ワイド感が強調されています。
エアバンプに関してはデザイン性だけでなく、スーパーなどで横に停まったクルマからのドアパンチにも有効なのはすでに高く評価されています。
Bセグメントの5ドアハッチバックとはいえ、実際は大きく見えます。全幅は1750mmありますが、実際の取り回し性能は悪くありません。全高も1495mmに抑えてあるので立体駐車場への入庫も余裕です。一方で最低地上高が他車より少し高い160mmということもあり今流行りのクロスオーバーSUV的にも見えるところも良い感じです。実際この最低地上高のおかけでクルマへの乗降性は非常に楽チンです。
今回特に魅力を増したのがフロントシートです。元々C3のシートは見た目よりかけ心地が良かったのですが、今回シャインのエメラルドインテリア仕様を選ぶと「アドバンスドコンフォートシート」にグレードアップされます。シートのスポンジの厚さを従来の2mmから15mmに拡大したとのことですが、これが身体にしっくり来ます。かけ心地は1クラス上のクルマ並み、何よりも路面からの細かな“ブルブル”といった振動をうまく吸収してくれるなど機能性も十分です。これに関してはこのシートを非搭載のC3と比較して感じたことなので、多くの人も十分体感できるはずです。また運転席にもアームレストが装着されます。価格アップはわずかなものですから選ぶならばこの仕様でしょう。
一方で後席は座面の高さも少し不足気味なので、前席の感動的なかけ心地を期待すると意外に思うかもしれません。
ラゲージルームの容量は5名乗車で300Lとまあまあの数値です。荷物の積み下ろしの際にバンパーの高さが気になりますし、分割可倒式シートを倒した際には段差も発生します。その分、万が一後方から追突された際の衝撃吸収性にも優れているはずですし、それを差し引いてもやはりこのデザインの魅力にはかないません。
搭載するパワートレーンはプジョー車でも実績のある1.2L3気筒ターボエンジンにアイシンAW製の6速ATが組み合わされます。静粛性に関しても最新のプジョー208などに比べると一歩譲る部分はありますが、何よりも車両重量が1160kgと軽いこともあり、走り自体は軽快です。
特に高速道路を走った際のフラット感や乗り心地の良さはなかなか見事なもので、前述したシートの出来の良さと相まって「へえー」と感嘆する部分も多かったです。
都市型コンパクト的なアピアランスを持つC3ですが、実際高速道路を100km/hでクルージングしていてもエンジン回転数は抑えられており、前述した静粛性にも寄与します。
また燃費に関しては「すごく良い!」とはいかず、今回の試乗では14.2km/Lでした。ガソリンもハイオク仕様なので気になる人もいるとは思いますが、この価格帯でこの走りとデザインが手に入るのであればバリューの面から見ればなかなかに魅力的な1台です。
C3に限らずシトロエン車は定期的に装備を充実させた特別仕様車がリリースされています。この原稿を書いている段階でも「C-SERIES(269万9000円)」と「MODERN SALON(272万5000円)」の2種類の特別仕様車が設定されています。両車とも装備中心というよりは専用のカラーリングなどをメインとしていますが、いずれもオシャレ感満載であることは言うまでもありません。
またインフォテインメントシステムに関しても現行モデルは7インチのミラースクリーン(ディスプレイオーディオのようなものと考えて貰ってよいです)がAppleのCarPlayやGoogleのAndroid Autoに対応しています。ディーラーオプションのカーナビはカロッツェリア製なので性能は期待できますが、やはり20万円超えというのは高いと感じます。ゆえにまずは無しでこれらを活用してみて、物足りないのであれば、後付けすれば良いでしょう。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE
2019年8月2日 19:57 [1247933-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
代車で1週間乗ることが出来たのでレビューします。
・エクステリア
The.シトロエン。
好き嫌いが分かれるデザインだと思います。
「かっこいい」か、「かわいい」か、「個性的」か、「ゲテモノ」か…
ちなみに僕は「かっこいい」と思います。
・インテリア
必要最低限。シンプルです。
センターコンソールにはiコックピットのおかげでスイッチが5個しかありません。
メーター類は視認性が良く運転しやすいです。
ただ、所々に安っぽさがあります。
ダッシュボードの質感とか、もうちょっと上質だといいのですが…
あと、代車にはパラノミックガラスルーフが付いていたのですが、日差しでルーフを閉めててもエアコンが全く効きません。車内が暑いです。
オシャレな装備かもしれませんが、付ける際は実際に夏に体感した方がいいです。
・エンジン性能
