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『踏めば曲がるアウディクワトロ』 三菱 エクリプス クロス PHEV 2020年モデル トム ロングさんのレビュー・評価
自動車(本体) > 三菱 > エクリプス クロス PHEV 2020年モデル > G
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2024年3月24日 10:36 [1572827-5]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
BEVより実用的なPHEVから好評のこの車を選びました。Gグレードにメーカーオプションの純正ナビ、サンルーフを付けました。車歴はアウディA4クワトロ、アルファ156TS、BMW318I、7型ゴルフTSI です。
【エクステリア】
凡庸なデザインかと思います。チタニウムグレーメタリックだと落ち着いた雰囲気です。
【インテリア】
前車の7型ゴルフと印象が変わらないので、デザインは古いです。新型アウトランダーの液晶パネルを見ると新しいなと思います。インパネ等の質感は高級感はないものの安っぽくもないです。ウィンカー、ワイパーレバーの操作感にはガチャガチャ感が少しあり、ゴルフに負けます。シートはなかなかいいです、脊椎のS字キープが好みより少し甘いですが、ゴルフ並みにいいです。ただ自分の体格(174cm.60kg)でちょうどいいサイズなので大柄な人には窮屈ではないでしょうか。シートの座面背もたれはスエード調表皮、サイドは人工皮革で、人工皮革の縫製がもうひとつで曲線では波打ってます。
発進時などにキシミ音がします。ボディでなく内装からのようです。内装部品間、内装部品とボディの接合が若干ゆるいせいかな?ステアリングは少し左にオフセットしています。BMWよりマシですがゴルフよりは左寄りです。日本車なのに少し残念です。しかし運転しやすく、居心地のいいインテリアです。
オーディオは前スピーカーのみオプションのダイヤトーンに替えただけですが、けっこういい音です。エンジンが作動しても静かなのでクラシックが聴けます。
メーターパネルに時計がないのが不便です。
【エンジン性能】
基本的に低中速はバッテリーの電力でモーター駆動、アクセルを深く踏むとエンジンも発電して電力供給、高速域巡航ではエンジン駆動メインです。どの場面でも加速に不満はありません。巡航、つまり加速も減速もしない状態を維持するのが容易です。車速管理がしやすいクルマです。ターマックにするとアクセル操作に対する反応とパワーが明確に速く強くなります。それでもON/OFFだけにはならず過渡域、ニュートラル領域もあります。
【走行】
以前乗っていたアウディA4クワトロに似た安定感とコーナリング時のスムーズさで、ターマックにすると、クワトロにはなかったターンインの速さ、アクセルを踏むと増速しつつもアウトに行かずインに入るという動きを体験できます。AYCは確かにすごい機能ですが、摩擦円の余力を増速に使うことでヨーを増すもので、タイヤの摩擦円を超えることはできないので限界が上がるのではないことに注意が必要です。コーナリングパワーで摩擦円の限界近く使っていると、AYCが作動して後方へのベクトルが出ると合算で限界を超えてしまう恐れがあるのではないでしょうか。滑り出してもお助け機能がありますけど。ターマックはドライ路面限定にしておきましょう。
パンクのため純正タイヤをミシュランクロスクライメイトSUVに換えたら、乗り心地とステアフィールがかなり改善しました。上下動、頭を左右に振られる動き、低速時の細かい切り返しで出る電動パワステのウネウネした動きがあまり気にならないレベルになりました。
ACCはまあまあ良いです。LKASは白線がハッキリした緩カーブの高速なら使えます。
【乗り心地】
少し上下動、左右の揺れ、ショックの収束が荒いなと思っていましたが、タイヤ交換でかなり改善し、不満のないレベルです。快適に安楽に安心感を持って長距離移動がこなせます。
【燃費】
電費は7km/kWh程度、燃費はバッテリーセーブモードだと12-15km/Lというところです。
【価格】
バッテリーをそこそこ積んでいて、このクルマの出来なら、高くはないと思います。トヨタならあと50万くらいはするのでは。
【総評】
