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『運転席座るだけで発車オーライは未来チック?』 フォルクスワーゲン ID.4 2022年モデル あかビー・ケロさんのレビュー・評価
ID.4の新車
新車価格: 514〜648 万円 2022年11月22日発売
中古車価格: 380〜544 万円 (77物件) ID.4 2022年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ID.4 2022年モデル > Pro Launch Edition
2022年12月4日 18:48 [1654866-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
一見普通のドアノブだが。 |
シートがカッコよい |
|
先端尖った肘掛けは使いづらい |
ハンコックの255/45R20 |
ゴルフGTI試乗目的に立ち寄ったところ他の店に出払ってたので、仕方なく店内見てたらブランニューのID4の展示車あり、試乗車とあるとの事で、ゴルフの代車?でチョコっと味見(試乗)させていただきました。
同ジャンルで試乗済みのアリア(FF)とソルテラ(AWD)、ホンダe( RR)との回想比較入り
【エクステリア】
メーカーhpではフロントグリルを無くした電気自動車らしい力強さや新時代を感じさせる造形。また、アスリートのような力強い波状のショルダーライン、筋肉質なアーチ形状のサイドライン、低くダイナミックなルーフラインによって長く伸びやかなボディライン、またフラットなデザインの電子式アウタードアハンドルを採用し、Cd値0.28高いレベルの空力性能を実現することで、EVにとって重要な航続距離だけでなく、無音のEVだからこそ気になる風切り音の減少による静粛性向上で、ロングドライブでも疲れにくい車内空力達成したとか。
[フロント]第一印象は車幅広いなと思い聞いたところ1850ミリあるとの事。CX60まではいかないまでも実寸以上大きく見えるのは、横一文字に繋がってるヘッドライトのせいか。
電動カーお約束のグリルレスのっぺらぼうのようで、バンパー下部はグリル付き
フォグは上級グレードでも無いのでスッキリ醤油顔
[サイド]Cピラーがシルバーでフランス車みたいにオシャレ感あり。
[リア]一文字テールライトの為か何となくヴェゼルに似てる気が.
[ビックリ箇所]ドアノブが一見引き上げ式だが手を突っ込むとウェルカムライトが点灯。で裏にスイッチあり電磁ロック解除で引けば開くタイプ。
全体的にデザインが従来のフォルクステイストとはちょっと違うのは電気カーだから?と質問すると今後のデザイントレンドとして反映されるでしょうと営業談
ちなみにタイヤは255/45R20inchのハンコックです。
サイズは違うけど銘柄はエクストレイルと同じかな。
【インテリア】
1番気にいったのはスェード調のオシャレなセミバケ風電動パワーシートは何とシートヒーターは勿論マッサージ機能付き。(プロ仕様のみ)
あと室内のアンビエントライトが30色からチョイス可能。
内装のデザインはスッキリ、シンプルかつ高級感あり良さげですが、目立たない箇所の質感イマイチなのはトヨタ流。
例えば運転席のパワーウィンドウのスイッチが4個ですが2個に省略。後席はリアと書かれたボタン押し切替えが必要。
またメーターがハンドル内に収まるので、ハンドル調整しても視認性変わらないのが利点だけど、表示内容がシンプル過ぎて何か味気ないというか..
補助的なヘッドアップディスプレイは無く、センターモニターで各種操作します。
トランクはモーターが下にあるのでチョイ床が高目ですが、通常で543リッターと充分あり、センタートンネルはもちろん、感応式パワーテールゲートです。お得意のエンブレムノブで手動でオープンも可能。
【エンジン性能】
何とモーターは後ろで後輪駆動との事。
フロントボンネットの下は補機類と補助バッテリーでギッシリ。
ティグアンのシャーシ流用してるのかとと鎌かけると電気自動車専用のプラットフォームですとの返答。正解!
営業マンは加速良いと強調(どっかで聞いたセリフ)するので、アクセル強めに踏んでも一般道でその片鱗は垣間見る事はできませんでした。加速は車重なり。あくまで穏やか。
モーターパワーは不明
試乗車はバッテリーは77kwと大容量、カタログ値で561kmですが実測も530km走行可能とか。
【走行性能】
1番驚きはスタートから。スマートキー持ち、ドア開けるとスタンバイ、運転席座ると電源オン。あとはモニター横にあるダイヤル式のセレクター回すだけ。
スタートボタンはありません。
しかもアクセルはプレイの記号、ブレーキは一時停止の記号がアルミペダルに刻印されて、電動カーらしい?心憎い演出が…
しかし残念ながらワンペダル機能やパドルなし、回生ブレーキはBモードでしか作動せず、Dでは普通のATと同じです。
ハンドルはフロントにモーターない為か(重量配分は知らないけど)軽く、リア駆動でナチュラルな加速感はARIA(FF)やソルテラ(AWD)とはちょっと違います。
RRはホンダEで体験してるが、車重軽くタイヤが太い分加速のピックアップはホンダの方がスポーツカー感覚でした。
電動専用ならシャーシで低重心も加わって車体サイズの割にはARIAより鈍重感は少なくスポーツ走行向き。
気になったのはフロントノーズスラントし過ぎて、シート高めても左先端は見えず狭い道で車幅は判りづらい。パノラマビューあるようです。
【乗り心地】
車重もあり、フロントシートの出来もよいので乗り心地は車格に見合った感じ。
路面悪いところで、ガシャ音や共振音が一瞬鳴った事があったが、ダンパー等パーツ馴染めば解決するかも。
【燃費】未計測の為ノーコメント
充電はVWが設置進めてる90kwの充電器で80パーセント40分くらいとか。
家庭6kwだと13時間掛かるらしい
【価格】
試乗したプロランチエディションで630万程でパノラマルーフや20inchタイヤ等フル装備でアリアと比較してコスパは悪くないのでは。
ライトランチエディションで500万弱でバッテリーが52kwに、アダプティブヘッドライトや各種運転支援装置、18inchタイヤ等装備は100万分なりに落ちます。
トップグレードは国産ライバルに合わせた価格設定ですね。
ライトの値付けはホンダeが近いけどサイズ、走行距離等考えればお買い得はID4でしょ
【総評】
今年は電動カー元年になり、国内外からSUVで出揃った感あります。
いろいろ問題あるにしろ今後は電動カーがメインストリームになる事は間違いないので、ホンダeを初めにARIA、サクラ、id4等6車試乗してみました。
個人的には1番内外装デザイン個性的かつ近未来的でバランス良いのはARIAですね。次点でID4となりました。
ソルテラは値段に対しツギハギみたいなデザイン、内装の質感不足で予選落ちです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった13人
「ID.4 2022年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
思い切った選択 | 4 | 2024年5月5日 23:32 |
電気自動車のSUVならアリアの方がよさそうです。 | 3 | 2024年4月9日 00:52 |
意外とスゴい流石ワーゲン | 5 | 2023年11月25日 15:31 |
おおむね満足 | 4 | 2023年9月24日 17:12 |
クルマを買う前にはぜひ一日試乗をおすすめします。 | 2 | 2023年9月9日 19:53 |
良くも悪くも普通でした | 2 | 2023年8月1日 14:51 |
マイナーチェンジを待ちましょう。 | 2 | 2023年2月20日 22:17 |
メリデメが超はっきりしているクルマだけどEV入門おすすめ! | 4 | 2023年2月8日 21:51 |
VWが満を持して放つ!EV時代の新基準 | 5 | 2022年12月22日 13:29 |
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