110ps/205Nの1.2L直3ターボエンジンはまさに「必要十分」。体感的には一世代前のトヨタの1.8Lノンターボよりパワーがあるように感じます。
低回転からしっかりパワーが出るので、加速に関してはストレスは感じません。静粛性も巡航時70?/hで5速1800回転ほど。3気筒とは思えないほど静かです。
ただ、ターボ車だからといっても1.2Lなので、「シートに押さえつけられるような加速」は期待しないほうがいいです。
気になるのは極低回転域での「こもる(反響する)様なエンジン音」と「ターボノイズ(キーンという高周波音)」。この2つに関しては我慢できない人は我慢できない類の音ですので、実際に乗って確認してみてください。
・走行性能
外見よりもキビキビ走ります。
ロールも想像より少なく、走りやすいです。
動力性能は、そもそも走りを求めるようなキャラクターではないのであまり期待しない方がいいかと思います。
・乗り心地
硬すぎず柔らかすぎず全然嫌な感じはしません。
シートが程よく柔らかく、サスも特有の「粘りのある柔らかさ」があります。
振動こそありますが、適度にいなしてくれるので不快な感じはないです。
さすがシトロエン。
・燃費
街乗りメインで16〜17?くらいでした。夏でエアコン効かせてこの数値ならいい方ではないでしょうか?
燃料はハイオクですけどね。
・価格
Bセグメントの諸経費込みで300万いかないくらいだと、選択肢はいっぱいあると思います。
そんな中でこの車を選ぶ人は、デザインや車の持つキャラクターに惚れ込んだ人が多いと思います。
惚れたら負けですが、一目惚れで買うと痛い目みますので、しっかり乗り比べて選んでください。
車に求めるものは人それぞれですので、高いか安いかは人それぞれかと思います。
・総評
そこにいるだけで強烈な個性を放つこの車。ただ、乗ってみるとなかなかの優等生だったりします。
色んな意味で、他には無い車です。
フランス車に乗ってゆったりドライブするのもいいのではないでしょうか?
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2019年3月31日 23:59 [1212940-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2002年に初代C3がデビューして以来、350万台以上がグローバルで販売されたシトロエンのベストセラーカーがC3です。。初代、2代目と比較的丸みを帯びたエクステアデザインだったのに対し、3代目はボディもワイドになり、かなりアグレッシブなデザインに生まれ変わりました。
今回もメーカーの広報車両をお借りしてハイウェイを中心に試乗してきました。
一時はグループ会社のプジョーと差別化が少ない時代もあったが、現在は、シトロエンの個性回帰、いや、それ以上の異質感満載です。
その昔シトロエン「BX-GTi16V 5MT」というマニアックなシトロエンを所有していた筆者には、常に目が離せないブランドの一つであります。
さて、このC3のエクステリアで特徴的なのは、前後ドアにエアバンプと呼ばれる樹脂製パーツが取り付けられています。
エアバンプはその名のとおり中空のパーツで、ちょっとした衝撃があっても衝撃をやわらげるバンパーとしての役割も果たします。本格的に衝突や衝撃を対象としたパーツではありませんが、そうした演出がされている。つまり、遊び心がたっぷりと詰め込まれているというわけです。また、上下に分割されたヘッドライトは他ブランドには無いデザインです。
インテリアでまず目に入ったのは、ドアハンドルで旅行カバンをモチーフしたという演出がされていて、こういうところに他社のデザイナーが出来そうで出来ないアイデアがシトロエンであると感じました。
ベンチシートにも見えるシートの感触は“ふんわり”、という独特のもので、古くからのフランス車好きも納得の座り心地です。また、シート生地は高級な本革やウールでこそありませんが、ツイードのようにざっくりとした手触りのファブリックを用いつつ、アクセントカラーのレッドが生地の一部に配されていたり、ステッチにあしらわれたりといった工夫が凝らされています。
水平基調のダッシュボードをぐるりと取り囲むようにあしらわれる赤いトリムも独自の空間を演出しています。
物理スイッチを極力減らし、センターコンソールのタッチパネルで空調やオーディオ、車両設定などを行うのですが、走行中のブラインドタッチは厳しい部分もあり、この辺りは、物理スイッチでもいいのでは?と思ってしまいました。
メーターは、ちゃんと指針が存在する物理メーターで、どことなく懐かしいデザインが往年のシトロエン乗りの心を奪われました。(その昔は、べリア、イエガーといったメーターブランドのロゴが盤面に刻印されていたのですが、現在は、複数のメーカーが組み上げているため、ブランドの刻印は姿を消しました。)
搭載されるエンジンは1.2リッター3気筒ターボで、最高出力110ps/5500rpm、最大トルクは205Nm/1500rpmを発揮。6速AT(EAT6)と組み合わされます。
