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スズキ ワゴンR 2012年モデルレビュー・評価
ワゴンR 2012年モデル
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ワゴンRの新車
新車価格: 107〜150 万円 2012年9月6日発売〜2017年1月販売終了
中古車価格: 12〜130 万円 (2,215物件) ワゴンR 2012年モデルの中古車を見る
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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
FX | 2015年8月18日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FX | 2014年8月25日 | マイナーチェンジ | 7人 | |
FX | 2013年7月16日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
FX | 2012年9月6日 | フルモデルチェンジ | 11人 | |
FX (MT) | 2013年7月16日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FX (MT) | 2012年12月19日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FX 4WD | 2014年8月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FX 4WD (MT) | 2012年12月19日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FX リミテッド | 2015年12月21日 | 特別仕様車 | 1人 | |
FX リミテッド | 2013年7月16日 | マイナーチェンジ | 5人 | |
FX リミテッド | 2012年9月6日 | フルモデルチェンジ | 9人 | |
FX リミテッド 4WD | 2012年9月6日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
FZ | 2015年8月18日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
FZ | 2014年8月25日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
FZ 4WD | 2014年8月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
20周年記念車 | 2013年7月16日 | 特別仕様車 | 3人 | |
20周年記念車 4WD | 2013年7月16日 | 特別仕様車 | 4人 |
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア 外観などのデザイン及び機能性 | 3.67 | 4.32 | -位 |
インテリア 内装のデザイン及び機能性 | 3.72 | 3.92 | -位 |
エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など | 4.00 | 4.11 | -位 |
走行性能 走りのフィーリング及び操作性 | 3.78 | 4.19 | -位 |
乗り心地 乗り心地のフィーリング | 3.57 | 4.03 | -位 |
燃費 燃費の満足度 | 4.37 | 3.87 | -位 |
価格 総合的な価格の妥当性 | 4.02 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > スズキ > ワゴンR 2012年モデル > FX リミテッド
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2012年10月31日 22:43 [543978-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
サイドウインドー後端のくの字形状が新型の特徴 |
2代目以来の縦長リアコンビランプを継承 |
質感が飛躍的に高まったインパネまわり |
助手席下に薄型リチウムイオン電池を搭載 |
後席をワンタッチで折り畳んで荷室を拡大可能 |
好燃費だけでなく静粛性も魅力の3気筒エンジン |
千葉県浦安市の舞波まで行われた試乗会で、上級グレードのFXリミテッドに乗りました。なおターボエンジンの走りについては、同時に乗ったワゴンRスティングレーのレビューも参考にしてください。
エクステリアは誰が見てもワゴンRと分かる個性をキープしながら、サイドウインドー後端やフロントパンバー開口部にエッジをつけることで、スクエアなフォルムに動きを与えることに成功しています。インテリアは、インパネまわりの質感向上が目立ちます。ベンチタイプの前席の座り心地は、1時間ほどの試乗時間内では不満はありませんでした。
後席はスライドを最後方にすれば足が組めるほどの広さを誇ります。助手席の座面を開くと中に深い収納スペースが現れたり、後席の背もたれを前に倒すと座面が沈み込んでフラットに畳めたり、初代以来の高度な機能性がしっかり継承されているのもうれしい部分です。
新型は燃費・環境性能向上のために、助手席下にリチウムイオンバッテリーを搭載し、標準の鉛バッテリーと連携して充放電効率を上げる「エネチャージ」が特徴ですが、このバッテリーは薄型で、床に埋め込むように置かれているので、助手席下の収納スペースが浅くなっているようなことはありませんでした。
加速は自然吸気エンジンでも不満ありません。最大で70?もの軽量化が効いているようです。しかも静粛性は、日本で買える3気筒エンジン車としては、前後して乗ったフォルクスワーゲンup!と並びトップレベルでした。CVTの作動感はスムーズ。アイドリングストップは停止前のかなり早い段階で作動するものの、直後に再加速しようとアクセルを踏めば瞬時に再始動してくれるので、違和感はありませんでした。
試乗した日はまだ残暑が厳しかったので、エアコンを付けながらの試乗でしたが、長めの信号待ちでも我慢強くアイドリングストップを続けることが印象に残りました。蓄冷材を用いた「エコクール」のおかげかもしれません。
