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SHARE日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したトヨタ新型「プリウス」をZ世代が試して感じた「令和のスペシャリティカー」とは
日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた5代目プリウスを試してみた
その年に日本で販売されたクルマの中から、最も優れたクルマを決める「日本・カー・オブ・ザ・イヤー」。昨年末の2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーは、2023年1月に5代目へとフルモデルチェンジしたトヨタ「プリウス」が受賞しました。Z世代の若手ライターが実際にプリウスを試乗してさまざまなシチュエーションでチェックしてみました。
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歴代プリウスから大幅にキャラ変! その理由は?
現行型で5代目となるトヨタ「プリウス」は、歴代で最も大きな方向転換をしたモデルとなりました。これまでのプリウスの役目は「ハイブリッド車を普及させること」。そのため、オールマイティな使い勝手や日常性を意識した、いわば万人受けなクルマに仕上げられていました。しかし、現在のトヨタのラインナップを見てみるとコンパクトカーからSUV、ミニバンに至るまで、ありとあらゆるクルマにハイブリッドが用意されています。そのような背景から、「プリウスはどうあるべきか」が今回のフルモデルチェンジでは再定義されたといいます。
そこで目指したのは「ひと目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたエモーショナルなクルマ。簡単に言えば、ハイブリッドだから選ばれるクルマではなく、「プリウスだから」選ばれるクルマを目指したといえるでしょう。
先進性を感じさせるスタイリッシュなインテリア
実際に実車を見てみると、大きくAピラーが寝ているシルエット、低く構えたフロントノーズなど、実用性よりもデザイン重視なクルマに感じます。しかし、そんな全体的な印象だけでなく、細かなポイントに「プリウス」のロゴマークが冠されているのもこだわりを感じるポイントです。正直この大きく寝かせられたAピラーの影響で、斜め前方の視界は良好とは言いがたいです。スタイルを取るか運転のしやすさを取るかでいえば、間違いなくスタイルを取った仕様と言えます。
インテリアも「攻め」を感じるデザイン。トップマウントメーターから伸びやかに配置されたステアリングは、なんだか未来を感じる雰囲気に仕上がっています。「bZ4X」のデビュー時はメーターの視認性に難があると言われていたトップマウントメーターですが、プリウスではシートポジションとの位置関係が改善されたのか、不満を感じることはありませんでした。2023年に改良されたbZ4Xもメーターの視認性は向上しているかもしれません。プリウスのメーターを見てみると、視線の移動が少なく慣れてくるとこちらの方が快適と思ってしまうほど。メーターの在り方も過渡期にあるのかもしれません。
スポーツカーを思わせる低いシルエット、細かな部分に入ったプリウスのロゴ、そして先進性を感じるインテリア。実用重視のセダンというよりはスペシャリティカーな雰囲気すら感じます。
ハイブリッドならではの走り味はスポーティな雰囲気
実際に走らせてみると、スペシャリティカーな雰囲気はより増しました。これまでのプリウスと比べるとスポーティな乗り味で、ベーシックなセダンとして考えると少し乗り心地がハードだと感じてしまうほど。でもその代わりステアリング操作に対するシャープな反応は、交差点さえも楽しいコーナーに変えてしまいます。
ワインディングに入るとその印象はさらに強まりました。シャープなステアリングフィーリングはもちろんですが、スポーツモードを選ぶとモーターの特性を生かし、スロットルレスポンスも機敏なものになります。ひとたびスロットルを大きく開けば、胸のすくような加速を見せてくれます。
また、ハイブリッドでありながらブレーキタッチが比較的自然に仕上げられているのも好印象です。プリウスは今回のフルモデルチェンジで走りが気持ちいいモデルへと大きくキャラ変したことを実感しました。
これぞ令和のスペシャリティカー
その昔、スペシャリティカーと言えばスタイリッシュなクーペが流行っていました。しかし、時代は流れスペシャリティカーというジャンルはほぼ壊滅状態に……。そんな現代に現れたプリウスは、「令和のスペシャリティカー」と呼ぶべき存在なのではと感じました。
利便性や日常性、実用性といった万人に受ける性能は先代の方が優れていたかもしれません。しかし、それ以上にスタイリングとドライバーを笑顔にする乗り味を求めたのです。そしてそのドライビングの楽しさには、ハイブリッドというパワートレインもひと役買っています。走りが楽しいスタイリッシュなハイブリッドカー。そのあり方はまさに令和のスペシャリティカーといえます。
「ハイブリッドだから買う」から「プリウスだから買う」へという価値観の創造は、間違いなく確立することができていると感じる試乗体験でした。
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みんなのコメント
でも、年寄りが乗らなくなるから「プリウスミサイル」という不名誉な称号は無くなるかもね。
・・・もしかして、開発陣もそれ(ミサイル)が嫌で、スペシャルに振ったのかもw