試乗コースは高速道路がメインのため、アクセルを踏み込んでいくと、エンジン性能は必要にして十分です。アクセル開度がパーシャルだと、2000rpmから2500rpmくらいでどんどんシフトアップするのですが、少しアクセルを踏み込めば、積極的にシフトダウンも行われるため、車線変更時の加速も迅速。例えば80Km/h〜100Km/hまでの加速は、身体を柔らかなシートに押させられるほどパワフルな一面もありました。100km/hでのエンジン回転は約2000rpmとハイギアードです。
直進性を含む高速安定性の高さはシトロエンの伝統を見事に踏襲し、クイックなステアリングに軽く手を添えているだけで、矢のように走ります。これは、間違いなくコンパクトカーではベストであるといえるものです。
低速では、やや硬く感じた足回りですが、80Km/hを超えると実にしなやかになり、どこまでも安楽に走って行けそうな感覚になります。
燃料消費率も18.7km/L(JC08モード燃費)と素晴らしく、ライバルと比較しても遜色のない装備軍とこの奇抜なデザイン。これだけでも価値のあるクルマといえます。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > COLORADO EDITION
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2019年1月12日 23:28 [1190960-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
18年ほど乗った国産1Boxを数台乗り続けてからの買い替えで、初めての輸入車、初めてのシトロエンです。
【エクステリア】
デザインとカラーリングに一目惚れ。私はコンパクトで可愛いと思うけど、人により好き嫌いが分かれます。
【インテリア】
コロラドエディションのレザー調のシックな感じがいい。驚くほど小さいグローブボックスと、小さめのドリンクホルダーが今ひとつのように国産車はほど至れり尽くせりではないのも個性。
【エンジン性能】
1.3Lターボは十分なパワーがあり、3気筒の独特な音も心地よい。
【走行性能】
高速での安定感はさすが。アイドリングストップへの慣れは必要。
【乗り心地】
ふんわりとした乗り心地。やわらかいシートは同乗者に好評。
【燃費】
高速走行中心で、リッター15km。街乗り中心でリッター10km弱。
【価格】
いろんな装備がついたSHINEベースにナビを付けて総額330万ほどは安いと思う。値引きされ300万弱。
【総評】
一ヶ月乗りました。いろいろあれっと思うことはあるものの満足しています。18年ほど乗り続けた1Boxのときには感じられなかった運転する楽しさを思い出しました。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE
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2018年11月26日 22:29 [1177377-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
キューブ→プジョー207スタイル(セミオートマ)→シトロエン C3シャインと乗ってきた上での感想です。
【エクステリア】
可愛いです。
好き嫌いがでる見た目だと思いますが、個人的には気に入っています。
何より、街で全くというほど見かけない希少性(悪く言えばマイナー)が良いですね。
しかも人気のないブルーなので、更に見かけません。
【インテリア】
ダッシュボードなどはプラスチックですが、円をベースにしたデザインは気に入ってます。
グレードはシャインなので、布張りではないのが残念ですが、汚れを気にしなくていいかなと、ポジティブに考えています。
【エンジン性能】
他の方も書いていますが、とても性能が良いです。
アイドリングストップがありますが、走り出しに変なタイムラグやカクつくこともなく、ぬるっと滑らかに走り出します。
ただ、アイドリングストップがオンだと、低速になってゆっくりブレーキをかけていると、急にガクッとエンジンが止まるため、そこだけは慣れが必要です。
【走行性能】
タイヤが16インチなこともありますが、クッション性能が良いので、段差などのショックを、上手く丸めていると思います。
そして、エンジン含めてコンパクトカーとは思えない静かさがあります。
【乗り心地】
まず座席がふわっとしていて柔らかいです。
フランス車といえばクッション性が良い座席と言われているようですが、まさにそれです。
ソファに座っているようです。
そこもあっての、走行性能なので快適です。
【燃費】
まだ、そんなに走ってないので割愛。
【価格】
シャインなので250万くらいで、カラー代、マット代、コーティング代、ETC代と諸経費込みで280万弱でした。
