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3社共通の背高&後席スライドドア車トール・タンク・ルーミーの完成度
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:望月 浩彦 1
デザインはタントのコンパクトカー版
多くのバリエーションの中から2モデルに試乗した。まずは「トール G“SAII”」。グレード名の「SAII」とは衝突回避支援システムのスマートアシストIIのこと。衝突軽減ブレーキや誤発進抑制制御、車線逸脱警報などが備わる。先般ダイハツはステレオカメラを用いたスマートアシストIII(スリー)を発表し、軽自動車のタントに設定したが、トールたちには単眼カメラとレーザーを用いたひとつ前の世代のスマートアシストIIが採用された。IIIはIIに対して性能が向上しているため、いずれはトールなどもIIIに切り替わるだろう。それを待って……という人もいるだろうが、IIとIIIでは使う装置が異なり、内外装の形状変更を伴うので、切り替えはすぐではなく1、2年後のマイチェンのタイミングではないだろうか。あくまで予想だが。
トール G“SAII”をだだっ広い駐車場に置いて眺める。ボディカラーはバケツのような青のファインブルーマイカメタリック。コミュニケーションカラー(カタログなどで使われる色)だけあって似合っている。スタイリングはとにかく四角い。できるだけ全長、全幅、全高を抑えて最大限室内を広くしようとすると、これしかないというカタチだ。タントの登録車版という感じでもある。
工夫といえば、ピラーをすべてブラックとするフローティングルーフという手法を用いている。これはキャビンの長さを強調しているのだとか。短い全長に対し全高が高く、ずんぐりむっくりに見え、おまけに色がこれだとドラえもんみたいだが、そうしたデフォルメ感を少しでも解消しようということだろう。
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155.7 〜 192.0
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- 中古車本体価格
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0.0 〜 238.0
みんなのコメント
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2021/4/24 16:29この記事は古い。初期のトールやルーミー。 2021年での投稿です。
当初は・・パワーが無い、ターボは低速でブルブル異音発生、ハンドルが軽すぎて怖い、シートが小さくホールド性が悪い。。等々、今一評判が悪かった。
しかし、小生はマイナーチェンジ後のルーミーを購入し、一般道や高速道路で検証したけど・・ノンターボでも必要十分。ハンドルも味付けが変わり、高速では適度に重くて丁度良い。シートもホールド性が増し、少し大きくなって申し分無し。 せいぜいケチ付けるなら・・軽く操作すると3秒で消えるウィンカーランプと小物入れが少ない事くらい。
2021年3月には登録車販売数で2位。 それも3車種合わせのヤリスに負けただけ。ヤリスを分散させれば、日本一の販売台数が、この車の良さを物語っている。 勿論、コスパが良い事も影響しているが。-
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