ファミリーユースに過不足なく、十分なスポーティネスがあり、快適で移動がラクで、災害時に電源にもなるし、かなり気に入っています。めったに見かけないのも良いところです。
購入後1年半が経ち、再レビューです。少々残念に感じる点があります。
夏の暑さです。過熱したダッシュボードからの熱射が強く、また日光がドライバーの顔、上半身や大腿にけっこう強く当たります。家族の使うトゥインゴはダッシュボード直下をエアコンの冷風が通過する構造になっており熱くならないのと、ダッシュボードの角度なのか熱射をあまり感じませんし、窓の設計が良いのかドライバーに当たる日光をあまり強く感じません。 フランス車に夏の快適さで負けるなんて…。あとシートもトゥインゴに比べると表面の張りが強めで、1時間で坐骨あたりが少し痛くなります。
プジョー3008のPHEVはサイズが近いのに(全長-95mm,全幅+35mm,車重-70kg)トランク容量が520Lも(+161L!)あります。電池はエクリプスクロスが0.6kWh多いだけです。もう少しパッケージングを詰めてほしかったですね。しかしプジョーには給電機能、S-AWC、日本製バッテリーがないので買うことはないですが。
全体的には満足しています。走りの質感はこの価格ではなかなか得がたいものだろうと思います。 リンクスオートのパワーバックドアをつけました。使い勝手やクオリティはけっこう良いです。 先日、渋滞中に隣にうるさい車がいるなと思って見るとマフラーを換えたエクリプスクロスPHEVでした。エンジンがかかると発電するために回転が上がるので停止していても排気音が大きいのでしょう。アイドル状態というものがありませんから。マフラー交換には注意が必要かと思いました。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年6月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 424万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった38人(再レビュー後:13人)
2023年10月19日 23:41 [1572827-4]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
BEVより実用的なPHEVから好評のこの車を選びました。Gグレードにメーカーオプションの純正ナビ、サンルーフを付けました。車歴はアウディA4クワトロ、アルファ156TS、BMW318I、7型ゴルフTSI です。
【エクステリア】
凡庸なデザインかと思います。チタニウムグレーメタリックを選んだら全体に落ち着いた雰囲気です。
【インテリア】
前車の7型ゴルフと印象が変わらないので、デザインは古いです。新型アウトランダーの液晶パネルを見ると新しいなと思います。インパネ等の質感は高級感はないものの安っぽくもないです。ウィンカー、ワイパーレバーの操作感にはガチャガチャ感が少しあり、ゴルフに負けます。シートはなかなかいいです、脊椎のS字キープが好みより少し甘いですが、ゴルフ並みにいいです。ただ自分の体格(174cm.60kg)でちょうどいいサイズなので大柄な人には窮屈ではないでしょうか。シートの座面背もたれはスエード調表皮、サイドは人工皮革で、人工皮革の縫製がもうひとつで曲線では波打ってます。
発進時などにキシミ音がします。ボディでなく内装からのようです。内装部品間、内装部品とボディの接合が若干ゆるいせいかな?ステアリングは少し左にオフセットしています。BMWよりマシですがゴルフよりは左寄りです。日本車なのに少し残念です。しかし運転しやすく、居心地のいいインテリアです。
オーディオは前スピーカーのみオプションのダイヤトーンに替えただけですが、けっこういい音です。エンジンが作動しても静かなのでクラシックが聴けます。
純正ナビの不満は時計表示の位置が画面の左端にあるので見づらいこと(メーターパネルに時計がないので不便。左ハンドルに合わせてしまってる?)、走行中は目的地設定ができないことくらいです。助手席の者が操作するときは可能にしてくれないでしょうか。
【エンジン性能】