同等のオプションつけた国産車では、この値段では買えないので、満足してますが、トラブル頻発するようなら、早めに売ろうと思います(笑)
【総評】
見た目、内装、乗り心地など含めて、良い車だと思います。
外車でかつマイナーな車であるということも含めた維持費などが、国産車よりもかかる、大変かもしれないと念頭におけるならば、買っても良いと思います。
個人的には、前車二台はどちらも中古で25万以下で買っていた人間が、突然新車で買いたいと思えるほどの魅力はあります。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE
2018年8月19日 22:33 [1151789-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
スッピンが綺麗がコスプレイヤー
【インテリア】
座り心地の良いシートはお尻に根が生えてしまうほどハマります。
【動力性能】
極低速以外は優秀なATと相まって実に滑らかなエンジンです
【走行性能】
素直なハンドリングと足さばきが良いです。
【乗り心地】
このクルマの真骨頂は雲の上を走っているかのようなソフトでフラットな乗り心地にあると思います。
【総評】
エクステリアに目が行きがちな個性あるクルマですが、最大の特徴は極上のシートと滑らかな乗り心地です。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE
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2018年4月24日 23:45 [1122676-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
DS3スポーツシックからの乗り換え。あえてまずい点を中心に細かく挙げていきます。
【利便性】
最近はシトロエンも電格ミラーつけてたのに残念ながら昔ながらのフランス車のようで手動。
面倒というよりロックの目印に使えないのがつらい。
ミラーの角度は電動で変えられますが、スイッチが低く、いじるためには少し屈む必要があり、ミラーを見て、屈んで調節して、またミラーみて、また屈んで…っていうこのあたりほんとシトロエン。
テールゲートが思いのほか高く上がるので屋内では注意。
あとワイパーを立てるための作法があるので説明書を読んでおく必要があります。
後席の窓は8割くらいまでしか開きません。
エアコンの効きは日本の気候は配慮してくれてないので設定は強めに。
【安全装置】
価格からしたら破格の装備。
売りであるコネクテッドカムは画像が完全にドラレコのそれ(超ワイド)なので、面白い景色をとる用途にはまったく使えませんがまあそれなりに遊べます。
レーンデパーチャー機能。これがまた押しにくいところにスイッチがあり、オンにするために体勢低くしてるうちに車線を逸脱してるっていう本末転倒なシトロエンクオリティ。
速度標識を識別して制限速度を表示する機能は一般道では結構いいです。
高速道路では残念ながら違う標識(出口の40キロ制限)を拾ってしまったりします。
オートライトはDS3よりちょっとだけ賢かったです。
インテリジェントハイビームは説明書には書かれてるもののうちのモデルではまだ未実装でした。
【インテリア】
所詮は安い車なので超プラスチッキーです。
でもそれを洒落たデザインと小細工でうまいことポジティブな気持ちにさせてくれる工夫は関心です。
シートはふかふかで座り心地は申し分ないものの、リクライニングがダイヤルタイプなのはマイナス。
また助手席側はリフターもついてません。このあたりは価格相応ですね。
運転席のひじ掛けがデビューエディション以外では付いていないようで。
オプションで大きめのひじ掛け(中が収納になってるやつ)を付けられますが、これをつけると後席用USB(オプション)がつけられないのも残念。両方ほしい場合は要DIY。
ドリンクホルダはカップジュースや300mlペットボトル程度なら問題なくいけます。
ドリンクホルダがないDS3より格段にまし。
500mlペットを飲みたい場合はドアポケットのなかに市販のドリンクホルダを設置するシトロエン車でお馴染みの方法が安定でしょうか。
エアコンルーパータイプはデザイン性重視のため設置しにくそうです。
【インフォテインメント】
パナソニックのナビは性能自体は別に問題ありません。
システム上、純正のインフォテインメントのなかに別枠としてナビ機能を入れなければならないために、いろいろとちぐはぐな面が出てきてしまってそれがマイナスになってます。
たとえば地デジを見るにはオーディオ画面からは飛べず、まずナビの画面を呼び出し、そこからナビ内の地デジ操作を行い、ようやく見れるとか。
あとオーディオのボリュームを下げてるときにナビの案内が割り込むと、オーディオではなくナビの音声を下げてしまうことになったり。
さらにそのナビ音声はボリューム表示がないので下げてしまったことに気づきにくいなど。
