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ホンダ ステップワゴンスパーダ 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
331.2 〜 391.3
-
- 中古車本体価格
-
4.8 〜 534.9
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2022.11.25
- 年式
- 2022年5月〜モデル
- 総評
- 先代は販売面でライバルに水を開けられていたが、6代目は受注も順調のようだ。同時期にフルモデルチェンジしたノア/ヴォクシーと比べるとデザインに派手さはないものの、クリーンな造形が新鮮でもある。ミニバンとしての実力は互角以上に渡り合えるほど。居住空間にも余裕があり、3列目シートの座り心地もよくなった。ライバルよりも安価な価格設定も大きな魅力となっている。
- 満足している点
- ワイドな視界がもたらす運転のしやすさと取りまわしのしやすさ(最小回転半径5.4〜5.7m)は運転を苦手とする人にも心強い味方。ミニバンとしてはしっかりとした足まわりと力強く、スムーズなe:HEVの走りも心地よい。チルト&テレスコピック機能付きステアリングが備わり、ドライビングポジションが決めやすいのもいい。
- 不満な点
- スパーダはブラック内装でスポーティな雰囲気を演出しているが、明るいグレーやホワイトなどの明るい内装色があってもいい。運転席まわりの収納スペースは充実しているが、使い勝手についてはノア/ヴォクシーのほうがややリードか。
- デザイン
- ベーシックなエアーに対してフロントグリルを大型化、控えめなデザインのエアロパーツを装着。シンプルなデザインを受け継ぎながら精かんな表情を演出し、サイドも無駄なラインを廃してクリーンな面構成で仕立てられている。また、フロントバンパーを20㎜延長して立体的な造形とした。リヤデザインは初代、2代目のデザインをモチーフとしているが、モダンな造形は好感の持てるもの。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.11.22
- 年式
- 2022年5月〜モデル
- 総評
- スタイルやインテリアなどこの雰囲気が気に入ったら“買い”でしょう。室内は居心地の良さが重視され、ホンダの日本向け車両としては最大の室内空間となり、従来のステップワゴンには採用のなかった2列目オットマンも装着。何が言いたいかというと、快適性はかなりのレベルだってこと。車酔いしないように乗り味や視界をチューニングしたのも、気づかれにくいですが地味にうれしいポイント。
- 満足している点
- とにもかくにもその雰囲気だと思います。ノア/ヴォクシーやセレナといったライバルとは異なり、スッキリとしたシンプルなエクステリアはまるで無印良品のような感じ。好感を持てる人も多いのではないでしょうか。もうひとつ、左右跳ね上げではなく床下に格納できる3列目シートはライバル勢が搭載しておらず、日常的に3列目を畳む人にとっては大きなアドバンテージとなることでしょう。
- 不満な点
- ズバリ、先進運転支援システムがライバルよりも遅れていることです。先代に比べると安全システムは大きく進化しているのですが、ライバルであるノア/ヴォクシーのフルモデルチェンジでの進化幅が大きすぎました。高速道路での渋滞時にハンドルから手を離しての運転まで用意しているのですから。そのため大きく差がついてしまったのです。ただ、そのあたりに関しては「ライバルが進みすぎた」というだけであり、新車全般的に見ればステップワゴンが劣っているというわけではありませんが……。
- デザイン
- エアロ仕様の「スパーダ」でも、ノアやヴォクシーに比べるとスッキリとしたデザインですね。控えめな上質さという感じです。ライバルの「オラオラ系」と好みが分かれると思いますが、個人的にはステップワゴンのほうが好きです。新型はどことなく初代や2代目の雰囲気があり、一周回って元に戻った感じがしませんか?