基本的に低中速はバッテリーの電力でモーター駆動、アクセルを深く踏むとエンジンも発電して電力供給、高速域ではエンジン駆動メインです。どの場面でも加速に不満はありません。巡航、つまり加速も減速もしない状態を維持するのが容易です。車速管理がしやすいクルマです。ターマックにするとアクセル操作に対する反応とパワーが明確に速く強くなります。それでもON/OFFだけにはならず過渡域、ニュートラル領域もあります。
【走行】
以前乗っていたアウディA4クワトロに似た安定感とコーナリング時のスムーズさで、ターマックにすると、クワトロにはなかったターンインの速さ、アクセルを踏むと増速しつつもアウトに行かずインに入るという動きを体験できます。AYCは確かにすごい機能ですが、摩擦円の余力を増速に使うことでヨーを増すもので、タイヤの摩擦円を超えることはできないので限界が上がるのではないことに注意が必要です。コーナリングパワーで摩擦円の限界近く使っていると、AYCが作動して後方へのベクトルが出ると合算で限界を超えてしまう恐れがあるのではないでしょうか。現在のタイヤ摩擦円の大きさを検出して合計ベクトルを調節するような機能まではないと思いますので、アクセルはジワリと踏むことが大切です。滑り出してもお助け機能がありますけど。ターマックはドライ路面限定にしておきましょう。
パンクのため純正タイヤをミシュランクロスクライメイトSUVに換えたら、乗り心地とステアフィールがかなり改善しました。上下動、頭を左右に振られる動き、低速時の細かい切り返しで出る電動パワステのウネウネした動きがあまり気にならないレベルになりました。
ACCはまあまあ良いです。LKASは白線がハッキリした緩カーブの高速なら使えます。
【乗り心地】
少し上下動、左右の揺れ、ショックの収束が荒いなと思っていましたが、タイヤ交換でかなり改善し、不満のないレベルです。快適に安楽に安心感を持って長距離移動がこなせます。
【燃費】
電費はわかりません。バッテリーセーブモードだと12-15km/Lというところです。
【価格】
バッテリーをそこそこ積んでいて、このクルマの出来なら、高くはないと思います。トヨタならあと50万くらいはするのでは。
【総評】
ファミリーユースに過不足なく、十分なスポーティネスがあり、快適で移動がラクで、災害時に電源にもなるし、かなり気に入っています。めったに見かけないのも良いところです。
購入後1年半が経ち、再レビューです。少々残念に感じる点があります。
夏の暑さです。過熱したダッシュボードからの熱射が強く、また日光がドライバーの顔、上半身や大腿にけっこう強く当たります。セカンドカーのトゥインゴはダッシュボード直下をエアコンの冷風が通過する構造になっており熱くならないのと、ダッシュボードの角度なのか熱射をあまり感じませんし、窓の設計が良いのかドライバーに当たる日光をあまり強く感じません。 日本車がフランス車に夏の快適さで負けるなんて…。あとシートもトゥインゴに負けますね、ルノー並みに良いシートを備える日本車はないんでしょうけども。表面の張りが強めで、1時間くらい座ると坐骨あたりが少し痛くて身じろぎしてしまいます。
プジョー3008のPHEVはサイズが近いのに(全長-95mm,全幅+35mm,車重-70kg)トランク容量が520Lも(+161L!)あります。電池はエクリプスクロスが0.6kWh多いだけです。もう少しパッケージングを詰めてほしかったですね。しかしプジョーには給電機能、S-AWC、日本製バッテリーがないので買うことはないですが。
全体的には満足しています。特にこの走りの質感は自分が出せる金額ではなかなか得がたいものであると思います。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年6月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 424万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった12人
2022年11月4日 17:19 [1572827-3]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
補助金を機会に、BEVより実用的なPHEVから好評のこの車を選びました。Gグレードにメーカーオプションの純正ナビ、サンルーフを付けました。車歴はアウディA4クワトロ、アルファ156TS、BMW318I、7型ゴルフTSI です。