ベース機種ではナビ案内音声の出力されるスピーカーを運転席だけに設定とかできるようですが、このモデルではその設定が外されていて、ナビ案内が割り込むとオーディオは完全ミュートにされてしまいます。
USBオーディオだとミュートどころか一時停止扱いなので、気持ちよく熱唱してるとしらけます。
ただしこのUSBオーディオ、iTunesで買ったm4aも問題なく再生できたので、この点は一安心。
ラジオのFM/AM切替がすごく面倒です。
ただしこれはプリセットチャンネルに両方混合できるので、逆にそれを使えば使い勝手はいいかもしれません。
ステアリングボタンでの操作でも若干ちぐはぐな部分がでてきてます。
オーディオ画面とナビ画面の表示を一発で切り変えるボタンがないのは使いにくいです。
また、ステアリングに音声検索ボタンが付いていますが、これを押しても音声で検索する→検索結果をスマホに出す→スマホを操作する必要がでる→という状況になるので、この機能はほぼ死んでます。
現在のPSAグループのクルマはMirrorLinkを前提にしている感すらあるので、これに対応できていない日本向けの作りはいかんともしがたい。
【エンジン性能】
3気筒でもターボのおかげでまったく過不足なくつかえて、音も静か。
高速の合流もストレスなくこなせますが、このときはさすがに3気筒の頑張りが聞こえてきます。
極低速時はブルブル振動がきます。
【走行性能】
アイドリングストップはオフが推奨されます。
エンブレがよく効くうえにそのタイミングが(多少学習でよくなりますが)悪いようで、低速時のブレーキは丁寧に扱わないとカクンときます。
ロールがそれなりにありますが不安感はなく自然。
ただしそれを許容するためか舵はあまりきれないので小回りも苦手。
高速での直進安定性もDS3と比べたら少し物足りないけど価格からしたら無難なところでしょうか。
【乗り心地】
評判高いものの、あくまで価格からしたら珠玉の出来というところ。
街乗りの低速時30〜40キロではふつうにひょこひょこします。とはいえかなりマイルドなまるさがありますが。
100キロからの高速走行が乗り心地の真骨頂。新東名気持ちいいです。
【燃費】
都内渋滞内でリッター6〜8、高速で14〜16くらい。シトロエン専用アプリ調べ。
このアプリすごいおもしろいです。
【総評】
不便な点は多々あります。それは今までのシトロエン同様。笑い飛ばしましょう。
使い勝手は国産車のほうがいろいろと細かく気配りされてて便利です。
乗り心地のよさと、なにより他のクルマにはにはないオシャレさが最大の魅力。
オシャレは不便なものなのです。
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自動車(本体) > シトロエン > C3 2017年モデル > SHINE Debut Edition
2017年12月11日 00:04 [1085613-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 5 |
普段、VW・ゴルフ?ヴァリアントHLに乗っていますが、正規ディーラーにて、SHINE Debut Editionを試乗しました。
【エクステリア】
プロポーションは、ライバルのVW・ポロと全長は
同じ、全幅は+65mm、全高は+35mm、ホイールベースは+65mmと、やや高く、幅も広い。
ただ、ポロなどライバル車はおろか、どのクルマにも似ていないその外観はとてもアイキャッチーで、心惹かれる。
ダブルシェブロンからメッキモールで繋がる上下二分割のフロントランプ、前後ホイールアーチに配された黒い樹脂アンダーガード、ボディサイドのエアバンプ、ルーフとボディとのツートンカラー(ドアミラー、フォグランプ周辺がルーフと同カラーでアクセントに)等の個性的なアクセントが、SUV風ルックスと流麗なスタイリングを破綻なく両立させている。
また、試乗車のアーモンドグリーンはピスタチオみたい(自転車『Bianchi』のチェレステより淡い)な淡いグリーンで、ブラックルーフとのコントラストが映え、その他に無いボディカラーのラインナップも、“親しみやすいオシャレさ”を醸し出すのに一役買っている。
【インテリア】
SUVルックスの割にはルーフは高くなく、Aピラーは寝かせ気味のため、「狭いのか」と心配したが、乗り込んで見るとパッケージングは悪くない。
サイドウィンドウの下端のラインが比較的高いが、対応幅の広いシートアジャスターで少し上げれば、アップライトな姿勢でドラポジがしっかりと決まり、前方視界も良く、女性でも運転し易いはず。
秀逸なのはテップレザー&ファブリックのシートの出来の良さ。レザー部分はタンみたいなカラーで、インテリアに明るい印象をもたらす良いアクセントになっている。ファブリックは触るとザラっとしているが、座ると表面がファっとソフトで自然に沈み込み、そのまま身体を支える。“いつまでも座っていたくなる”気持ちの良いシートで、長距離走行でも疲れは少ないのでは!?
