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- 「日常を支える道具」としては秀逸
トヨタ タンク 「「日常を支える道具」としては秀逸」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
「日常を支える道具」としては秀逸
2021.10.29
- 年式
- 2016年11月〜モデル
- 総評
- カーマニアとしての視点で見た場合の評価はさほど高くはない車ですが、「日常の道具」として見るならば不足はなく、むしろ使い勝手に優れる見事な道具だと言えます。
- 満足している点
- コンパクトな寸法のゆえの取り回し性能の良さと、考え抜かれた積載性能(シートアレンジの容易さなど)は、この車の大いなる美点です。
- 不満な点
- 道具としての使い勝手は良好ですが、車としての質感(ドライブフィールや乗り心地など)は「そこそこ」と言うほかないニュアンスです。
- デザイン
-
4
- ダイハツ トールのトヨタ版として2016年11月に発売されたトヨタ タンクはトヨタ ルーミーの姉妹車ですが、2020年9月にルーミーに統合される形で販売終了となりました。「カスタム」同士で比べた場合、大仰なフロントグリルを採用しているルーミーと違い、シャープな台形のフロントグリルを採用していたタンクのほうが好みだった……という人は多いかもしれません。
- 走行性能
-
3
- パワーユニットは最高出力69psの1L直3自然吸気と、「G-T」および「カスタムG-T」に搭載された最高出力98psの1L直3ターボ。自然吸気のほうはほどほどのパワー感でしかありませんが、ターボ版のほうはまずまず活発な走りを味わえます。
- 乗り心地
-
3
- 自然吸気エンジン搭載車の乗り心地は「可もなく不可もなく」といったニュアンスですが、ターボ車の乗り心地は少々硬めです。
- 積載性
-
5
- コンパクトなボディではありますが、積載性は良好です。後席を前にスライドさせて荷室を拡大した場合には、機内持ち込み用スーツケース4つ積載可能。リアシートはダイブインさせることもできますので、その場合には荷室長が1500mmに延長されます。
- 燃費
-
4
- JC08モード燃費は自然吸気エンジン搭載車が22.0〜24.6km/Lで、ターボ車が21.8km/L。総じてまずまず良好です。
- 価格
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4
- 新車は終売となっているため、これからタンクを買う場合は中古車を探す必要があります。モデル全体の中古車相場は55万〜200といったところで、「カスタム」はおおむね80万〜200です。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 中古車本体価格
-
44.0 〜 219.5
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- 新車価格(税込)
-
146.3 〜 190.3
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