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2022.11.21
- 年式
- 2022年5月〜モデル
- 総評
- どの席に座っても見通しがいい室内空間や、どの席でも使いやすいポケット類。シートアレンジもしやすく、どんな用途でも便利に快適に使えるミニバンです。デザインのインパクトがちょっと控えめですが、あまりギラギラしたミニバンが好きではない人、都会的な上品さを求める人におすすめ。安心感をプラスしたい人はHonda CONNECTも活用してほしいです。
- 満足している点
- 夜間に対面通行の自動車専用道路などを走る際に、アダプティブドライビングビームがとても便利で手放せなくなります。ハイビームをつけっぱなしでも、いちいち対向車などがきた際にロービームに戻す手間がなくなり、ストレス軽減。視認性も圧倒的にアップするので、ヒヤリとする瞬間が少なくなると思います。
- 不満な点
- 世界初の静電タッチセンサーを採用しているパワースライドドア。見た目がスッキリしているし、確かに指で軽く触れるだけなので便利なのですが、たまにこちらの指が悪いのか、感度の問題なのか、触れても開かないことがありました。また、街灯の少ない暗い駐車場などで、目印がボディ同色で識別しにくく、どこがタッチセンサーなのかがわかりにくいのも弱点かなと感じます。
- デザイン
- 下品にならず、都会的な雰囲気を演出しているところはステキ。なんですが、見る人によっては他社のライバルと比べるとちょっと押しが弱く、ギラつきも薄く、中途半端に思えるかもしれません。高速道路でバックミラーに迫ってくると思わず退いてしまうような迫力か、ひと目で新世代ミニバンだと感じるような斬新さがどこかにあるといいなと思います。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2022.11.21
- 年式
- 2022年5月〜モデル
- 総評
- ステップワゴンが新型になって全体的に良くなったのは事実であるが、ライバルと比べると「新型になったぞ!」と感じられる部分が少し弱い気がしている。だがメカニズムや各種装備は進化しながらもライバルと比べて先代との価格差を抑えてきたホンダに拍手を送りたい。3列目の床下収納といったステップワゴンにしか持ち合わせていない武器もあるので、ミドルクラスミニバンを検討中なのであれば、検討候補に入れておくべきだ。
- 満足している点
- ライバルと比べて「先代からさほど変わっていない価格」と「床下収納が可能な3列目シート」が強み。価格については実際に見積もりを出してみても想像していた金額とのそこまで差異がないはずだ。そして3列目シートを床下収納できるミドルクラスミニバンは、現状ステップワゴンだけである。この利点が好きでステップワゴンを乗り継ぐ人も少なくない。その他のGoodポイントとして「派手系」になりがちなカスタム系グレードの「スパーダ」が標準モデルとなる「エアー」のプレーンなイメージを保っている点を挙げておきたい。
- 不満な点
- これはスパーダに限った話ではなく、ステップワゴン全体の話となってしまうが「ライバルに比べて燃費性能がやや劣る」という声もあるかもしれない。実際そうなのだが気にするほど大きな差ではないと思う。それよりも乗り心地の硬さの方が気になる。乗り心地が悪いという訳ではないのだが、「コツコツ感」があるのだ。先代よりも重たくなった車重も影響しているのかもしれないが、それが乗り心地や各種走行性能にも悪影響を及ぼしているという印象を受ける。それはライバルと比べ得た場合でも同じ。家族のミニバンというところを考えると、懸念材料となる場合もあるだろう。
- デザイン
- ミニバンの場合、全体的なシルエットは似通ってしまうが、初代をオマージュしたようなステップワゴンらしい各種ラインは、キャラクターが表れていて好印象。そのステップワゴンらしさの中に、灯火類やグリルなどのデザイン処理で今風なエッセンスを加えている部分も良い。一目見てステップワゴンと分かるのが何より嬉しい。またカスタム系グレードはゴテゴテした印象になりやすいが、スパーダはステップワゴンのデザインキャラクターを生かしたデザインに仕上がっているのも好印象。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.11.21
- 年式
- 2022年5月〜モデル
- 総評
- トヨタのノア/ヴォクシーと比べて燃費性能に若干の差はあるが、ミニバンとしてのユーティリティ性や走行性能、装備レベルなどはほぼ同等または同等以上。そしてなんといっても「決して下品ではない範囲での、絶妙に力強いデザイン」は、ステップワゴン スパーダという車の最大の魅力だ。
- 満足している点
- デザインの“塩梅”が、素晴らしいというかちょうどいい。「シンプルでクリーンなAIRではちょっと物足りないが、他社のカスタム系は押し出し感が強すぎて好きになれない」と感じる人にうってつけ。またAIRと違って「ブラインドスポットインフォメーション」などが標準装備なのも嬉しい。
- 不満な点
- 気になる点はほとんどないステップワゴン スパーダではあるが、強いて言うなら「燃費」は、もうひと声伸びてほしいところ。
- デザイン