乗り心地は、特に街中でコツコツした細かい突き上げが目立ちます。ステアリングはスイッチのように、抵抗感なくスコッと切れます。新型ワゴンRは燃費向上のために、空気圧をかなり高めに設定しています。それが関係しているようです。ちなみにプラットフォームを共有するMRワゴンはどちらもしっとりしていました。ただし舞浜周辺でチェックした限りでは、コーナーでの挙動は安定していて、腰高感はありませんでした。
軽量ボディ、作動範囲の広いアイドリングストップ、2つのバッテリーを使った「エネチャージ」、蓄冷材を活用した「エコクール」など、新型ワゴンRに投入された技術はどれも感心するものばかりです。それだけに、さらなる燃費アップを狙ってタイヤの空気圧を高めに設定したものの、それが乗り心地やハンドリングに影響を及ぼしている現状は、残念でなりません。
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自動車(本体) > スズキ > ワゴンR 2012年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年10月31日 21:43 [543957-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
軽自動車の定番商品であるワゴンRは、2012年9月にフルモデルチェンジを実施し、5代目モデルが登場した。これまで5年ごとだったフルモデルチェンジ期間を4年に繰り上げて実施しただけでなく、大幅な軽量化や新機構・新技術を採用して低燃費を実現するなど、意欲的なクルマに仕上げられている。
スズキが9月に浦安のホテルオークラ東京ベイをベースに、また10月には東京のホテルニューオータニをベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、異なるシチュエーションで広報車両のFXリミテッドに試乗した。
今回のワゴンRはひと目見ただけでは新しいモデルなのかどうかが分からない。デザイナーは本当に仕事をしたのだろうかと思うくらいにキープコンセプトの外観デザインを採用した。良く見れば分かるとは言うものの、新旧モデルを見分けるのは、間違い探しのパズルでも解くかのようだ。
外観に比べるとインテリアデザインはそれなりの変更感があり、開放感を演出するとともに温かみを感じさせている。FXリミテッドは本革巻きステアリングホイールやシルバーの加飾などによって質感の高さも表現した。
基本パッケージングは従来のモデルと変わらず、大きく開くドアによる乗降性の良さや後席空間の広さなど、これまでのワゴンRが持つ長所はしっかり継承している。
走りはとても良くなった印象だ。アクセルを軽く踏んで走り出すと、実に滑らかな走りを見せる。アクセルを踏みすぎる必要もなくスムーズに走れるのは、ボディが軽くなったことが大きいのだろう。結果としてエンジンの回転数が低く抑えられるので、静かな走りも得られる。
ボディ各部の軽量化は、振動や騒音の面では不利になる要素なのだが、遮音材や制振材の効率的な配置によって振動・騒音性能も軽自動車として上々のレベルにある。アクセルを踏み込んで加速していくときにはそれなりに騒音レベルが高まるが、日常ユースの範囲内では文句のないクルマである。
操縦安定性については、文句というほどではないが注文を付けたい。従来のモデルではFXに設定がなく、FXリミテッドには標準装備されていたフロントのスタビライザーが、今回のモデルではともに設定なしになってしまったからだ。
これによって直ちに操縦安定性のレベルが大きく下がるというほどではないし、そこそこまとまった感じの足回りではあるのだが、スタビライザーが装備されていればさらに良くなったであろうことは容易に想像される。
ワゴンRスティングレーには、ターボ車だけでなく自然吸気エンジンの搭載車にもスタビライザーが装着されているのだから、ワゴンRにも装着して欲しいところだ。
燃費を考慮してエコ性能を追求したタイヤが装着されていて、空気圧もけっこう高いのに、その割にはゴツゴツ感のない走りになっていた。このあたりはうまくチューニングしたと思う。
今回のワゴンRには減速中に時速13kmにまで速度が落ちるとエンジンが停止する新しいアイドリングストップ機構が採用された。普通に停車しようとすると、停車する寸前にエンジンが止まる感じだ。
走行中にエンジンが止まる方式は、すでにスマートやミライースなども採用されている。ワゴンRではエンジンを止める速度がより高くなった。アイドリングストップ機構は止める時間が長ければ長いほど燃費が良くなる方向に向かうから、これは基本的に良い仕様だ。
ただ、状況によっては不満が生じるシーンもある。信号待ちで停車しようとしたとき、じんわりと停車しようとすると、13km以下に落ちたときにまずエンジンが停止する。そこで完全に停止するときのショックを小さくしようとしてブレーキを緩めると、エンジンが再始動してしまうことがある。
そのまま停止すると再びエンジンが止まり、すぐに信号が変わるとまた再始動して走り出すことになり、ちょっとわずらわしく感じられた。再始動のときの振動や騒音も軽自動車としてはまずまずだが、もっと良いクルマもたくさんある。
渋滞などで停止と発進を繰り返すようなときには、スイッチでアイドリングストップ機構をカットすることができるので、わずらわしい場合にはそうしたら良い。
このほか、主に減速時にエネルギー回生による発電をして、それをリチウムイオン電池に貯めて必要なときに使うエネチャージや、蓄冷体を凍らせることでアイドリングストップ時間を延長するエコクールなど、いろいろな新技術がワゴンRに採用されている。
その結果としてFF車で28.8km/Lの低燃費を実現したのはすごい。27.8km/Lにとどまる4WD車を含めて全車がエコカー減税で免税の対象になっている。
このように走りや装備、仕様などが大きく向上した割に、新型ワゴンRの価格は競争力のある水準に抑えられた。けっこう魅力的なクルマである。あえてもうひとつ注文を付けるなら、ホンダのN BOXと同じように、全車に横滑り防止装置のESPを標準装備して欲しいところだった。
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- 走行距離
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