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『大きいけど機敏な楽しい車』 BMW X4 M 2019年モデル sunny-cruiserさんのレビュー・評価
X4 Mの新車
新車価格: 1414 万円 2019年6月23日発売
中古車価格: 576〜1102 万円 (15物件) X4 M 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > BMW > X4 M 2019年モデル > M Competition
- レビュー投稿数:5件
- 累計支持数:75人
- ファン数:2人
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2023年3月22日 18:18 [1694697-1]
満足度 | 5 |
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エクステリア | 5 |
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インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
アルピンホワイトのX4 M Competition(F98) |
7000回転まで回したことはないですが、5000回転まではあっという間に回ります。 |
アルピンホワイトのX4M Competition(F98)とミネラルホワイトのM440iグランクーペ(G26) |
2021年6月にアルピンホワイトのX4M Competition購入して1年9ヶ月楽しみましたが、この度同じBMWのM440iグランクーペに乗り換えましたのでレビューを残しておきます。
一部に以前乗っていたメルセデスAMG C43 セダン(W205後期)との比較コメントがあります。
【エクステリア】
キドニーグリルやサイドミラーカバーとリップスポイラーはブラックでまとめてあります。
スポイラーは大きめでダックテール形状にも見える程度の多きさがあります。
リアのマフラーは左右2本ずつの合計4本出しで、可変フラップもついているため走行モードによっては排気音もかなり変化します。
21インチのホイールから覗くブレーキディスクは放熱対策としてドリル加工されていて、サイドから見てもかなり押し出し感の強いデザインです。
この車に乗っていて煽られることはありませんでした。
【インテリア】
センターコンソールとドアのサイドパネルはリアルカーボンの仕様です。ステアリングにはM1,M2ボタンがあり、これらそれぞれに独自の走行セッティングを割り振っておけます。
シフトレバーは通常モデルとは異なるシフト操作の形式で、Dレンジはレバーを右に倒し、Rレンジはレバーを左→上と言うM一桁モデル独自仕様になっています。
又、シフトレバーにはシフトタイミングを三段階に変えられるスイッチもあり、ATでも日常走行からサーキット走行まで対応できる仕様です。
アンビエントライトはメルセデスよりは選べる色数は少ないながら、車内上下でライトの色を変えられるようになっており、夜間は気分に応じて気軽に車内の雰囲気を変えられます。
前席のシートはMスポーツシートで、座面は薄めの印象でしたが長時間運転して不快ではありませんでした。
C43と比較してX4Mには省かれている機能もあります。例えばステアリングのチルトテレスコ機能が電動メモリー機能付きではなかったり、助手席のシートメモリー機能がないことやパフュームアトマイザーがないこと等です。
【エンジン性能】及び【走行性能】
エンジンは3Lの510馬力、トルクは600ニュートンで、約2トンの車重を4秒で時速100キロまで加速できる性能のため、一般道でその性能を開放する事はできません。私は一般道ではコンフォートモードですらアクセルを下まで踏み込んだことはありません。特にスポーツプラスモードにすると挙動も鋭くなるため、そのまま気分の上昇とともにスピードも上昇すると取り返しのつかないことになりかねず自制心が必要です。
とはいえ、一般道や首都高等でも車の性能の片鱗を感じることはできます。
X4Mは特にコーナーを走行している時に非常に安定しており、ドライ路面でもウェットな場面でもそれは変わりませんでした。タイトなコーナーでもヨレたりブレたりすることがなく、この点は前車のC43よりも安定しているという印象でした。
X4Mの方が車高も高いのに不思議ですが、フロントとリアの車幅が異なりリアの方が広いX4Mの踏ん張りが効いているかもしれません。
直進性についても極めて安定している印象で、120キロで高速を走行してもビクともしない印象でしたが、強い横風が吹いている時はC43の方が横からの圧力が少なかったと感じます。
排気音については、特にコールドスタートの時はかなり音量が大きくなります。