- フォルムの基本部分は標準モデル「AIR」と同一だが、「スパーダ」は厚みを持たせたリアバンパーや、ボディ下部を囲むメッキモール、テールゲートスポイラーなどが相まって、力強い印象となっている。またインテリアも同様に、ブラック基調となっていることで“強さ”が表現されているわけだが、全体的に下品なニュアンスは皆無。いわゆるカスタム系のなかでは異質なまでにハイセンスだといえる。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.8.9
- 年式
- 2022年5月〜モデル
- 総評
- 96年の初代登場時、一世を風靡していたオデッセイと並んでホンダの看板商品であった。ツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)の総工費を支えるほど売れたという。6代目となる新型は3列目シートでの実用性を大いに考えた。2列目→3列目となるにつれ高くなるシート座面(シアターシート)は視界が広く好評だ。
- 満足している点
- 初代のシンプルでボクシーなスタイルを現代に復活させた。競合車の押し出しが強いデザインに苦手意識をもつユーザーからは高評価だ。内装にしても水平基調で見切りが良いので運転しやすい。ヴェゼルやシビックから採用された車内レイアウトで、ステップワゴンでは3列目シートまで水平のウインドラインとして広々感を強調した。
- 不満な点
- シンプルなスタイルはユーザーによって評価が分かれる。とくにスポーティグレードとして成り立つスパーダの場合、もっとアグレッシブなデザインが良かったという声も聞かれる。全長が4800/4830mmとやや長く、狭い駐車環境では気を遣うという点も若干のマイナスポイントか。先進安全技術のオプション選択ができないグレードがある。
- デザイン
- デザインは先代からのキープコンセプトで、標準モデル(今回はAIR)とスポーティモデル(スパーダ)の2本構成となる点も継承。一方で全幅を55mm広げるなど随所を進化させている。直線基調のボクシーなスタイルは万人受けを狙った。スパーダではクロームメッキ処理とフロントグリルの意匠を変更しワイド感を強調している。
-
- 伊藤 梓(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2021.3.25
- 年式
- 2015年4月〜モデル
- 総評
- 個人的には国産のミニバンの中で、もっとも推せるのが、このステップワゴン。運転するのが楽しくないミニバンが多い中、真面目に走りを作り込んでいるところが素晴らしい。運転しにくいミニバンに乗ると、どんどん運転も怖くなるので、「運転が苦手だけど、どうしてもミニバンが必要」という方は、ぜひステップワゴンも試して欲しい。また運転だけではなく、使い勝手もきちんと考えられているし、子どもが楽しめる“わくわくゲート”などが付いているところも◎。
- 満足している点
- とっても使いやすく、便利に設計されているにも関わらず、きちんと運転しやすさも考えられているところ。特にシートアレンジなどは余計な力が必要なく簡単にできるので、ぜひ一度触って体感して欲しい。
- 不満な点
- ハイブリッドの設定がスパーダのみになっているのは、少々疑問に残った。結局のところ、スパーダの方が人気があるのも理解できるが、個人的にはノーマルの柔らかいデザインの方が女性も馴染みやすいと思うので、こちらもハイブリッドの選択肢があったら、なおよかった。
- デザイン
- ホンダ車は、力強いデザインが多い中、ステップワゴンは柔らかい表情にデザインされていて、女性目線でも好感が持てる。家族で使う前提できちんと考えられていて、お父さんが運転してもお母さんが運転しても、どちらにも似合うデザインになっているクルマだ。ただ、マイナーチェンジの際に、スパーダのデザインが変更になって、他のミニバンと同様の“顔面ギラギラ”になってしまったのは、個人的には寂しい。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2021.3.10
- 年式
- 2015年4月〜モデル
- 総評
- デザインがおとなしすぎるせいでしょうか、販売台数では競合に遅れをとっています。しかし「出来の良い、便利な箱車」であるのはもう確実ですので、人気うんぬんやリセール価格にさほどこだわらない人には、大いにおすすめできる一台です。
- 満足している点
- 同クラスのミニバンでNo.1かどうかはわかりませんが、上位に入ることは間違いない走行性能と、便利な「わくわくゲート」、そしてHonda SENSINGが全車標準装備である点は、この車の大きな美点です。
- 不満な点
- 機能面での欠点はほぼなく、どの点においても「クラス標準以上」といえるミニバンなのですが、人によっては「デザインが地味」と感じるかもしれません。
- デザイン
- 普通のミニバンと言ってしまえばその通りですが、全体のフォルムにはどこか絶妙な「カタマリ感」があって、道具としての美しさを感じます。またややワイルド系なデザインの「スパーダ」にも、下品なニュアンスはありません。しかし登場から約6年が経過し、やや古さを感じるようにはなったかも。
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