【エクステリア】
凡庸なデザインかと思います。前はダイナミックシールドで少し尖った直線的デザイン、しかし真後ろからはダンゴのような丸いシルエットでアンバランス。赤、白でなくチタニウムグレーメタリックを選んだら全体に落ち着いた雰囲気で、チグハグ感はだいぶマシです。
【インテリア】
前車の7型ゴルフと印象が変わらないので、デザインは古いです。新型アウトランダーの液晶パネルを見ると新しいなと思います。インパネ等の質感は高級感はないものの安っぽくもないです。ウィンカー、ワイパーレバーの操作感にはガチャガチャ感が少しあり、ゴルフに負けます。シートはなかなかいいです、脊椎のS字キープが好みより少し甘いですが、ゴルフ並みにいいです。ただ自分の体格(174cm.60kg)でちょうどいいサイズなので大柄な人には窮屈ではないでしょうか。シートの座面背もたれはスエード調表皮、サイドは人工皮革で、人工皮革の縫製がもうひとつで曲線では波打ってます。
発進時などにキシミ音がします。ボディでなく内装からのようです。内装部品間、内装部品とボディの接合が若干ゆるいせいかな?ステアリングは少し左にオフセットしています。BMWよりマシですがゴルフよりは左寄りです。日本車なのに少し残念です。しかし運転しやすく、居心地のいいインテリアです。
オーディオは前スピーカーのみオプションのダイヤトーンに替えただけですが、けっこういい音です。エンジンが作動しても静かなのでクラシックが聴けます。
純正ナビの不満は時計表示の位置が画面の左端にあるので見づらいこと(メーターパネルに時計がないので不便。左ハンドルに合わせてしまってる?)、走行中は目的地設定ができないことくらいです。助手席の者が操作するときは可能にしてくれないでしょうか。
【エンジン性能】
基本的に低中速はバッテリーの電力でモーター駆動、アクセルを深く踏むとエンジンも発電して電力供給、高速域ではエンジン駆動メインです。どの場面でも加速に不満はありません。巡航、つまり加速も減速もしない状態を維持するのが容易です。車速管理がしやすいクルマです。ターマックにするとアクセル操作に対する反応とパワーが明確に速く強くなります。それでもON/OFFだけにはならず過渡域、ニュートラル領域もあります。
【走行】
以前乗っていたアウディA4クワトロに似た安定感とコーナリング時のスムーズさで、ターマックにすると、クワトロにはなかったターンインの速さ、アクセルを踏むと増速しつつもアウトに行かずインに入るという動きを体験できます。AYCは確かにすごい機能ですが、摩擦円の余力を増速に使うことでヨーを増すもので、タイヤの摩擦円を超えることはできないので限界が上がるのではないことに注意が必要です。コーナリングパワーで摩擦円の限界近く使っていると、AYCが作動して後方へのベクトルが出ると合算で限界を超えてしまう恐れがあるのではないでしょうか。現在のタイヤ摩擦円の大きさを検出して合計ベクトルを調節するような機能まではないと思いますので、アクセルはジワリと踏むことが大切です。滑り出してもお助け機能がありますけど。ターマックはドライ路面限定にしておきましょう。
パンクのため純正タイヤをミシュランクロスクライメイトSUVに換えたら、乗り心地とステアフィールがかなり改善しました。上下動、頭を左右に振られる動き、低速時の細かい切り返しで出る電動パワステのウネウネした動きがあまり気にならないレベルになりました。
ACCはまあまあ良いです。LKASは白線がハッキリした緩カーブの高速なら使えます。
【乗り心地】
少し上下動、左右の揺れ、ショックの収束が荒いなと思っていましたが、タイヤ交換でかなり改善し、不満のないレベルです。快適に安楽に安心感を持って長距離移動がこなせます。
【燃費】
電費はわかりません。バッテリーセーブモードだと12-15km/Lというところです。
【価格】
バッテリーをそこそこ積んでいて、このクルマの出来なら、高くはないと思います。トヨタならあと50万くらいはするのでは。
【総評】
ファミリーユースに過不足なく、十分なスポーティネスがあり、快適で移動がラクで、災害時に電源にもなるし、かなり気に入っています。めったに見かけないのも良いところです。
ただ2トンの重量物を動かすのに必要なエネルギーは電気だろうとガソリンだろうと同じはずで、エコとは言えないんでは、という気はします。