エンジンスタート後数十秒で通常のアイドリング時の音量に落ち着きますが、夜間や早朝は気を使います。特にコンフォートモードではなくスポーツモードやスポーツプラスモードにしてからエンジンをかけると、フラップも開くのか、明確に「爆音」と言って良いほどの音量になるので、確実に時間と場所を選びます。排ガス浄化触媒を早く暖めるためにエンジン回転数を上げて燃料噴射量を増やしているようなので仕方ない部分ですが、痛し痒しでもあります。
【乗り心地】
乗り心地は悪くないと思っています。しっかりとした接地感で、高速で道路のギャップを越えた時も車体の治まりがよくとても安定していました。しかし一般的にはBMWの数ある車種の中でM2と並んで一番硬いモデルと言われているようでした(複数の営業マン談)
特に後部座席の評価が良くないようですが、我が家では後部座席のチャイルドシートで子供はよく寝ていたので問題にはなりませんでした。
【燃費】
悪いです。
1万4000キロほど走って、車載燃費計で5.7キロ/Lです。
通勤には使用せず、日常の買い物や送り迎えと、月に2回ほど高速を使用して往復100キロほどの距離を走る用途で上記数値となります。
燃料費は月に2万円から多い時で3万円弱という感じでした。
【価格】
購入時の定価は1339万円だったため、それなりに高額な車両価格ではありますが、他社の同じ車格の車(例えばメルセデスAMGのGLC63SクーペやポルシェのマカンGTSのオプション大盛り)と比べれば少し抑えめの値段なので、相対的には高すぎる値段ではないと思います。
【総評】
この車はシートにゆったり腰掛けて片手ハンドルで安楽に走行する性格の車ではないので、運転することが好きな者としては乗っていて不満な点はほぼ無いとても楽しい車でした。パワー良し、音良し、安定感良し、ハンドリング良しと、走ることには大満足の車でした。
ただ、車幅が比較的広い(1925ミリ)車なので、都心部の駐車場では入庫できなかったり取り回しに苦労する点がありました。六本木ヒルズや東京ミッドタウン等の駐車場でも入れないところがあるので、その点、車幅1895ミリのX3Mの方が扱いやすいかもしれません。
メルセデスとの比較では、C43の方が良かったなと思う点もあればX4MCompetitionの方が良かったなと思う点もあり、どちらのメーカーもそれぞれ異なる性格に異なる良さがあったと感じています。乗り換えに際してはW206のC43とM440iの両方を検討しましたが、今の私の肌感覚にはBMWの方が好ましいと感じたためM440iグランクーペに乗り換えました。50代以上になればまた好みも変わってくるかもしれませんが、それまではBMWの駆け抜ける喜びを引き続き味わっていきます。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2021年5月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 1339万円
- 本体値引き額
- 50万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった7人
「X4 M 2019年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
大きいけど機敏な楽しい車 | 5 | 2023年3月22日 18:18 |
馬力に反してスムース 室内空間はクーペでも問題なし | 5 | 2021年11月29日 14:14 |
X4Mの中古車 (15物件)
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X4 M コンペティション 黒レザー ベンチレーション 禁煙 1オーナー ワイヤレスチャージ 全周囲カメラ 純正地デジ 電動トランク 21AW
- 支払総額
- 717.0万円
- 車両価格
- 688.0万円
- 諸費用
- 29.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 2.3万km
-
X4 M コンペティション 21AW 純正地デジ 黒革 禁煙 デモカー 全周囲カメラ アクティブクルーズコントロール オートマチックテールゲート
- 支払総額
- 1102.0万円
- 車両価格
- 1068.0万円
- 諸費用
- 34.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.6万km
-
- 支払総額
- 689.6万円
- 車両価格
- 665.0万円
- 諸費用
- 24.6万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 2.6万km
-
- 支払総額
- 576.8万円
- 車両価格
- 558.0万円
- 諸費用
- 18.8万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 5.6万km
-
- 支払総額
- 679.0万円
- 車両価格
- 648.0万円
- 諸費用
- 31.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 2.4万km