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ENERGY SAVER 4 195/65R15 95H XL レビュー・評価
ENERGY SAVER 4 195/65R15 95H XL
ENERGY SAVER 4 195/65R15 95H XLMICHELIN
最安価格(税込):¥12,300 (前週比:±0 ) 7日前の最安価格との対比 発売日:2020年 2月 1日
タイヤ > MICHELIN > ENERGY SAVER 4 195/65R15 95H XL
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2023年3月31日 10:20 [1697726-1]
満足度 | 5 |
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走行性能 | 5 |
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乗り心地 | 5 |
グリップ性能 | 5 |
静粛性 | 5 |
プリウス50系に標準で採用されていたTOYO NANOENAGY J59が摩耗したために、このタイヤをチョイスしました。厳密には使用していたタイヤが5部山付近になり、タイヤのウェット性能が極端に落ちたために早めに交換し、600キロ走行して慣らし運転の最中のインプレッションです。
【走行性能】
ミシュラン製のタイヤは4度目の購入になりますが、さすがに航空機のタイヤを製造しているメーカーであり、タイヤの性能の進化を感じさせるものがあります。「走る・曲がる・止まる」の基本性能は高い次元で進化していることを感じさせます。
走る部分に関しては他のメーカーのスタンダードタイヤに相当するかもしれませんが、
このタイヤは実際にはコンフォートタイヤのレベルに相当するタイヤだと思っています。
走ってすぐに体感できるのはステアリングのセンター付近での直進性の良さです。他の国産タイヤに比較してステアリングが軽くなったような甘い感覚を感じると思いますが、その感覚と相反するように実際の直進安定性はとてもしっかりしています。
タイヤ規格がXL規格で指定空気圧が高いため硬いイメージがあると思いますが、実際は真逆でとてもしなやかでしっかりと路面をとらえています。
特筆すべきはウェット性能でトレッドパターンから排水性能が心もとなく思えるかもしれませんがが、ヘビーウェットでも確実に排水し、接地部分のグリップは確実に確保していることが体感できます。水たまりに片輪が乗ってもハンドルがとられることはほとんどありません。
タイヤの感覚としてはハイグリップタイヤ創世期の通常のラジアルタイヤとハイグリップラジアルタイヤほどの差といってもいいほど応答性、制動性、グリップ感、コントロール性が高いです。
【乗り心地】
XL規格のため通常のラジアルタイヤより空気圧を高く設定しますが、それに伴い乗り心地自体をゴツゴツしていると思われるかもしれません。
このタイヤはビードこそ硬いものの、サイドウォールがとてもしなやかで、路面の凹凸をしなやかに吸収しています。極端な例はマンホールの蓋に片輪を載せてしまった場合は、橋のジョイント部(つなぎ目)を乗り越えた際の衝撃を柔らかく吸収していることが体感できます。高速道路に多い橋のジョイント部は不快に感じることが多いはずですが、「ゴトッ!」が「コト」という表現に変化するほどしなやかです。後部座席ではこの変化が特に感じられると思います。最近の車はリアサスペンションにトーションビームを採用して特有の突き上げ感を不快に感じる人が多いと聞きますが、その突き上げ感をうまく吸収してくれるほどしなやかなになります。
不快な振動が少なくなった分、運転している人も同乗している人も疲労感が少なくなりました。
【グリップ性能】
特にコーナリング時の安定性は狙ったラインにステアリングを切るとほとんどアンダーステアで微修正を行うことはほとんどないです。しっかりと路面をとらえてラインをトレースして捉えていく、タイヤのグリップ限界はコーナリング中に怖さを感じてもグリップの限界はさらに上にあるという感覚です。もっとも日本国内でタイヤを泣かせるほどハードに攻めることはないと思いますが、山道の奥が深いコーナーに少しオーバースピードで進入してもスキール音が出ることはまずないほどコーナリンググリップは高いレベルにあります。そういう意味では国産タイヤのスタンダードタイヤよりコンフォートタイヤのレベルにあると思います。
ウェット性能の高さは路面がウェット時にABSが作動する頻度がほとんどなくなると思います。ブレーキペダルの踏力が同じでも確実に止まる安心感があります。
【静粛性】
トレッドパターンから想像できると思いますが、トレッド面のブロックが小さいため走行中の騒音はとても少なくなります。普段運転中にFMラジオを聞いていますが、前に履いていたタイヤでのボリュームのレベルよりも2段階音量を少なくしました。それでもラジオDJの声がはっきりと聞き取れるほど静粛性が高くなっています。
車によってはドアミラーの風切音の方が気になるかもしれません。
【総評】
一部のサイトのレビューでミシュラン・エナジセイバー4に履き替えたら燃費がスタッドレスタイヤより悪くなったという意見がありましたが、これは否定しません。
しかしこのタイヤはタイヤの慣らしに1000キロほどかかるといっていいでしょう。これはタイヤのコンパウンドの表面処理問題ですが、新品タイヤ装着後は粘着テープでも履いているのかと思うほど、タイヤの食いつきが良いです。慣らし運転を重ねていくほど平均燃費が上がっていきます。同じサイズのタイヤでもメーカーやシリーズによっては10%〜15%程度の差があり、タイヤが慣れてから本来のタイヤ性能が出てきます。履き替えた直後は燃費にがっかりするかもしれませんが、慣らしを終える頃には燃費も良くなります。
またミシュランタイヤはサンチェック(ひび割れ)しやすいという評価もありますが、タイヤワックスを油性ではなく水性にして1か月に1回程度塗布することで防ぐことができます。これはミシュランに限らずどのタイヤでも同様だと思います。
タイヤの価格は他のマーカーに比較して高いと思われがちですが、過去のミシュランタイヤの使用の経験から8万キロ持ったこともありますのでコストパフォーマンスは価格以上に高いものだと思います。
- 車タイプ
- セダン
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