CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/c09bbb9a8dfc340f7bfd251f6a0bddf7ce1784cb/
SHAREゴルフGTIクラブスポーツ速報。価格差わずかでノーマルGTIより人気が出るかも!?
掲載 carview! 写真:Kimura Office 152
高性能版ゴルフの投入を急ぐ背景には販売台数の落ち込みも
半世紀近くドイツ、いや欧州そして世界市場でベストセリングカーのタイトルを持ち続けている「フォルクスワーゲン ゴルフ」にちょっとした異変が起きている。
2020年の販売台数を見ればドイツでは13万3900台、欧州では31万2000台でベストセリングカーであることは間違いないのだが、絶対的な販売台数が落ち込んでいるのだ。もちろんこれはコロナ感染拡大によるロックダウンでディーラーの販売活動が停止したことが大きな要因だが、それに加えて考えられるのはSUVへのシフトだ。例えばゴルフベースの「T-ROC」は同じ期間に4万5699台を販売しており、もしこの台数をゴルフのそれに加えれば、昨年とほぼ同じ販売台数になるのだ。
もう一つ考えられるのは電気自動車へのシフトだ。昨年の夏から販売を開始した同社のホープ「ID.3」だが、充電網や航続距離に納得できるユーザーの場合、どちらを購入するか決めかねている可能性も大いにある。昨年発表されたドイツ自動車専門誌アウト・モーター・ウント・シュポルトのゴルフとID.3の購入動向調査では、後者を選択するユーザーが増加していくのが読み取れた。
こうした傾向から、フォルクスワーゲンはゴルフのバリエーションの追加ペースを早め、ラインアップの充実に努めているようだ。特にスポーツモデルについては2020年の夏に「GTI」、暮れには2021年モデルの「GTI クラブスポーツ(CS)」が発表され、試乗会が本社のあるヴォルフスブルクで開催された。
クラブスポーツに搭載されるエンジンはGTIと同じくEA888 evo4の開発コードをもった2.0L 4気筒直噴ターボで、最高出力はGTIの245psから300PSへ、最大トルクは370Nmから400Nmへそれぞれ増加している。駆動力は7速DSG(ツィンクラッチ・オートマチック)によって前輪に伝達される。ダイナミック性能は0-100km・hが5.6秒、最高速度は250km/hでリミッター制御される。
一方、性能アップに対応するために新たにセッティングされたシャシーは15mmローダウンされ、サスペンションジオメトリーは一層シャープなセッティングへと変化している。さらに可変ダンパーとフロントデフロックシステムはネットワーク化され、ドライビングダイナミクスを司るメインコンピューターによって状況に応じて最適なセッティングが瞬時に計算、コントロールされる。
エコ、コンフォート、スポーツ、インディビジュアルのドライビングモードには新たにスペシャルが加わった。これはニュルブルクリンクでのスポーツ走行に合わせてセットされる。クラブスポーツのラップタイムはスタンダードのGTIよりも13秒速いと発表されている。
クラブスポーツはGTIと異なるエクスクルーシブな外装デザインが与えられている。まず左右のヘッドライトを結ぶ赤いアクセントラインに並行してLEDライトが組み合わされ、グリル下端左右には一対のウィングレットが埋め込まれ、フロントスポイラーと共にダウンフォースを生み出している。ルーフ後端のリアスポイラーは大型化され、リアアクスルの接地性を高めている。またプラス55psのパワーの象徴ともいえるエグゾーストパイプは楕形のマフラーカッターが採用されている。ただし、不思議なことに「クラブスポーツ」を示すエンブレムやロゴはどこにも見当たらない。
インテリアは基本的にはGTIと同じだが、赤いアクセントラインが入ったアルカンターラ張りのスポーツシートと、それに見合ったインテリアトリムがスポーツムードを高めている。操作系も基本はGTIと共通で、ドライバー正面に8.25インチ、ダッシュボード中央には10インチ(オプション)のタッチパネルがレイアウトされている。待ち受け画面はGTIと同じスポーティなデザインだ。
-
- 新車価格(税込)
-
691.2 〜 792.8
-
- 中古車本体価格
-
20.0 〜 828.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.06.23
三菱デリカ『D:6』準備中、D:5が19年ぶりにフルモデルチェンジ
-
業界ニュース
2024.06.23
トヨタ・ホンダ対抗!? 日産「斬新・小型ミニバン」どんな人が買う? 「車中泊最強かも」 バネットとは
-
イベント
2024.06.23
バイクで伊勢神宮参拝『おかげ参りツーリングラリー』が6月22日~11月9日まで開催。全国どこからでもスタート可なので、気軽に参加できる!
-
業界ニュース
2024.06.23
[元警察官に聞いた] 押収された違法改造バイクは、警察側で処分するのか? 持ち主に返却するのか?
-
”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?" width="200">
業界ニュース
2024.06.23
「激安っ!」“3550”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?
-
業界ニュース
2024.06.23
バイクとコーヒーって結構似てる!? “とある感覚”で気付いた共通点
-
業界ニュース
2024.06.23
パーツの豊富さが決め手! カスタマイズに最適な『中古車』とは?~カスタムHOW TO~
-
業界ニュース
2024.06.23
【10年ひと昔の新車】フォルクスワーゲン CCは「パサート」の名が取れてアップグレードされた
-
スポーツ
2024.06.23
エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンのファクトリーを訪問。フェラーリ陣営に交渉のプレッシャーか
-
ニューモデル
2024.06.23
【最新モデル詳報】3代目ホンダ・フリードはユーザーを「笑顔」にするジャストサイズモデル。AIRとCROSSTARの2シリーズで発進!
-
業界ニュース
2024.06.23
[バイク歴史探訪] 1960年代前半からあった国内“HY戦争”【ホンダvsヤマハの仁義なき戦い】
-
業界ニュース
2024.06.23
約100! マツダが“新型”「軽トラック」発表! 5速MT+“LSD付き”4WDもアリ! 燃費も高まった「スクラムトラック」に販売店でも反響あつまる
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.6.22
次期型の行方にヤキモキするファンも注目、幹部が断言する「半端な新型GT-Rは作らない」の中身
-
コラム
2024.6.21
【230】一長一短ありますが…インプレッサの最安グレード「ST」はアリかナシか?
-
コラム
2024.6.21
トヨタ・スバル・マツダが発表した“三者三様”ハイブリッドはいつ・どのモデルに搭載されるのか?
-
コラム
2024.6.20
三菱「デリカミニ」と「eKスペース」が一部改良。デリカミニの人気グレードやカラーも公開
-
コラム
2024.6.20
【100超えオーブンも】超高級家電でキメたレクサス公式「GX」が“ロールス的な世界”に到達
-
コラム
2024.6.19
新型「X3」が「1シリーズ」級の未来感で爆誕。超スッキリ×イルミで新世代BMWデザインが完成
-
試乗記
2024.6.19
【また売れそう】新型「フリード」プロトタイプ試乗 見た目だけじゃなく走りも全方位アップデート
-
コラム
2024.6.19
【仲良くしろ!】EV信者×アンチEVのドロ沼論争が今度は“マンションの資産価値”問題に発展
-
コラム
2024.6.18
【2025年登場】次期「カローラ」の主力は「カローラクロス」に。BEVとPHEVも追加か
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!