【エンジン性能】
1.2リッター直列3気筒DOHCターボは、プジョー208等にも積まれているもので、最高出力110ps/5500rpm、最大トルク205Nm/1800-4800。ポロ比で、出力+20ps、トルク+35Nm。
さすが、欧州エンジンオブザイヤーを何年も連続して獲っているだけあり、低速時からトルクフルで、アクセルに対するレスポンスもごく自然で痛痒さを感じることはなく、運転し易い。
ただ、超低速時にはステアリングまで振動が伝わってくることがあり、人によっては気になるかも。
【走行性能】
一時期のシトロエン車はトランスミッションが残念な感時でしたが、1800回転から2リッターNAエンジン並みのトルクを発揮するエンジンと、アイシン製6速ATとのマッチングは良く、Bセグメントの中では高いドライバビリティを発揮していると思う。
ステアフィールは、低速時には女性が喜びそうなくらい手応えが軽いが、車速が上がってくると中立付近のすわりが良くなってくるタイプ。高速道路は試していないが、直進安定性も問題ないレベルであろう。
【乗り心地】
ドイツ車みたいに「まるで金庫の中に居るような」とまではいかないが、走っていて段差を乗り越えてもボディ剛性に不足感はない。
足回りのセッティングはソフトで、意図的に締め上げられていたり、足が突っ張ったようなテイストとは好対照で、路面の凹凸をしなやかにいなしていく。
上記の走行性能、出来の良いシート等と相俟って、街乗りから高速道路まで快適で疲労度の少ないドライブを実現できる乗り心地。
【燃費】
試乗につき、未評価。
【価格】
CL 226万円、HL 258万円のポロと比較しても、またクルマとしての魅力からしても、かならバリューの高い価格設定。
【総評】
「全車速対応前車追従ACCが付いてたら...」等の要望はありますが、このスタイリングやデザインセンスに「ピピッと」来たら、買って良し!そう断言できるのは、実はクルマとしての本質的な部分がしっかりと作り上げてあるから。
トヨタ・プリウスやトヨタ・CH-Rのデザインを「カッコいい」と思える人は響かないかも知れませんが、「国産コンパクトカーはイマイチだし、VWも何か味気ないんだよなぁ...」という方は、是非ディーラーで見て乗って下さい。
白や黒の軽自動車やミニバンで溢れた路上や駐車場で、この他に類を見ない“親しみやすいオシャレさ”で包まれたC3は、とびきりの存在感を示すこと、間違いない。
そして、きっとあなたの(家族の)人生を少しだけ彩り豊かにすることでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
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C3の中古車 (全3モデル/222物件)
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- 支払総額
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- 208.0万円
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- 20.0万円
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C3 シャイン 認定中古車 ETC バックカメラ カープレイ 純正アルミホイール 取説 保証書 記録簿 クルーズコントロール ブラインドスポットモニター
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- 18.0万円
- 年式
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- 走行距離
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C3 カフェエディション ナビ CarPlay ブラインドスポットモニター クルーズコントロール 衝突軽減ブレーキ オートライト オートエアコン バックカメラ ETC スマートキー
- 支払総額
- 145.0万円
- 車両価格
- 130.0万円
- 諸費用
- 15.0万円
- 年式
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- 走行距離
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