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日産 アリア 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
659.0 〜 944.1
-
- 中古車本体価格
-
398.0 〜 835.9
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.1.19
- 年式
- 2021年6月〜モデル
- 総評
- BEVとしての完成度は高く、プレミアムブランドの輸入BEVよりもリーズナブル。アリアの本命は4輪制御技術「e-4ORCE」搭載のB9になりそうだが、一充電航続距離の長さや走行性能で高い実力を発揮するのは容易に想像がつく。いち早くBEVに取り組んだ日産の技術と経験がアリアに見出せる。
- 満足している点
- 存在感のあるエクステリア、日本の伝統工芸を盛り込んだ上質なインテリアがいい。BEVならではの静粛性の高さ、滑らかでスムーズな加速は同クラスのライバルを上まわるレベルにある。
- 不満な点
- ファミリーユースとして使うのであれば気にならないが、後席は大人が座るとフロアと座面の間隔が短めで座った際に足を投げ出すような姿勢になる。スペースは広くてもとくに長身の人は落ち着かないのでは。
- デザイン
- イメージスケッチから抜け出してきたようなスタイリングが新鮮。インテリアも電源を入れるとアイコンが浮かび上がる木目調パネルが新しい。内外装のクオリティも高く、異質とも言える存在感がアリアには見出せる。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2023.1.11
- 年式
- 2021年6月〜モデル
- 総評
- クルマの新しい方向を感じさせるデザイン、インテリア、そして走りです。参考までに「リーフ」とどう違うかといえば、パッケージングがSUVになっているだけでなく、車体や室内がひとまわり大きく広く、室内の仕立てが上質になっています。そのうえ航続距離も長くてパワフルですね。
- 満足している点
- 先進性を感じるEVならではのデザインと、同様にこれまでのクルマと明らかな違いを感じるインテリア。電動で前後に調整できるセンターコンソールなんて面白いですよね。もちろん、EVならではのスムーズな加速や静かな室内も魅力です。
- 不満な点
- 補助金を前提に考えたとしても、やはりガソリン車に比べると高いですよね。それをどう考えるかではないでしょうか。あと、2022年末現在、納車はかなり時間がかかる模様です(それもあって受注停止中)。なので現時点では「どうしてもこれが欲しい」という人にお勧めできるクルマだと思います。
- デザイン
- 先進的かつ流麗なデザインで好印象。オラオラ系とは全く異なるスマートな顔つきもいいですよね。プロポーションまで話を広げると、アリアのスタイルは実に電気自動車らしいもの。その理由はボンネットが短いからです。エンジンを収めることを前提にパッケージングを組み立てたら、こんなに短いボンネットでは成立しないでしょう。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.12.21
- 年式
- 2021年6月〜モデル
- 総評
- 日産が勝負に出たというか、先進性を全面に押し出してきた雰囲気を強く感じるクルマ。そして中身もその雰囲気にしっかりと見合っていると感じる。ただ、そんな雰囲気があるだけに、本命とも思えるe-4ORCEモデルの登場を期待してしまいたい。個人的に今アリアの購入を検討しているのであれば、少し待ちたいと思ってしまうところ。
- 満足している点
- 日産は早くからリーフでBEVに取り組んでいたこともあって、その知見が生かされていると感じる点が良い。スペックが飛び抜けて優れているという訳ではないものの、完成度としてはBEVの中では高いと思う。また、進んだ運転支援システムが装備できるのも嬉しいポイントだ。BEVというと先進性が高いイメージがあるので、パワーユニット以外にもそのイメージに合った装備が用意されているのは、クルマのキャラクターを考えればぴったりと言える。
- 不満な点
- 乗り心地がハードなポイントが気になる点だ。バッテリーで車重が重たくなってしまうBEVだから仕方がないという声もあるかもしれないが、クルマのキャラクターを考えた場合、いささかハード過ぎると感じる。そのほか価格だったり積載性だったりと細かく上げれば色々と気になる点はあるが、どのポイントもBEV特有の問題とも言えるポイントだ。アリアで感じる不満はBEV全体の問題と言えるだろう。
- デザイン
- Vモーショングリルを取り入れながら、全体的に伸びやかなで大柄なシルエットは先進性を全面に押し出した印象となっていて、BEVにふさわしいデザインと感じられる。特にクーペライクなルーフからCピラーにかけてのラインは美しいし、シルバーのモールもこのラインをより際立たせている。サイドの造形もさりげなく色の明暗が出るようになっている他、より大径にタイヤ&ホイールが見えるようなデザイン処理も未来的なイメージを際立たせている。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 1