走行3000kmを越え、車もタイヤも慣らしが終わったのか、人間が慣れてきたのか、街乗り、高速、ワインディングいずれも快適に楽しく運転しています。
家族の車としてトゥインゴEDCがありますが、ワインディングはこちらの方が楽しいです。何のデバイスもないし、コーナーではアクセルオフで待つしかないような場面もありますが、やはり車重が1トンしかないというのが大きいんでしょう。エクリプスクロスPHEVはターマックモードでも重さを感じることがあります。
電池の搭載量を減らし日産epowerのようにシリーズハイブリッドだけにして軽量化、さらに新型アウトランダーのモーターを載せた、ハイパワー軽量バージョンを作ってくれたら楽しいでしょうねぇ。でも無理だろうなぁ。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年6月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 424万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった8人
2022年9月30日 09:34 [1572827-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
補助金を機会に、BEVより実用的なPHEVから好評のこの車を選びました。Gグレードにメーカーオプションの純正ナビ、サンルーフを付けました。車歴はアウディA4クワトロ、アルファ156TS、BMW318I、7型ゴルフTSI です。
【エクステリア】
凡庸なデザインかと思います。前はダイナミックシールドで少し尖った直線的デザイン、しかし真後ろからはダンゴのような丸いシルエットでアンバランス。赤、白でなくチタニウムグレーメタリックを選んだら全体に落ち着いた雰囲気で、チグハグ感はだいぶマシです。
【インテリア】
前車の7型ゴルフと印象が変わらないので、デザインは古いです。新型アウトランダーの液晶パネルを見ると新しいなと思います。インパネ等の質感は高級感はないものの安っぽくもないです。ウィンカー、ワイパーレバーの操作感にはガチャガチャ感が少しあり、ゴルフに負けます。シートはなかなかいいです、脊椎のS字キープが好みより少し甘いですが、ゴルフ並みにいいです。ただ自分の体格(174cm.60kg)でちょうどいいサイズなので大柄な人には窮屈ではないでしょうか。シートの座面背もたれはスエード調表皮、サイドは人工皮革で、人工皮革の縫製がもうひとつで曲線では波打ってます。
発進時などにキシミ音がします。ボディでなく内装からのようです。内装部品間、内装部品とボディの接合が若干ゆるいせいかな?ステアリングは少し左にオフセットしています。BMWよりマシですがゴルフよりは左寄りです。日本車なのに少し残念です。しかし運転しやすく、居心地のいいインテリアです。
オーディオは前スピーカーのみオプションのダイヤトーンに替えただけですが、けっこういい音です。エンジンが作動しても静かなのでクラシックが聴けます。
純正ナビの不満は時計表示の位置が画面の左端にあるので見づらいこと(メーターパネルに時計がないので不便。左ハンドルに合わせてしまってる?)、走行中は目的地設定ができないことくらいです。助手席の者が操作するときは可能にしてくれないでしょうか。
【エンジン性能】
基本的に低中速はバッテリーの電力でモーター駆動、アクセルを深く踏むとエンジンも発電して電力供給、高速域ではエンジン駆動メインです。どの場面でも加速に不満はありません。巡航、つまり加速も減速もしない状態を維持するのが容易です。車速管理がしやすいクルマです。ターマックにするとアクセル操作に対する反応とパワーが明確に速く強くなります。それでもON/OFFだけにはならず過渡域、ニュートラル領域もあります。
【走行】
以前乗っていたアウディA4クワトロに似た安定感とコーナリング時のスムーズさで、ターマックにすると、クワトロにはなかったターンインの速さ、アクセルを踏むと増速しつつもアウトに行かずインに入るという動きを体験できます。AYCは確かにすごい機能ですが、摩擦円の余力を増速に使うことでヨーを増すもので、タイヤの摩擦円を超えることはできないので限界が上がるのではないことに注意が必要です。コーナリングパワーで摩擦円の限界近く使っていると、AYCが作動して後方へのベクトルが出ると合算で限界を超えてしまう恐れがあるのではないでしょうか。現在のタイヤ摩擦円の大きさを検出して合計ベクトルを調節するような機能まではないと思いますので、アクセルはジワリと踏むことが大切です。滑り出してもお助け機能がありますけど。ターマックはドライ路面限定にしておきましょう。