2022.12.21
- 年式
- 2021年6月〜モデル
- 総評
- 本来であれば軽自動車の「サクラ」、汎用の「リーフ」、そして「アリア」という布陣でBEV戦略が作り込まれ、e-POWER軍団として「ノート&ノート・オーラ」、「エクストレイル」、「セレナ」がその横に並び、世界的な電動化車両メーカーとして名を馳せるはずだった。が、コロナ禍で計算通りにはいっていない。とはいえ日産には世界初の乗用車における量産型BEVを発売した意地があり、その象徴が今回のアリアである。早期の販売再開に期待したい。
- 満足している点
- まずはこのスタイリッシュな内外デザイン。BEVはどうも真面目なイメージがつきまとうが、アリアは垢抜けている。インテリア各部に採用されたHMIにも注目。物理スイッチの代わりに、光源スイッチに触れると振動し、スイッチを触ったことを実感させる。過去からあった手法だがアリアほど徹底させるとすごく新鮮だ。スカイラインから導入が始まったProPILOT2.0も採用。手が放せるくらい信頼度の高い高度運転支援システムだ。
- 不満な点
- 不可抗力といえばそれまでだが、受注停止がこれだけ長く続き、ラインアップの拡充もままならない状況はいかんともしがたい。コロナ禍はすべての国と地域の工業製品に影響を及ぼしているからだ。一方、軽自動車のBEV「サクラ」はアリアほど影響を受けていない。部品が一つでも欠けると完成車とならないから致し方ないが、柔軟な対応を想定したサプライチェーンづくりがコロナ禍前から想定されていれば、「たら・れば」話ながら、さらに良かった。
- デザイン
- 基本的なスタイル路線はSUVそのものだが、水滴をイメージしたスムースなルーフラインと、大きな抑揚をもたせたサイドパネルのデザインを組み合わせた。ラウンジのような空間と日産が謳うだけあって、インテリアも従来の内燃機関モデルとは一線を画す。BEV専用設計のプラットフォームを用いたことで床面はフラットで低い。よって他のBEVにありがちな足元の窮屈さも感じない。物理スイッチを極力配したHMIも次世代感にあふれている。
-
- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.6.23
- 年式
- 2021年6月〜モデル
- 総評
- 長年BEVを作り続けてきた日産だからこその完成度。さらに都市型SUVという現在人気のフォーマットで出してきたことに、日産の本気度を感じる。室内空間も垢抜けており、いいクルマ感がとても高い。
- 満足している点
- 圧倒的な静粛性。インテリアも想像以上のモダンで上質であるほか、USB端子も多く使い勝手は良好。街乗り最強といいたくなるほどの圧倒的完成度に驚く。
- 不満な点
- 自宅に充電設備がないと購入に踏み切れないところ。
- デザイン
- 新世代日産の魅力を凝縮したエクステリア。随所に日本を意識させる遊び心がちりばめられている。もともとのベースがノートとは思えないほど内装はしっかりしており、日本車とは思えないセンスの良さを感じさせる。
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- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2022.6.20
- 年式
- 2021年6月〜モデル
- 総評
- “大きすぎないボディサイズとラウンジのような室内を両立したパッケージ”と、“電動感を押し出しすぎず、小回り性能も犠牲にしないスッキリとした走り”がアリアの大きな魅力だと感じました。デザインに一目惚れできるEVというところもいいですね。
- 満足している点
- 高速道路を走行した後に急速充電するのはバッテリーを劣化させる原因になりやすいのですが、アリアは長年のノウハウを生かし、例えば100km/hで走行してバッテリー残量16%で30分の急速充電を繰り返した場合でも、安定した充電量が得られる性能を実現しています。これは実際のユーザーが何年後かに実感するところですが、これまでのEVのネガを解消しようとするところは、さすが日産ですね。
- 不満な点
- 木村拓哉さんがムーンウォークを披露したTVCMでも話題となった、車外からリモート操作でアリアを前後に動かせる機能なのですが、実際にやってみようとしたらけっこう手順が煩雑で……。まぁでも、これも「運転操作」に入るものなので、簡単にできたら大変だという理由もわかりますけどね。
- デザイン
- カッコよさ、未来感、日本の伝統的なデザインをさりげなく取り入れているセンスのよさ。どれをとっても国産EVで最高のデザインじゃないでしょうか。ボディカラーも美しく、輸入車からの乗り換えが目立つというのも納得です。
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