パンクのため純正タイヤをミシュランクロスクライメイトSUVに換えたら、乗り心地とステアフィールがかなり改善しました。上下動、頭を左右に振られる動き、低速時の細かい切り返しで出る電動パワステのウネウネした動きがあまり気にならないレベルになりました。
ACCはまあまあ良いです。LKASは白線がハッキリした緩カーブの高速なら使えます。
【乗り心地】
少し上下動、左右の揺れ、ショックの収束が荒いなと思っていましたが、タイヤ交換でかなり改善し、不満のないレベルです。快適に安楽に安心感を持って長距離移動がこなせます。
【燃費】
電費はわかりません。バッテリーセーブモードだと12-15km/Lというところです。
【価格】
バッテリーをそこそこ積んでいて、このクルマの出来なら、高くはないと思います。トヨタならあと50万くらいはするのでは。
【総評】
ファミリーユースに過不足なく、十分なスポーティネスがあり、快適で移動がラクで、災害時に電源にもなるし、かなり気に入っています。めったに見かけないのも良いところです。
ただ2トンの重量物を動かすのに必要なエネルギーは電気だろうとガソリンだろうと同じはずで、エコとは言えないんでは、という気はします。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年6月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 424万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった5人
「エクリプス クロス PHEV 2020年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
踏めば曲がるアウディクワトロ | 5 | 2024年3月24日 10:36 |
総合的に満足感の高い車 | 5 | 2023年11月26日 15:31 |
購入後1年6か月後のバッテリ要領追記 | 5 | 2023年10月13日 14:41 |
えっ良いじゃんMITSUBISHI | 5 | 2023年9月16日 22:09 |
未来がやって来た | 4 | 2023年9月7日 22:33 |
ハリアーやRAV4も検討したけれど納期・費用・急速充電などで決定 | 5 | 2023年7月16日 19:45 |
初めてのPHEV。 | 5 | 2023年3月26日 16:14 |
メーカーは丁寧な対応をお願いします。 | 4 | 2023年1月10日 09:38 |
走りよさと静粛性に加えて走行コストが低い! | 5 | 2023年1月6日 11:26 |
購入から約一年使用感だけ書きます | 4 | 2022年11月23日 05:51 |
エクリプス クロス PHEVの中古車 (129物件)
-
- 支払総額
- 316.0万円
- 車両価格
- 304.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.1万km
-
エクリプスクロスPHEV G ワンオーナー 純正メモリーナビ フルセグ バックカメラ スマートキー 純正18インチアルミ 純正オプションエアロ パノラマサンルーフ コーナーセンサー シートヒーター
- 支払総額
- 311.2万円
- 車両価格
- 296.0万円
- 諸費用
- 15.2万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.6万km
-
エクリプスクロスPHEV G 本革シート/シートヒーター/パワーシート/Alpine11型ナビ/地デジ/バックカメラ/衝突軽減ブレーキ/レーダークルーズコントロール/
- 支払総額
- 280.7万円
- 車両価格
- 265.9万円
- 諸費用
- 14.8万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 2.7万km